2011/12/24
今年も残すところわずかとなってきました.
終戦の次の大きな節目となったであろう2011年ですが、個人的観点から少しばかり振り返ってみたいと思います.
まずは物欲編.今年買ったものから(おおむね1万円以上のものをピックアップ).
1月 ニコン スピードライト SB-700
3月 パナソニック 24インチ液晶テレビ TH-L24C3
3月 CarlZeiss Makro-Planar 50mm F2 ZF
5月 HERZ ソフトダレスバッグ C-68-XS
6月 パナソニック 除湿乾燥機 F-YZGX60
7月 パナソニック 冷蔵庫 NR-B143W
8月 マツダ NC2ロードスター RS
8月 ソニー ポータブルナビ NAV-U NV-U77VT
9月 ハリスツィード ジャケット
10月 マンフロット 三脚 190CX3
11月 ECOLA ブランケット
3月の液晶テレビは、それまで使っていたブラウン管のテレビが地震の影響で水をかぶってダメになってしまったので急遽買ったものです.震災の翌日、3月12日に近所のヤマダ電機に行って買おうとしたところ、店中のテレビに煙を吐く1号機が映し出されていて恐怖感に襲われたのを覚えています.
震災の影響、というよりも原発の影響はほかの製品にも現れています.除湿乾燥機は湿度を下げてエアコンの稼働頻度を下げることを目的に導入したものですし、冷蔵庫も消費電力を抑えるためにリプレースしました.変わったところではブランケットも暖房費節約のためです.おかげで直近の電気代の請求額は昨年同月比で38%も減りました.
カメラ関連は本体の買い換えはなし.レンズ1本、スピードライト(フラッシュ)、三脚という周辺固めに終始した感じです.
コンピュータ関連はiPhone 4Sのみ.携帯電話のリプレースとしてINFOBARやArrows Zなどのアンドロイド系端末も検討していたのですが、ジョブズ追悼の意味もあってiPhoneにしました.現状のアンドロイド端末の状況を見るに、これで正解だったと思います.
iPad2は見送り、MacBookも2008Lateモデルが未だ現役です.そろそろ買い換えを検討する時期に来ているのかもしれませんが、大容量ストレージがほしいのでAirに行けず、かといって13インチのProでも重さを感じるし、と迷いが生じている状況です.
そして、金額的に突出した最大の買い物はロードスターです.RX-8がすでに8年が経過し次の車をと考えたときに、やっぱり屋根の開く車がいい、軽快な感じの車がいい、ということでロードスターに戻りました.オープンの2シータースポーツカーという特殊な車なので一般には受け入れづらいところが多々ありますが、余分なものをそぎ落とした必要十分な感覚はRX-8では味わえないものです.
2011/12/19
iPhone 4Sの内蔵カメラはオマケレベルではなく、かなり優れています(→「iPhone 4Sのカメラ」).しかも当然の話ですがiPhone 4Sには通信機能があるので、撮った写真をその場でネットにアップすることもできます.さらにいうと、iCloudのフォトストリーム機能を使うことで、なにもしなくてもMacBookに画像がコピーされます.素晴らしいですね.
おかげでGR DIGITAL IIIの出番がめっきり減ってしまいました.
とはいえ、いくらiPhone 4Sのカメラが素晴らしいとはいっても餅は餅屋.画質はもちろん上ですし、カメラという単一の機能に絞り込んで作られたGRD3の機能を100%リプレースできるものではありません.
とくに、
・広角28mmでの撮影
・高感度撮影時の画質
・撮影時の細かな調節
・レンズ前1cmまで寄れるマクロ
などは捨てがたいものがあります.アスペクト比3:2で撮れるところも個人的には見逃せません.

RICOH GR DIGITAL III
そこで、GRD3をもっと便利に使いたい、撮ったその場でネットにアップしたり、カードリーダやケーブルを使わなくてもMacBookに画像を送りたい、ということでEye-Fiを購入することにしました.
導入自体は以前から検討というか迷っていたのですが、先日Fotografiaさんにお会いした際に、パナソニックGF1にEye-Fiを入れて使っていて便利とのお話をいただいたので、ようやく購入する決心がつきました.
Eye-Fiには「Connect X2」「Mobile X2」「Pro X2」の3種類があります.ConnectとMobileの違いは容量が4GBか8GBかということ.MobileとProの違いはRAW対応、ジオタグ対応、公衆無線LANの対応の有無.GRD3ではRAW撮影はしていませんし、公衆無線LANも必要ないし、ジオタグ対応はあれば便利くらいのものなので(旅行に持って行くときはGPSロガーがあるのでそちらでジオタグは記録しています)、Mobileにしようと思いました.が、価格を調べたら1,500円程度しか差がないことがわかったのでProを購入しました.

Apple iPhone 4S
パッケージを開けるとこんな感じ.上の写真でパッケージから見えているEye-Fiカードはハリボテで、現物はUSBカードリーダとともに収まっています.紙を折りたたんだだけの簡素な説明書も付属しているのですが、なぜかパッケージに両面テープで固定されていて糊が説明書に残ってべとつきます.この辺のパッケージはいかにもアメリカメーカーの製品らしいアバウトさを感じます.
使う前にもろもろの設定が必要になります.
Eye-Fi自体は見た目はただのSDメモリカードなので単体で設定をするようなことはできませんし、GRD3もファームウェアアップデートでEye-Fiに正式対応をしてはいますが、機能設定ができるようになったわけではありません.
ということで、まず最初に付属のUSBアダプタを使ってMacBookにEye-Fiをつないでアプリ(Eye-Fi Center)をインストールし、設定をします.主な設定事項は、写真(JPEG)、RAW、動画の転送の有無や転送先のフォルダ(またはiPhoto直接)、ネットワークの設定などです.
画像の転送先はコンピュータに転送する方法と、flickrなどのオンラインストレージに転送する方法が選べます.自分はオンラインストレージサービスは利用していないのでコンピュータ、というかiPhone 4Sに転送することにしました.iPhone 4Sへの転送はここでは設定できないので、また別途iOS用アプリをインストールしてそちらで設定する必要があります(後述).ちなみにiPhoneとMacBookといったように複数の転送先を指定することはできません.
ネットワークの設定ですが「プライベートモード」「ダイレクトモード」「公衆無線LAN」の3つがあります.プライベートモードは自宅などの無線LAN環境を使って転送する方法、ダイレクトモードはアドホックでEye-Fiとコンピュータが直接通信するモード、公衆無線LANモードはその名前どおりに公衆無線LANをつかって通信するモードです.公衆無線LANモードは自分は設定していないので詳細は不明ですが、どうやらその場合はサーバ経由の転送が自動的に適用されるようです.

プライベートネットワークモードの設定では、無線LANの登録をします.事前に無線LANアクセスポイントをEye-Fiに登録しておくことで、Eye-Fiが無線LANを自動認識して指定したコンピュータやiPhoneに画像を転送できるようになるわけです.

ダイレクトモードは少し注意が必要です.ダイレクトモードよりもプライベートネットワークモードが優先扱いになっているため、「プライベートネットワークモードがない場合に」ダイレクトモードを使うという設定しかできないのです.しかも最短でも30秒は待たなくてはいけません.
つまり、デジカメ側はEye-Fiの無線LANプロセスが起動してから30秒経過し、さらに全部の画像を転送し終えるまでは電源を切ることができないのです.この辺は最近のEye-Fiを前提にしたデジカメだと多少は配慮した設計がなされているのかもしれませんが、GRD3の場合は電源が自動オフにならないように設定を変える必要があります.自分は5分に設定しました.
デジカメとコンピュータをつなぐだけであればこれで設定完了ですが、自分はiPhone 4Sを中継したいのでさらにiOSアプリのインストールや設定をしました.

iOSアプリ「Eye-Fi」は無料でダウンロードできます.
画面の指示通りに進めていけば簡単に完了・・・するはずなのですが、「ネットワークの追加」をタップしたところでエラーが出てしまいます.Safariが立ち上がってなんらかの処理をしようとするのですが、画面が文字化けしてしまい、サーバに接続できない旨のメッセージが表示されてしまいます.仕方がないので、Mac OS X上のEye-Fi Centerに表示されるネットワーク名とWPA2パスワードを「設定」の「Wi-Fi」に手動で入力して設定しました.このあたりは少し完成度が低い印象です.
【2011.12.22補足】
Ver.2.0.88で上記のエラーが出る問題が修正されたようで、自分の環境ではEye-Fiのネットワークプロファイルを追加することができました.
あとは、「アップロード設定」で、iPhoneで撮影した画像もアップロードするか、Eye-Fiカードの映像を自動的にコンピュータに転送するかといったところを設定すれば完了です.
iPhoneからMacBookへはiCloudの「フォトストリーム」を使えばEye-Fiの機能を使わなくても画像の転送はできるのですが、1つ厄介な問題が起きます.ファイル名がiPhoneで撮影した画像と連番になってしまうのです.具体的にいうと、リコーのデジカメは「R0000000.JPG」という形で連番が振られるのですが、これがiPhoneと同様の「IMG_0000.JPG」に変更されてしまうのです.EXIFを見れば撮影したカメラのデータは残ってはいるのですが、ファイル名を書き換えられるのは管理上厄介です.
なので自分はEye-Fiの画像転送機能を利用して、任意のフォルダに転送するようにしました.この機能をオンにしてもオフにしてもGRD3の画像はiPhone 4Sの画像に混ざってフォトストリームでMacBookに転送されるため重複してしまいますが、これはもう仕方がないのでMacBook側で削除しています.
使ってみての感想です.
・GRD3からiPhoneへの転送はアプリを立ち上げないと開始されないのがちょっと面倒.バックグラウンドで処理はしてくれないようです.iPhoneからMacBookへの転送はバックグラウンド処理されているようなのですが.→バックグラウンドでも動いてくれることもありました.この辺の挙動はイマイチ不明な感じです.
・GRD3のJPEGファイル(Fine、アスペクト比3:2)は約3MBありますが、1枚あたり数秒でコピーされるので大量でなければストレスを感じることはありません.
・Twitterへのアップなどを考慮して自分はiPhoneを間にはさんだ使い方をしていますが、直接コンピュータに転送するのであれば設定も簡単ですし、もっと快適に使えることでしょう.
・懸念していたバッテリの持ちですが、やはり悪くなります.それほど枚数を撮っていないので具体的な数値は出せませんが、バッテリ残量の減り方が早いです.この辺は便利さとのトレードオフでしょうか.
・Proモデルということでジオタグに対応しているのですが、プライベートネットワークモードやダイレクトモードではジオタグは付加されません.撮影時に近隣のWi-Fiアクセスポイントの情報が一緒に記録されており、そのデータをインターネット上のサービスにアップするときにEye-Fiのデータベースを経由してジオタグデータに変換する仕組みになっているからだそうです.でも、そういう仕組みだったらプライベートネットワークモードなどでもコンピュータにアップされたときにEye-Fiのデータベースにアクセスすれば済むだけの話のような気もするのですが.
・自分の使い方ではProではなくて価格の安いMobileで十分だったようです.
ちょっと癖の強い製品ではありますが、おおむね満足です.カードの出し入れやケーブルの抜き差しをしなくていいのは楽でイイですね.
つい気楽に撮影できるiPhone 4Sを選びがちですが、これで少しはGRD3の活躍の場が広げられそうです.
2011/12/15
無印良品でちょっと変わったテーブルタップが出ていたので買ってみました.

無印良品のテーブルタップは延長コードとテーブルタップ部分が別売になっており、好きな長さの延長コードと好きな個数口のテーブルタップを組み合わせて使うようになっています.いかにも無印良品らしい製品です.

もちろん延長コードなのでテーブルタップを使わずにそのまま使うこともできます.自分は延長コードだけをしばらく前に購入し、会社の机の上で臨時電源用として使っていました.ここしばらくはこうやってiPhone 4SのACアダプタをつないだままにしていました.

今回購入したのがこの「ジョイントタップ・コンセント2個口/USBポート1個付」という製品です.
少し前に家電Watchでコンセント4個口/USB2個付のものが紹介されていて、おおこれはいい、ということでさっそく購入してみました.

まあ、ひとことで言うならば5V変換のACアダプタが内蔵されたテーブルタップですね.USBポート部分がずいぶんとスペースがあいていますが、これはテーブルタップ内に5V変換のACアダプタが内蔵されているからでしょう.
100VコンセントにACアダプタを刺したものと同じではあるのですが、あの無粋でごてっとしたACアダプタがなくなるだけでずいぶんとスッキリとしますし、それに昨今のUSBを電源として充電などを行う製品の多さを考えるとこれはなかなかいいアイディアの製品ではないかと思います.
ちなみに出力は1Aなので充電時間は月並みな感じです.
2011/11/12

Apple iPhone 4S
11月も中旬になって徐々に寒さが強まってきました.
節電目的もあって、昨年のスローとマフラー購入に引き続きブランケットを購入しました.

RICOH GR DIGITAL III
ECOLAの製品はポルトガルのマンテイガスというところで作られています.同封されていた紙に記載されていた住所をGoogleマップで見たところ、首都リスボンから約250kmほど離れた山間部が出てきました.
販売元の受け売りですが、12世紀から羊毛業を始め、刈り取りから製作までを一貫して行っているそうです.そして染色や化学洗剤のたぐいは使用されず、白黒のパターンは白黒それぞれの羊毛をそのまま使用しているそうです.
羊毛の素材感をそのまま活かしているので、ちょっと動物っぽい匂いがします.

RICOH GR DIGITAL III
末端部分はいかにも手縫いって感じで仕上げられています.

RICOH GR DIGITAL III
スローとブランケット.スローのほうがざっくりとした肌触りで、ブランケットのほうが厚みもあって柔らかくてふかふかです.羽織ったり膝にのせるぶんにはスローがイイ感じですが、毛布として使うのであればやはりその名が示すとおりにブランケットをオススメします.
あと、個体差もあるかとは思いますが、スローのほうは小さな藁のようなものがそれなりに混入しているので、そういうのが気になる人もブランケットでしょうか.
2011/10/29

RICOH GR DIGITAL III
予約から3週間、発売から2週間が経過して、ようやくやっとiPhone 4S(au、64GB、黒)を購入することができました.
木曜の夜にしびれを切らしてauショップに催促をしたところ金曜夜の納品ということで話がついたわけなのですが、これってもしかしたらそのまま待っていたらさらに待たされていたのでしょうか?
事前に機種変更で既存の機種(iida G9)を増設扱いで使いたいという話をしておいたのですが、窓口で手続きをする段になって「増設はできない」という説明を受けました.SIMカードがサイズが違うためと言われたので、変換アダプタは持っているしこちらのリスクで行う旨を伝えたのですができないとの一点張り.
仕方がないので機種変更のみで増設はなしということになりました.なので、手続きの前にセンターに預けておいたSuicaのチャージをG9に戻しました.これでG9がSIMなしになって通信不能になっても電車に乗ることはできるようになります(SIMがなければモバイルSuicaも使えないと言われましたが、できるのですと反論しておきました.まあ規定外の使い方はすべてNG出すように教育されているのでしょう).
たまたま自分の担当になったかたがそうなのかもしれませんが、マニュアル通りの説明はきちんとするのですが、そこからずれたことになると知識はからきしですね>auの販売員.起動時のアクティベーションをするよう求められたので設定をしてホーム画面が表示されたところで店員に戻したのですが、その後開通テストで「連絡先」を開いてすでにアドレスが移行されていることに驚いているようではまだまだです.
都内ターミナル駅の拠点である店舗ですらこんな状況なので、まだiPhoneを販売するには全体的に知識も経験も足りないのかもしれません.かといって、それよりも長く販売していたSBMがどうなのかは、ショップ自体に行ったことがないのでわかりませんが.

RICOH GR DIGITAL III
帰宅してすぐにiTunesにつないでセットアップを開始しました.iPod touchの環境を引っ張ってこれるかなと期待したんですが、そこはiPod touchとiPhoneの違いなのかダメなのでイチからセットアップです.ムダに大量にダウンロードしたアプリを取捨選択するのは面倒ではありますが、そこはそれ、環境を構築するというカスタマイズの楽しみでもあります.
事前に買っておいたケースを装着します.
Hacoaのウォールナット製のものです.木製のケースというのはいろいろなところから出てはいるのですが、大半が2ピース構造で上下に分離しておりつなぎ目が美しくありません.が、これは1ピース構造で木材のしなりを使ってはめ込む方式です.
電子機器と木材の組み合わせはなんだか「プロフェット5」みたいな往年のシンセを彷彿とさせてイイ感じです.

RICOH GR DIGITAL III
側面のボタンはこんな感じ.マナー、音量ボタンまで広めに開いているので4/4Sともに装着可能です.


RICOH GR DIGITAL III
裏面には模様が刻まれています.模様はオプション扱いで有料なのですが、なぜか模様入りのものが通常よりも安くamazonで売られていたのでそちらを買ってしまいました.
ケースの話はさておきとして、全体の感想など.
まだ1日程度しか触っていませんがスゴいですね、これ.処理速度も速くてストレスフリーだし、Retinaディスプレーも緻密で今までiPod touch 3Gで文字が潰れて見づらいなと思っていたものもきっちり見れるし.音質もtouchよりもクリアで立体感のある感じで向上している気がしました.特に処理速度についてはiPad(初代)ですらもたつきを感じるようになってしまいました.iPod touch 3Gについてはいわずもがなです.
評判のいいカメラはちょっと試してみた限りですが綺麗に撮れますね.これはたしかに下手なコンデジいらずといわれるだけのことはあります.ただ、薄くて持ち方に気を遣う(注意しないとレンズに指がかかる)ので、自分にはちょっと慣れが必要だなと感じました.
通話は、既存の携帯電話に比べてもクリアでハッキリとした音声に感じました.またauの電話機は発信に時間がかかるのが一般的ですが、これはすぐ呼び出し音がします.
欠点もあって、バッテリの消費が激しいです.旅行などバッテリの管理に注意を要するような環境では予備バッテリの用意や、通信系などをこまめにオフにするなどの必要性がありそうです.まあバッテリ消費が激しいのは高速処理のためのデュアルコアCPUや各種サービスのために通信を随時行うといったことが原因でしょうから、ある程度は仕方のないのかもしれません.
ということで買って満足な逸品ですね、これは.この筐体にこれだけの機能が詰まっているというのは本当に驚きです.
蛇足ですが、iPhone 4SのMicro SIMを変換アダプタを使ってG9に入れてみましたが、このSIMは使えないと表示されてNGでした.