2021/05/19
ブロンプトンを買うにあたって鍵(ABUS BORDO LITE MINI 6055/60)を購入しましたが、実際に使ってみると施錠解錠に鍵を毎回使うのが思っていた以上に面倒です.
1. 鍵(本体)を鞄から取り出す
2. 鍵を解錠する
3. 鍵をかける
4. 用事が済んで鍵を解錠する
5. 鍵をしまう
という流れがちょこっとした用事(パン屋でパンを買うときなど)に結構煩わしく感じるようになりました.対策として2.をスキップするために解錠したまま鍵を持ち歩いているのですがそれでも面倒です.
なので、ダイヤル式の鍵を買おうと思っていくつか調べていたのですが、なかなか手ごろなものがありません.カジュアルな窃盗犯対策と割り切って安価な鍵を買えば良いのですが、安価なダイヤル錠ってロック桁数が3桁だったり、数値を自分で変更できないなど割り切るにしてもちょっと厳しいものがあるのです.
あれこれ調べているうちに、ダイヤル式でなく指紋認証でロック解除できる鍵があるというのをしりました.
ああ、いいじゃんこれ、ヨドバシに在庫もあるし、でも在庫僅少だし、ポイント使えば出費も抑えられるし…… と、寝る前のぼんやりとした頭でポチッとしてしまいました.
FUJIFILM X100V
購入したのはULACのTRON-XDという鍵です.注文から約12時間後に到着.相変わらずヨドバシは配送が早いです.荷物を受け取った時の印象は「なんか重たくない?」というものでした.
FUJIFILM X100V
指紋認証を使うのに充電するために電源アダプタでも入っているんだろうとかと思って開梱してみたところ付属していたのは鍵本体と短いUSBケーブル、そして非常用のアナログな鍵2個のみ.重さ566gとのことで自転車用の「ちゃんとした」鍵としてはこれでも軽量なほうなのですが、塊感というかずっしりとした感触があります.
いわゆる「U字ロック」と呼ばれるもので、自転車用の鍵としてはかなり防御性の高いものです.シャックル(鍵をかける部分)は太さ14mmのアルミ棒を囲むように分厚いシリコンで覆われています.
カジュアルな鍵を買うつもりでいたのに、最初に買ったBORDOよりも防御性高いですねこれ.
FUJIFILM X100V
自転車用の鍵なので防水構造とするために指紋認証センサー部分にはシャッターがついています.
FUJIFILM X100V
この四角い部分が指紋認証のセンサーです.初期セットアップとしてマニュアルを読みつつ左右の人差し指と親指の指紋を登録しました.全部で20本まで登録できるそうなので、複数人数での使用も考慮しているようです.登録して使ってみるとiPhoneに比べて認証精度が落ちるかなという印象でした.また指が濡れていると認証精度がかなり落ちますね.
指紋認証で解錠するということはつまりバッテリを使うということでもあります.センサー横にmicroUSB端子があり、充電の必要があります.フル充電すると2,200回の開閉ができるそうです.バッテリが切れた場合にはその場で充電するか予備の物理鍵を使って解錠することになります.物理鍵ですが、分厚いシリコンの防水蓋の奥にあるので、蓋を外すのが非常に面倒です.バッテリ切れしないようこまめに充電しつつ使いたいところです.
いいものを買った感と、鞄への収納性とかの面でちょっと厳しいかなという感もあって、当初買おうと思っていたものは果たしてこれでよかったものかとやや悩んではいます.
【追記】
鞄への収納とかに悩んでいたのですが、ちょうどいい場所を見つけました.
Apple iPhone SE2
シートポストを通して、折りたたんだときに移動用として使うホイールの間に挟み込むようにするといい感じで固定されます.
Apple iPhone SE2
ただし、荒れた路面だとガタガタと音がするのがやや気になります.下面のテールライトと干渉しているのでしょうか.振動で指紋認証システムとかがダメになりそうな怖さもちょっとあるので、少し工夫した方がいいのかもしれません.
2021/05/17
就寝時の照明用としてLEDランタン、BALMUDA The Lanternを購入しました.
本体カラーは標準であればホワイト、ブラック、グレーの3色ですが、直販のみクラシックレッドとネイビーブルーが用意されています.今回は直販で購入したということもあり、クラシックレッドを選びました.
バルミューダ製品はGreen Fan2を使用しており、以前にリモコンを壊して直販サイトを利用したことがあってそのときに会員登録をしていた関係でバースデークーポンが送られてきたので3,000円引きで購入することができました.
FUJIFILM X100V
本体はプラスティック製で、ガラスのように見える部分はポリカーボネート製かなにかのようです.金属やガラスを使うと重厚感は出るかと思いますが、重さやぶつけたときに破損するリスクを考慮すると、安っぽさを抑えつつもプラスティックを使用するというのはいい選択のように思われます.ちなみに重量は630gくらいです.
FUJIFILM X100V
スイッチは1つだけ.電源のON/OFFと明るさ調整を兼ねたノブがついているのみ.
FUJIFILM X100V
明るさを抑えめにすると暖色系の色味になり、しかも揺らぎを再現しています.
FUJIFILM X100V
さらにノブを回すと暖色系から白色に近い色味に変わっていきます.
FUJIFILM X100V
最大まで回すとそこそこの光量となり、読書灯としても使えるくらいの明るさになります.
FUJIFILM X100V
底面にバッテリが取り付けられています.点灯時間は明るさに応じて3-50時間.またIP54の防塵防滴構造となっているので多少の粉塵や水しぶきにも耐えられるようになっています.
FUJIFILM X100V
USB電源アダプタが付属しているのですが、ランタンのロゴがついているのがいいですね.microUSBなのはちょっと残念なところ.USBケーブルは1mで、自分は棚に設置して使用する都合上やや短いのでもう少し長いものを購入しました.
FUJIFILM X100V
直販限定としてキャリングケースが付属してきます.バルミューダの製品は量販店で買っても値段が変わらなかったりするので、限定カラーが選べておまけが付くのは魅力です.
実際に就寝時に使ってみましたが、暖色系の照明に加えてわずかな揺らぎがなんともいえない良さがあります.
2021/04/22
自宅ではケーブルテレビのインターネット契約を使用しているのですが、1日前くらいから急に動作が不安定になってしまいました.
通信自体は切れることもなく速度も80Mbps程度は出ているのですが、反応が遅いのです.具体的にいうと、リンクをクリックしたり、Twitterの画像を表示させたりする時に数秒の待ちが発生します.
自宅の通信環境はバッファローの有線LANルータにAppleのAirMac Expressを接続して無線LANネットワークを構築しています.バッファローは2011年、AirMac Expressは2012年の製品なので10年近く使ったことになります.コンピュータの世界で10年前はもはやレガシーの領域なので無理して使い続けるようなものではありません.まだなんとか通信ができているうちに新しいものを調達することにしました.
FUJIFILM X100V
購入したのはNECのAterm WX3000HP.
購入にあたって検討したのは、
・Wi-Fi 6に対応していること
・あんまり刺々しい(アンテナが目立つ)ようなデザインではないこと
くらいでしょうか.NECのネットワーク製品は自分がいくつか触ってきた製品の範囲内では安定して動いているので信頼性重視で選びました.
FUJIFILM X100V
現状のAtermシリーズでは上から2番目の機種です.ちなみにWi-Fi 6に対応した製品がNECはまだ2種類しか出ていません.Wi-Fi 6規格ができてからそこそこの月日が経過していますが、NEC的にはまだ従来のWi-Fi 5で十分と考えているのでしょうか.
いままで触ってきたAtremシリーズの製品と比べて、けっこうずっしりとした重みを感じます.
接続はいたって簡単.ケーブルテレビのケーブルモデムと接続して電源を入れ(このとき、マニュアルではケーブルモデムの電源も入れ直すようあったのでそちらもいったん電源オフ)、設定画面にログインしたらすでに接続完了していました.SSIDの名前変更やLAN周りの細かな設定変更をし、ファームウェアアップデートをかければふつうに使えるようになりました.
つまづいた点をあげるのならば、WPA3にするとWPS接続不可になることくらいでしょうか.
肝心の速度ですが、いままで下り80Mbps程度であったのが、昼の時間帯で270Mbps、夜でも180Mbpsくらい出るようになりました.それにもまして、クリックしてからのレスポンスの速さが全然違います.
自宅作業も多く、自宅内にこもっているあいだもインターネットに接続していることは多々あるわけで、いわば生活インフラのような部分で快適になるのはやはり重要ですね.
2021/04/17
納車後、さらに必要?にかられていくつかの品々を追加購入をしました.
FUJIFILM X100V
TOPEAKのX-Tool+です.携帯工具とかマルチツール、などと呼ばれる、様々な工具をひとまとめにしたものです.以前に乗っていた自転車でもTOPEAKのマルチツールを使っており、重宝していたので同じメーカーのものを選びました.以前のものを使えばいいかなと思っていたのですが、保管状態が悪かったせいか錆が出てしまっていたので買い換えました.お値段は約2,000円.
ブロンプトン純正のツールキットというものも用意されており、ブロンプトンをメンテナンスするのに必要な工具やパンク修理キットが機能的にまとめられており魅力的ではあるのですが、パンク修理は基本的に店任せにしたいと考えているので、そうすると必然的に必要な工具がアーレンキー(六角レンチ)プラスアルファくらいに限定されるのですよね.
純正品ツールキットのフレームにすっぽり収まる合理性は魅力ではあるのですが、1万円以上する価格はやや躊躇してしまいます.
FUJIFILM X100V
2、2.5、3、4、5、6、8mmのアーレンキー、T20、T25のトルクスレンチ、それからプラスドライバが収まっています.本体がエンプラなこともあってカタログ値で112gと軽いのも魅力.
FUJIFILM X100V
LEZYNEのフロアポンプ(空気入れ)、SPORT FLOOR DRIVE 3.5です.
これもまた、以前の自転車の時に使っていたものを使うつもりだったのですが、経年劣化でどこかから空気が漏れてしまうので買い替えとなりました.また、ブロンプトンには手で入れるタイプの空気入れ(ハンドポンプ)が車体に取り付けられていますが、店のかたいわく「あくまで非常用」とのことで、本来必要となるような高圧の空気を入れるのは無理、とのことでした.
FUJIFILM X100V
自転車のチューブには仏式、米式、英式の3種類がありますが、この空気入れは仏式と米式の両対応モデル.先端のパーツをいったん外して取り付け向きを変えると方式を切り替えることができます.初期状態ではスポーツ車でメジャーな仏式になっていましたが、ブロンプトンは米式なので向きを変更して対応.
先端のパーツを自転車のチューブにねじ込んで接続する方式なので取り付け/取り外し時のエア漏れが少ないのは美点です.
FUJIFILM X100V
大きな気圧計.いままで使っていたものと比べて直径で倍くらいあります.
220PSI/15BARまで対応と、かなり高圧まで行ける仕様ですが、いま使っているタイヤで115PSIが上限なのでややオーバースペックではあります.
FUJIFILM X100V
鍵について気になったこと.
出かけたときに地球ロックを試してみましたが、取り付けられる柱の太さはやはり限られます.左の柱ではフレームをロックすることはできませんでした.
FUJIFILM X100V
U字ロックの鍵よりは若干余裕があるのですが、もう少し大きな鍵でもよかったかなという気もしています.
2021/04/15
Apple iPhone SE2
注文から約3週間.年度初めの忙しさもひと段落したころに、自転車店より納車の準備ができたとの連絡がありましたので受け取りに行ってきました.
Apple iPhone SE2
ショーケースというか収納棚?に収まっている自分の自転車.
納車にあたり、30分ほどかけて折りたたみや展開の方法などレクチャーを受けました.何回かやってみればそれほど難しくはないことがわかるのですが、知らないと折りたたみも展開もできなさそうです.
FUJIFILM X100V
店を出て、そのまま家に帰るのもどうかと思ったので、とりあえず多摩川に.多摩川の土手にはサイクリングロードがあるので感覚をつかむにはちょうどよかろうと.分不相応な気もしますが、この車体色(クラウドブルー)、なかなか爽やかな感じがしていいですね.
FUJIFILM X100V
手持ちの小さめの革鞄をハンドルにぶら下げてみました.鍵や財布くらいであればこの鞄で十分そうです.
FUJIFILM X100V
純正のロールトップタイプの鞄を.付属品などの荷物が多くて鞄が膨らんでしまいやや不格好になってしまいましたが、そこそこの収容力があるのがわかります.日帰りくらいであればこれでしょう.
FUJIFILM X100V
おさらいとして折りたたみをやってみました.キックスタンドをつけていない場合は、この「おすわり」状態が自立できる状態となります.キックスタンドよりもこちらの方が安定性はあるので、荷物を載せている場合や風が強いときはキックスタンドよりこちらのほうがよさそうです.
FUJIFILM X100V
完全にたたんだ状態.ちょっと見づらいですが、フェンダーについた小さな車輪が地面に接しており、コロコロと動かせるようになっています.この状態だと持ち上げてもロックされているので、タイヤやハンドルがぶらぶらと動いてしまうようなこともありません.サドルのシートポストが下がると、各パーツをロックする仕掛けになっているそうですが、見ても仕組みがよくわかりません.
またチェーンなどの駆動系は衝撃を受けにくい内側に収まっているのもよくできてるなという印象です.
店から多摩川、そして自宅まで10kmほど走った印象.
スポーツ車ではない(イギリスでは実用車扱い?)のですが、フラットバーハンドルのモデルにはタイヤ幅の狭いスリックタイヤがついていることもあって、乗り心地はそこそこハードですね.空気圧を少し落としてもいいかなという気もしました.
発進/登坂用の低速ギアと走行用の高速ギアの2段変速ですが、10%を超えるような急坂でない限りはこれで十分な印象です.低速ギアで走行時に漕いでいるあいだも少し音がするのが気になりました.高速ギアのほうはほぼ無音なのですが.漕いでいないときのラチェット音はやや大きめ.静かなほうが好みなのでパーツ交換などで対応できるか尋ねてみようかと思います.外装2速なので内装ギアほどのフリクションロスはないですが、BBやホイールをはじめとしたパーツ交換で改善の余地はありそうです.
店から多摩川に行く途中に20%くらいの急坂(下り)があり、慣れていないこともあって腕に力が入りすぎたせいか翌日まで残る筋肉痛や疲労感が出てしまいました.サドルの角度や位置を調整して様子を見つつ走ったところ、身体の一部に痛みが残るようなこともなくなりました.