約10年前に購入記事を書いたポーレックスのコーヒーミルがレバー取り付け部分が摩耗して外れやすくなって危険なので(というより外れたレバーが指に当たって怪我をした)、新しいコーヒーミルを買うことにしました.その前に使っていた電動ミルも10年以上使ったと書いているので、自分にとってコーヒーミルは10年くらいは使う品ということでしょうか.
他の製品も含めあれこれチェックしたのですが、ある程度の量の豆が挽けるような製品で(3人分くらいまとめて作って水筒に入れてちょっとずつ飲むのです)惹かれるものがなくてちょっと迷っていました.そんななか、Amazonでポーレックスのコーヒーミルのレビューを読んだところ、以前のものより改良されているとあり、だったら後継機を買えばよいのではということでさっそくII型を注文しました.
FUJIFILM X100V
ぱっと見は、いま使っているものとほとんど同じです.目新しさはないですが、ステンレスで余計な装飾のないところが気に入っていたので下手に手が加えられてないのは美点です.
FUJIFILM X100V
左が10年使った旧型、右が今回購入したII型.
レバーを引っ掛けるところの形が変わっています.旧型は五角形をしており、ロック機構や窪みもなく引っ掛ける部分もやや短いです.長いこと使い続けてきたので徐々に角が摩耗してきており、そのせいもあって回しているうちにレバーが外れがちでした.新型はマイナスドライバのような形をしており、根元の部分がややくびれています.また旧型に比べて少しだけ長くなっています.この改良により外れにくくなったとのことのようです.
FUJIFILM X100V
レバーを取り付けてみました.引っ掛けるだけなのは旧型と同じですが、改良された形状により外れそうな気配もありません.
FUJIFILM X100V
中央部分にあるセラミック製の刃の間隔を調節して挽き具合を調節できます.ここの調節レバーの形状も少し変わって、回しやすくなったようです.
FUJIFILM X100V
底面の刻印.左が旧型、右がII型です.
会社が大阪から鹿児島に移ったようです.調べたら旧型に記載の大阪の住所も使われているようですが.
さっそく豆を挽いてみました.
挽き具合を今までより粗めにしたのですが、それでも細かく挽かれたのはまだ新しいからでしょうか.豆自体は変えていないのになんとなく穏やかというかトゲのない風味になったのは、以前に挽いた豆の粉が残っていないので雑味成分がないからだと思われます.
新旧を触ってみて、新型の金属部品のスッと合う精度の高さに驚いたのですが、これは精度がよくなったというよりは10年も使い続けていればぶつけたりもするし徐々に歪んでもくるということなのでしょう.完成度が上がって旧型より長持ちしそうなので、少なくともまた10年は使い続けられそうです.
クラウドファンディングで頂いた機内食のピザバーを温めようと電子レンジのスイッチを押したところ、「ブツンッ」と音がして電子レンジがうんともすんともいわなくなってしまいました.この電子レンジ、自分で買ったものではなく、会社の別事務所で使っていたものを事務所の統合によりいらなくなったというのでもらってきたものです.調べたら2003年製造だったので十分使った感じでしょうか.
ルーズな一人暮らしの友として電子レンジは欠かせないので、さっそくヨドバシの通販で新しいものを取り寄せました.
FUJIFILM X100V
購入したのは、パナソニックのNE-FL221.オーブンなどの付加機能のない、電子レンジのみの製品です.
それまで使っていた製品にはオーブン機能が付いていたのですが、ほとんど使ったことがないので単機能の製品に絞って検討しました.付加機能のない製品は当然ながらローエンド扱いになるので、商品点数も少なく、見た目もショボいものが多いです.食べ物を温められればそれで十分、というスタンスではありましたが見るたびにげんなりするような製品は家の中に置きたくないのもまた事実.なのでいくつかのメーカーから吟味して電子レンジのみの単機能ながら落ち着いたデザインのものを選びました.
FUJIFILM X100V
操作パネル.シンプルです.使いもしない機能があれこれとボタンとして配置されているのは好きではないので、これで十分です.
インタフェースで注文をつけたいのは、スタートボタンを廃止してダイヤルの押し込みをスタートに振ってほしいことくらいでしょうか.ダイヤルを回して動作時間を設定し、そのまま押し込んで実行、のほうが使いやすく感じます.
ボタン操作音や完了時のピーピーという音がオフにできるのはいいですね.電子レンジ自体が動作時に音の出るものですから、動作音がしない=終了、ということでそれ以上の音は必要ないですから.
いままで使ってきた製品のような、トレイが回転する方式ではないので若干の温めムラがあるのが気になります.件のピザバーの場合、自動温めで大半の部分はチーズがぐつぐついってるのに、部分的に冷たいところがあり、追加で温めると他の部分は熱くなりすぎて口の中を火傷します.慌てずに少し冷まして食べればいいだけのことですが.
見た目はなかなか気に入っていて、自分が求める機能(食べ物を温める)もほぼ問題ないので、あとは壊れずに長持ちしてくれれば満足ですね.
2021年になっても鬱屈とした状況に変化はなく、外出もままならなく自宅で過ごすことの多い日々が続いています.
寒い日が続くため換気も億劫になるのですが、CO2濃度が高くなると判断力が落ちるなど健康状態にもよろしくない、ということで手ごろな価格のCO2濃度測定器を購入しました.
FUJIFILM X100V
購入したのはユアーショップという会社の「Your Checker」なる製品.型番は探すも見つけられず.お値段は1万円くらい.
中国のどこかの会社で作られた製品を日本の商社が見繕って輸入販売している構図のようなのですが、ユアーショップの商品は会社で非接触体温計を使用しており、不具合もなく使えているので問題なかろうと判断しました.あと、ヨドバシカメラで取り扱いがあるというのは信頼のおける製品という判断の一つになりますね.Amazonではこの手の製品は玉石混交(しかも石多め)ですから.
FUJIFILM X100V
バッテリを内蔵しているので場所を問わず使えますが、据え置きで使うことを前提とした形状をしています.バッテリはそこそこ容量があり1日くらいは動き続けることができるようなので、夜中のうちに充電して日中はバッテリで運用するというのがよさそうです.
FUJIFILM X100V
明るめのバックライト付き液晶です.かなり明るいうえに照明オフや明度調整はできないので寝るときもつけっぱなしは眩しいのでやめた方がいいですね.
1,000ppmを超えると警告音が鳴りますが、これまたボリューム調整はできないので自分は警告音オフにしました.画面下のボタンを2度押しすると警告音オフになります(1回だと摂氏と華氏の切り替え).1,000ppmで警告音が鳴ることからもわかるように、CO2濃度は1,000ppm以下が推奨となっています.1,000ppmをちょっとでも超えたら健康に害を及ぼすというものではないのですが、判断力が鈍ったりするなどデメリットが多くなります.
個体差なのかわかりませんが、気温は自宅にある他のものに比べて1-2度くらい高めに出ました.1度単位での表示なので精度もそれなりなのでしょうか.
FUJIFILM X100V
外に出しておいたところ、413ppmを指しました.いまの日本のCO2濃度と比べるとおおむね正しい数値を指しているようです.環境活動家ぶるわけではないですが、リンク先のCO2濃度の経年変化のグラフを見て、手元の数値を見ると地球温暖化をリアルなものとして感じます.
自宅の環境だと1,000ppmを超えた段階で窓を開けると10分ほどで500ppmくらいまで半減します.どのくらい窓を開けていればいいのかわからず、寒い思いをしつつ換気をしていたのですが、自分が思っていたよりも素早く寒気はなされるというのは大きな発見でした.その反面、窓を閉めていると1,000ppmに到達するのも早いということも分かったのですが.
数値の変化がおもしろいので夜中も含め、1日中つけっぱなしにしてCO2濃度をチェックしてみました.
・窓を閉め切った状態(別室の小窓は開けてある)だと1,700ppmまで上昇し、その後はほぼ一定に.
・朝起きた状態では1,400ppm程度(活動量の低下でCO2排出量が少ないからと推測.睡眠時無呼吸症候群じゃないといいのですが……)
・朝から夕方まで家を開けた状態では500ppm程度に下がる(小窓などから少しづつ外気が入っているものと推測)
窓を閉めておくとCO2濃度は上がり続けるのかと思っていましたが、小窓でも開けておくと換気として有効なのだなと感じました.