2020/02/20

日帰り静岡旅行

Category: 旅行・観光,鉄道,食べ物 — Annexia @ 23:05

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FUJIFILM X-Pro3 + XF23mm F2 R WR

 日帰りで静岡に旅行に行ってきました.
 自分は静岡出身だもんで、わざわざ静岡に旅行なんて…… と思っていたのですが、同行する元同僚からいくつか自分も行ったことのない場所の提案を受けたので、そういうのもアリかなーと思いつつ出かけた次第です.
 まずは東京駅から新幹線で.もちろんこだまで.

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FUJIFILM X-Pro3 + XF23mm F2 R WR

 今回は往復ともグリーン車で.グリーン車なんて豪勢なと思われそうですが、EX-ICの早期割引を使うとこだまのグリーン車は指定席料金+αくらいの安価な追加料金で乗車できるので、ちょっとの出費で安楽な旅ができるのは悪くないですね.

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 新富士駅で下車します.たぶんこの駅、初めて利用した気がします.
 松本駅には「お城口」という名前の出口があるのですが、ここでは「富士山口」があります.さすがです.

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FUJIFILM X-Pro3 + XF23mm F2 R WR

 新富士駅は東海道本線と接続していない、新幹線だけの駅です.なので富士駅に接続し街中に向かうバスが出ています.今回は終点まで乗車しました.
 注目すべきポイントはバス停の「1」と書かれている富士山のイラスト.右側に出っ張りがあります.これは「宝永山」という、富士山を静岡県側から見たときに見える山です.このバス停に限らず、あちこちにある富士山のイラストがこの出っ張りをきちんと描いているのが静岡県東部らしさといえるでしょう.静岡県でも静岡市など中部までやってくるとこのこだわりは見られなくなります.

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FUJIFILM X-Pro3 + XF23mm F2 R WR

 終点の吉原中央駅(駅とつくけど鉄道駅ではなくただのバス停)まで乗車し、少し歩くと今回の旅行の目的地の一つである「アドニス」に到着します.

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FUJIFILM X-Pro3 + XF23mm F2 R WR

 この店の名物「つけナポリタン」です.つけナポリタンの存在を知ったのは数年前.もはやどこで知ったのかも記憶にないのですが、ようやく食べることができました.
 正直、食べるまでは単なるキワモノ的なものだと思っていたのですが、予想をはるかに覆す美味しさでびっくり.スープは濃厚なトマトソースで旨味が効いているし、具材も味玉(ピンクだったので醤油だれではなくトマトソースにつけているのでしょう)や大ぶりの蒸し鶏、青梗菜、そしてチーズとたっぷり.麺は「ナポリタン」からパスタの麺を想像していたのですが、これはどちらかというとつけ麺の麺のようです.太麺で食べ応えもあって満足でした.
 お店にも注意書きがされていたのですが、麺の茹で時間が長めにかかるのと同時に調理できる人数に限りがあるので混雑している状況だとかなり待たされてしまうそうです.自分たちはつけナポリタンのサービスの始まる直後に入ったのでそれほど待たずに食べることができました.

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FUJIFILM X-Pro3 + XF23mm F2 R WR

 店から歩いて10分ほどで岳南電車の吉原本町駅に到着します.ここから2駅、吉原駅まで岳南電車に乗車します.

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FUJIFILM X-Pro3 + XF23mm F2 R WR

 京王井の頭線の車両を改造して両運転台にして1両で運行できるようにした車両で、なかなかの可愛らしさです.

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FUJIFILM X-Pro3 + XF23mm F2 R WR

 イベントや記念乗車券ではなく、ふつうに硬券が使われています.もちろん無効印を押していただいて持ち帰りました.

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FUJIFILM X-Pro3 + XF23mm F2 R WR

 吉原駅でJR東海道線に乗り換えて静岡駅に向かいます.この211系も国鉄末期の車両で数年で運行終了になりそうです.

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FUJIFILM X-Pro3 + XF23mm F2 R WR

 静岡駅から数分歩いたところにある、静岡鉄道の新静岡駅に.ここが今回の旅行の2つ目の目的地です.
 新静岡駅と新清水駅を結ぶ路線で、地方私鉄としては驚きの日中でも7分間隔で運行しています.このくらいの運転間隔だと乗る側も時刻を気にせず気軽に乗れるのがいいですね.

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FUJIFILM X-Pro3 + XF23mm F2 R WR

 旧型車両である1000形.ヘッドマークがついているように、もうすぐ引退です.

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FUJIFILM X-Pro3 + XF23mm F2 R WR

 鉄道友の会静岡支部による「おれんじ賞」受賞車両です.鉄道友の会に静岡支部があることも、またそこで「おれんじ賞」なる賞を授与していることも知りませんでした.

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FUJIFILM X-Pro3 + XF23mm F2 R WR

 1000形の運転台.あとで出てくる新型車両A3000形と比べてもごちゃっとしている印象です.

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FUJIFILM X-Pro3 + XF23mm F2 R WR

 新静岡駅を出た列車は国道1号線と並行して走り、やがて高架で東海道新幹線と東海道線をまたいで反対側に渡ると、東海道線としばらく並行して走行します.乗車していたら特急ふじかわがすれ違って行きました.

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FUJIFILM X-Pro3 + XF23mm F2 R WR

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FUJIFILM X-Pro3 + XF23mm F2 R WR

 ラッピング車両もあります.これは今川義元公の生誕500周年を祝ったもの.
 地元の武将というと天下人となった徳川家康がどうしても取り上げられがちですが、老後を静岡(駿府)で過ごしたとはいえ、もともとは三河の人.今川義元公こそ地元の武将として誇るべき存在だと思うのですが、敗れた武将にはなかなか目を向けてもらえないものですね……

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FUJIFILM X-Pro3 + XF23mm F2 R WR

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FUJIFILM X-Pro3 + XF23mm F2 R WR

 こちらはちびまる子ちゃん電車.乗車しましたが、車内アナウンスもまる子が担当しています.清水を舞台にしているので、起用するのも当然といえるかもしれません.

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FUJIFILM X-Pro3 + XF23mm F2 R WR

 こちらが新車であるA3000形.
 大半の地方私鉄は赤字に苦しんでいたりして列車も首都圏の列車のお下がりだったりするのですが、ここ静岡鉄道は自社で新車を発注してしまうほどの黒字経営だそうです.とはいえ、現状運行されているのは新静岡と新清水間の1路線のみ.都市間交通で条件がいいとはいえ、並行するようにして東海道線も通っており、そう簡単に利益が上がるとも思えません.どうやら黒字の理由は副業である自動車販売などによるところが大きいようです.

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FUJIFILM X-Pro3 + XF23mm F2 R WR

 しかも色が違っており、通常色に加えて7色のバリエーションがあります.

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FUJIFILM X-Pro3 + XF23mm F2 R WR

 7色のカラーバリエーション車にはこのようなステッカーが貼られており、それぞれ名前が付けられています.また、各色は静岡にちなんだ色がつけられており、お茶の緑や富士山の青、桜海老のピンク、みかんのオレンジといった感じです.

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FUJIFILM X-Pro3 + XF23mm F2 R WR

 A3000形の1編成目にあたるA3001/A3501にはローレル賞受賞のステッカーが貼られていました.

 

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FUJIFILM X-Pro3 + XF23mm F2 R WR

 途中の車両基地には運行していない他のカラーバリエーション車両がいました.

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FUJIFILM X-Pro3 + XF23mm F2 R WR

 A3000形の運転台.静鉄電車はワンマン運転ということもあり、運転士の負荷をできるだけ減らしたシンプルな操作系になっているそうです.

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FUJIFILM X-Pro3 + XF23mm F2 R WR

 カラーバリエーション車ではないですが、特別な位置付けなのがこの「100周年記念車」.静岡鉄道創業100周年を記念した車両です.

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FUJIFILM X-Pro3 + XF23mm F2 R WR

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FUJIFILM X-Pro3 + XF23mm F2 R WR

 ラッピングだけでなく、車内もこのような100周年記念仕様になっていました.

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FUJIFILM X-Pro3 + XF23mm F2 R WR

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FUJIFILM X-Pro3 + XF23mm F2 R WR

 再び静岡駅に戻り、駅構内で静岡おでんを味わったのちに新幹線で帰りました.

2019/03/14

香港・マカオ旅行(乗り物編)

Category: 旅行・観光,,鉄道 — Annexia @ 21:51

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FUJIFILM X-Pro2 + Voigtlander Super Wide-Heliar 15mm F4.5 II VM

 社員旅行で香港とマカオに行ってきました.
 短い期間で自由時間ばかりというわけでもなかったのですが、それなりに面白かったのでジャンルごとにまとめてみたいと思います.まずは乗り物編.

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 香港は公共交通機関がとても充実した街ですが、なにはともあれ必要なのがこの「オクトパスカード」.日本でいうSuicaに相当するもので、鉄道、バス、フェリーなどで使えて、コンビニやスーパーでの支払いにも対応しています.
 MTRと呼ばれる地下鉄の駅や香港空港でも買えるようですが、現地で販売場所を探してうろうろするのも大変なので、出発前に販売サービスを行っている会社のWebから予約を入れて入国審査後にあるカウンタで受け取りました.この絵柄のカードは海外からの旅行者向けのもので、現地で買うものとは異なります.カードを返却した時のデポジット金の扱いが違うようですが、こういうものはどのみち記念に持ち帰るものなので気にはしません.

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FUJIFILM X-Pro2 + COLOR-SKOPAR 25mm F4P VM

 朝食を食べに行こうと、朝の9時前に地下鉄に乗ろうとしたらラッシュに遭遇.

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FUJIFILM X-Pro2 + COLOR-SKOPAR 25mm F4P VM

 香港を代表する公共交通機関といえばやはりこの二階建てのトラム.一度乗ってみたかったのです.

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FUJIFILM X-Pro2 + Voigtlander Super Wide-Heliar 15mm F4.5 II VM

 車両にも新旧がありますが、2階はこんな感じ.座席は木製です.冷房はなさそうです.窓を全開にしてなかなかの開放感と適度な気温でしたがこれはまだ3月上旬のこと.夏場は暑そうではあります.

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FUJIFILM X-Pro2 + Voigtlander Super Wide-Heliar 15mm F4.5 II VM

 運行車両が多く頻繁にすれ違いますが、かなり近いですね.

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FUJIFILM X-Pro2 + Voigtlander Super Wide-Heliar 15mm F4.5 II VM

 九龍と香港島を結んでいるのは、MTRと自動車用の海底トンネル、そしてこのスターフェリー.

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FUJIFILM X-Pro2 + Voigtlander Super Wide-Heliar 15mm F4.5 II VM

 MTRのほうがもちろん速いのですが、海沿いに立ち並ぶ高層ビル群などの眺めはフェリーの特権です.

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FUJIFILM X-Pro2 + Voigtlander Super Wide-Heliar 15mm F4.5 II VM

 タクシーはほとんどがクラウン・コンフォート.生産終了のはずですが、今後はJPN TAXIを使うのでしょうか.

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FUJIFILM X-Pro2 + COLOR-SKOPAR 25mm F4P VM

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FUJIFILM X-Pro2 + COLOR-SKOPAR 25mm F4P VM

 香港の産業を支えているのは金融と不動産だそうですが、「中環(Central)」と呼ばれる中心地に行くとたしかに銀行が多く、現金輸送車らしき車が走っていました.上はいすゞエルフ、下は三菱ふそう・キャンターベースの輸送車です.

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FUJIFILM X-Pro2 + COLOR-SKOPAR 25mm F4P VM

 金融と不動産の街、香港では結構な数の高級車が走っています.人口当たりの比率では世界一ポルシェが多いとガイドさんが言っていましたが、そのほかにもメルセデスやBMW、そしてテスラなども大量に見かけます.
 そんななか、MX-5(ロードスター)も1台だけ見かけました.

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FUJIFILM X-Pro2 + Voigtlander Super Wide-Heliar 15mm F4.5 II VM

 帰りの香港国際空港にて.出発まで時間があったので飛行機を眺めていましたが日本では見かけない機体や航空会社があり興味を惹きます.
 これはキャセイ・パシフィック航空のエアバス A350-1000.

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FUJIFILM X-Pro2 + Voigtlander Super Wide-Heliar 15mm F4.5 II VM

 イスラエルのエル・アル航空.日本には定期運行便はないようです.

2018/07/03

新旧ロマンスカー

Category: 旅行・観光,鉄道 — Annexia @ 22:25

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 小田急沿線に住み、朝晩と通勤に利用していると存在を強く感じるのがロマンスカー.
 現在は7000形LSE車、30000形EXE車、50000形VSE車、60000形MSE車、そして新型の70000形GSE車の5種類が運行されていますが、7月10日で7000形LSE車が定期運行から外れると発表になったので、乗れるうちに乗っておこうと思って、用事もないのに箱根まで出かけてきました.

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 新宿駅に入線してくるLSE車.
 すでに1編成のみの運行となっており、しかも毎日運行ではなくむしろ平日は運行されない日の方が多いくらいです.定期運転終了まで約2週間ほどを残した平日にもかかわらず、新宿駅構内はカメラを構えた方々でいっぱいでした.

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FUJIFILM X100F

 駅のホームに貼られた、乗車位置を示すLSE車のステッカー.
 これもLSE車の運行終了とともになくなってしまうものです.

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FUJIFILM X100F

 列車や路線が廃止になると押し寄せてくる鉄道ファンのことを「葬式鉄」なんて呼び方をしたりします.自分はあんまりそうした行動はとらないのですが、今回LSE車に乗車したかったのはこのモケットのシートの存在.国鉄時代の車両などにはよくありましたが、特急型車両では最近はほとんど見かけなくなりました.このシートに最後にもう一度座りたかったのです.
 とはいえ、座席の感触は最近のものに比べるとややクッション性が足りなく、ゴツゴツとした感じがお尻に伝わってきたりするなど、40年近く前の設計であることを感じさせられました.

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FUJIFILM X100F

 13時過ぎの列車なのでちょっと遅めですが駅弁をいただきました.
 列車の側面から持ち上げるようにして固定する細長いテーブルもいまでは珍しい存在です.

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FUJIFILM X100F

 「はこね号」は途中、町田と海老名、小田原に停車するのですが、町田と海老名で下車するかたが多いですね.これがまた土曜だったりすると箱根湯本まで乗車されるかたがもっといるのではないでしょうか.

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FUJIFILM X100F

 終着駅の箱根湯本駅に到着したLSE車.ここでも大人気でした.

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 側面に貼られた「Last Run」のステッカー.

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FUJIFILM X100F

 改札を出て国道1号線の跨線橋から.特徴あるアーチ型の屋根とともにクラシックさを感じさせます.

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FUJIFILM X100F

 帰りのロマンスカーまで約2時間半.当初は日帰り温泉を計画していたのですが、箱根は多少涼しいとはいえ結構な暑さ.そのため温泉は諦めて、「茶のちもと」に行き、「お濃茶のかき氷」をいただいてきました.
 ふんわりと軽く、それでいて濃いめの抹茶が効いていて、しかも中には白玉やお茶の寒天が入っており、セットのほうじ茶ともぴったりでした.

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FUJIFILM X100F

 かき氷を食べ、周囲をぶらぶらしてあと1時間.どうしようかなと思っていたら、箱根登山電車の古い列車がやってきたので途中駅まで乗り込んでみることに.

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FUJIFILM X100F

 1919年の箱根登山鉄道開業時から運行されているモハ1形と、1927年から運行されているモハ2形の組み合わせです.ちなみに冷房はありません.6月下旬くらいでも車内は蒸し暑いです.
 この塗装、LSE車(というより、ロマンスカーの先祖であるSE車)にも通じる色合いをしています.

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FUJIFILM X100F

 途中駅の大平台で下車.大平台駅はスイッチバックの駅で行き止まりの構造をしており、周囲も木々に囲まれた鬱蒼と雰囲気をしているのが好みです.
 大平台駅までくる途中でもスイッチバックをするためのスペースが用意されており、その都度乗務員が行ったり来たりして、車両交換もしているので見ていて飽きない路線です.それでいて本数もそこそこあり、しかも大平台まで18分ほど乗車しても運賃は片道190円とリーズナブルなのもいいですね.

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 箱根湯本駅まで戻って帰りは最新型のロマンスカー、GSE車に乗車しました.

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 座席もモケットから一転してモダンな雰囲気に.

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 GSE車の売りは大きな側面窓.確かにこの見晴らしの良さはなかなかのものです.

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 車内販売.コーヒーを注文するとビスケットが付いてくるのはいいですね.ただ、昔のようにガラスの容器などに入れて持ってきてくれると嬉しいのですが.VSE車は導入時にそうしたサービスをしていたようなのですが、いまはやめてしまったようで残念です.

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 多摩川を渡るときの車窓.通勤電車に乗っているときの眺めとはなんとなく違うようにも見えるので不思議なものです.

2017/11/26

SLばんえつ物語

Category: 旅行・観光,鉄道 — Annexia @ 13:54

 新潟から会津若松まで「SLばんえつ物語」に乗車してきました.

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FUJIFILM X-Pro2 + XF14mm F2.8 R
ASTIA

 まずは新潟まで新幹線で移動.SLばんえつ物語は9:30に新潟駅を出発するので、朝7時の新幹線で東京駅を出ないと間に合いません.朝4時に起きて身支度して5時過ぎに自宅を出なくてはならないので、なかなかに大変です.

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 指定席だけ押さえていたので乗車券を新潟で買い、ちょっと買い物をしたのちにホームに降りたら、すでに入線していました.さすがに撮影するかたが多く、人気ぶりを感じさせられました.

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FUJIFILM X-Pro2 + XF14mm F2.8 R
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 配管の美しさなど、SLならではの機能美を感じさせます.

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 このC57 180は昭和21年8月に三菱重工三原製作所にて製造され、新潟機関区に配置され、その後新津機関区に配置.1969年に廃車になったのちは新潟市内の小学校に静態保存され、1999年に復活という、新潟にゆかりのある機関車です.
 4月から11月の土日祝日に1往復のみ運転され、沿線での人気も高いらしく列車に手を振る人たちがたくさんいます.

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FUJIFILM X-Pro2 + XF14mm F2.8 R
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 今回乗車したのはグリーン車.長時間でしたがゆったりとしていてくつろぐことができました.
 最後尾には展望席が用意されています.

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 客車のエンブレムなどには現地に生息している「オコジョ」のイラストがあしらわれており、グリーン車の天井のデコレーションにもオコジョがいたりします.

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FUJIFILM X-Pro2 + XF14mm F2.8 R
ACROS

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ACROS

 途中の津川駅では点検や給水のため、しばらく停車します.

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FUJIFILM X-Pro2 + XF14mm F2.8 R
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 ここで7tの水を補給.新潟-会津若松間、約125kmで石炭3tと水20tを使うそうです.

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FUJIFILM X-Pro2 + XF14mm F2.8 R
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 上部から見ると、大量に積み込まれた石炭が見えます.

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FUJIFILM X-Pro2 + XF14mm F2.8 R
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 新潟を出発してから約4時間、会津若松駅に到着.約2時間後には新潟に向けて出発するため、乗客を降ろすと点検のため早々に車庫に入ります.お疲れ様でした.

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 会津若松に着いたら、いつものようにソースカツ丼をいただき、飯盛山にあるさざえ堂を訪問してきました.
 ちょっと時間が遅いこともあって、照明のなく薄暗いさざえ堂内部はさらに真っ暗に近い状態に……
 郡山まで移動し、新幹線に乗り換えて帰宅しました.朝も早く慌ただしい日帰り旅行でしたが、以前より増えたとはいえ希少な存在であるSLに乗れるのは貴重な体験でした.

2017/02/14

台湾旅行(乗り物編)

Category: 旅行・観光,,鉄道 — Annexia @ 00:34

 台湾旅行を振り返る、今回は乗り物編.

 台湾の鉄道には幾つかの種類がありますが、台北近辺でいうと3種類、MRTこと台北捷運、台湾新幹線を管理する台湾高速鉄道、そして台湾の国鉄である台鉄こと台湾鉄路管理局があります.自分はMRTと台鉄に乗りました.ちなみに台北の中心部は全ての鉄道が地下化されています.

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 MRT.中山から故宮博物院の最寄駅である士林までと、士林から台北まで乗車しました.なお、台北中心部では地下を走行しますが、郊外では高架部分を走行するのでMRT=地下鉄というわけではありません.
 ホームドアが設置されているなど、新しめの設備であるように感じられます.
 車内も路線図と次の駅の表示があるので間違わずに利用できます.


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 自動改札になっており、ICカードを購入するか、自販機で切符ではなくトークンを購入して乗車します.
 ICカードは100台湾ドルのデポジットで購入でき、自販機でチャージします.MRT、台鉄、バスに乗車でき、さらにコンビニで買い物もできるので、持っていると便利です.
 トークンは乗車時に自動改札にタッチし、下車時に投入口に入れる方式だそうです.


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 台湾駅.巨大です.内部は吹き抜けになっており、開放的な雰囲気です.中央部分が大きな広場になっているのですが、椅子やテーブルがないので多くの人が地面に直座りしていました.椅子やテーブル、待合室を用意してもいいのでは.
 切符の購入窓口の上には大きなパタパタ式の行先案内板が.


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 ホームの電光掲示板.わかりやすいです.中国語ではホームのことを「月台」と書きます.


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 ホームで列車を待っているだけでも様々な車両がやってきて楽しめます.
 この車両は太魯閣号と呼ばれる車両で、自強号という特急扱いの車両です.日立製でJR九州の885系ソニックをベースにした振り子車両です.自強号はICカードでの乗車はできないそうです.


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 莒光号(きょこうごう)という、急行扱いの列車.機関車牽引による客車列車です.
 重厚感のある電気機関車、そして日本では定期列車としては絶滅した客車列車.個人的にはこれに一番乗ってみたいと思いました.


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 区間車と呼ばれる各駅停車も種類がいろいろ.黄色いほうは気動車です.
 車両メーカーもまちまちで、日本製(日立、日本車輌)、台湾製、韓国製、南アフリカ製、アメリカ製(機関車)などバリエーション豊富です.


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 車内から撮ったので見づらいですが、貨物列車も走っています.
 客車列車と同じ機関車に見えますが、貨物用機関車には客車に冷房用電源を供給する発電機が搭載されていないそうです.


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 バスについて.台北市内はバス路線も充実しています.自分は士林駅から故宮博物院まで乗車しました.
 ただし、運転はかなり荒っぽく、急発進急ブレーキの連続なので立っていたら腰が痛くなってしまいました.


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 路線図がありましたが、案内がわかりづらく、どこで降りたらよいかが判断が難しく感じました.
 幸いにも故宮博物院は終点なのと建物が大きいので間違えることなく下車できました.


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 細かいことですが、降りたい時に押すボタンは「下車鈴」というのですね.


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 バイクについて.走行数が多い上にすり抜け運転などかなり強引です.ここでは車の運転をする自信はありません.


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 事故対策なのか自動車の停車位置よりも先にバイク専用の停車ゾーンがありました.


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 レンタサイクル.車道が自動車とバイクで埋め尽くされているので、歩道の一部が自転車レーンになっています.
 当初は30分まで無料だったそうですが、多くの人が30分ギリギリで返却してまた借りるので維持費すら捻出できなくなり、無料の制度は今はないそうです.


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 滞在中に唯一見かけたロードスター.親近感がわきますね.