2015/03/31
祖母が亡くなり、葬儀に参列してきました.
もう長くない、という話を聞いていたので会いに出かけたのが土曜日のこと.
午前に見舞いをして、家を出て昼食を食べてしばらくしたところで亡くなったとの連絡があり、慌てて戻りました.
翌日曜日に通夜、そして月曜が出棺・告別式でした.
通夜は通常であれば子供が交代で起きているのが一般的だと思うのですが、亡くなった祖母は93歳.なので子供(つまり自分の親)の年齢も高いこともあってか、孫が起きていることに.交代で寝ればよいのですが、結局全員起きていて、眠くなった者から布団に入るという展開に.自分は完徹.10人以上いるいとこでも普段からよく会っていたり、逆にこういうときでないと会わなかったりとまちまちなので、親睦を深めるいい機会であったりもします.
祖母は天理教の信者であったので、神道系の葬儀に近い感じでした.祖父のときに初めてこの形式の葬儀を経験しましたが、ちょっと不思議な感覚でした.
以下は雑感.
・通夜、出棺、告別式と徐々に進行するものの、それほど「別れ」という感覚はなかったのですが、火葬場で棺桶の入る扉の先を見たときにこれで最後なのだなという感覚が急にやってきました.
・火葬場へと続く道路の入口には小さなトンネルがあり、なんで切り通しにしないんだろうと思っていたのですが、もしかしたら一種の「境界」のようなものなのでしょうか.
・葬儀というのは大半の人にとっては「非日常」であるものですが、火葬場やいわゆるセレモニーホールと呼ばれるような場所に勤務されている方はこれが「日常」であるわけで、ややもすれば淡々と作業してしまいそうなものを思い出となるようにきちんとこなすのは大変なことだろうなと.
・この歳で完徹はやはり辛い.
RICOH GR
玄関先に咲いていた桃の木.祖母が食べた桃の種から育った(らしい).
2015/03/26
FUJIFILM X100T
会社で飲むために、amazonでルートビアを取り寄せました.
ルートビアは日本ではまったくといっていいほど親しまれていない飲み物.というよりも「湿布みたいな味のする飲み物」とか言われて嫌う人のほうが多かったりします.
国内では唯一、沖縄ではA&Wのハンバーガーショップで売られており、しかもおかわり自由だそうです.いつかは訪れてみたいものです.
FUJIFILM X100T
他の飲み物と同様に1本100円で飲めるように社内の冷蔵庫に入れているのですが、設置から10日たっても自分以外は誰も飲みません……
2015/03/21
RICOH GR
昨日、WebでNDロードスターの詳細情報が発表になり、同時に商談予約の受付が開始されました.
ディーラーに出かけたら、Webと同等の情報のみの簡易的なものながらすでにパンフレットが用意されていました.
グレードは大きく分けて3つ.S、Sスペシャルパッケージ、Sレザーパッケージです.
Sは素のグレード.6MTのみで装備的にもかなり抑えられており、ナビなどに使われる画面もなくハイテク系の装備もなく、走り周りとしてはLSDも装備されていません.その代わり重量は990kgと、1tを切りました.メーカーとしては1tを切るのを目標をしていたため、その目標を実現するため、かつパーツを交換してカスタマイズしたい人向けのグレードでしょうか.
SスペシャルパッケージとSレザーパッケージは6MTと6ATが用意されています.グレード名が示すようにSレザーパッケージはレザーシートが標準装備となりますが、それだけでなく車線逸脱警報システムといった、ハイテク系の装備やBoseサウンドシステムなどが標準装備となるなど、シート以外でもかなり装備が異なります.価格は税抜きで31万円差がありますが、セーフティパッケージやオーディオなどのオプションが20万円ほどするうえにオプションでも用意されていない静音系のパーツもあるので(もしかしたらショップオプションで用意されるのかもしれませんがまだショップオプションの詳細は不明)、快適さを求めるのであればSレザーパッケージでしょう.
非常に魅力的な車で、正直言うと自分もほしいNDロードスターですが、気になることもいくつか.
・ボディカラーが7色あるものの、有彩色が2色しかなく、ロードスターらしい華やかさに欠ける
・グローブボックスがない.あとトランクもNCより小さくなった
・BoseサウンドシステムってNCやRX-8のは評判がイマイチだったけど、今度のはどうなの?
ボディカラーは白系が3色あるなど、偏りを感じます.今後の限定モデルなどに期待したいところです.
グローブボックスがないことやトランクが小さいのは小型軽量化の影響なので一概に文句を付けるのもどうかとは思いますが、ただでさえ荷物の置き場に困る車なのでグローブボックスはほしかったです.収納は運転席と助手席のシートの間と、それぞれのシートの後ろなどごくわずかです.シート後ろってNCロードスターにも用意されてますが、シートを倒さないと出し入れできないんで1回も使ったことないんですよね……
Boseサウンドシステムは試乗して実際に聴いてみて判断したいところです.Sレザーパッケージでは標準装備ですが、-7万円のレスオプションで6スピーカーも選べます.
NCユーザとしては前評判の高さに心中穏やかでないところですが、なんにせよ早く試乗してみたいものです.
2015/03/11
震災から4年が経過しました.
復興は徐々に進み、最近では常磐道が全通し、仙石線は女川駅が移転するなどしてあと10日ほどで全線復旧します.
その一方、遅々として復興が遅れている場所もあり、風評被害などもまだまだ続いているのも現状です.
昨年は旅行で宮古などの三陸に、年末にはあんこう鍋を食べにいわきを訪れましたが、今年も観光という形で支援をしていきたいと思います.
2015/03/10
9日の深夜というか、10日の早朝という、いつもの時間帯にAppleの新製品発表会があり、以前から「12inchのRetinaディスプレイを搭載したMacBook Air」として噂のあったMacBookと、すでに概要だけは発表されていたApple Watchが正式発表されました.
MacBookについて.
MacBook Airがモデルチェンジするのかと思っていたら、Air/Proとは異なる名称のつかない「MacBook」なる製品名でした.これがなにを意味するのかはよくわかりませんが、スタンダードなMacBookとして位置づけるにしてはやや特異な存在のような気もします.が、これがこれからのMacBookのスタンダードで、このシンプルな製品をベースに付加価値を付けた製品を出していくというメッセージなのかもしれません.
MacBookので気になったのは、インタフェース周りとキーボード.インタフェースは最新のUSB-Cを1つとヘッドホン端子のみで、電源端子すらなし.電源はUSB-Cにつなぐわけなのですが、そうすると外部接続はゼロに.USB Hubを使って拡張できるにしても、思い切ったというか不親切ともいえる仕様です.Apple的にはもう、ごてごてとケーブルつないだりする必要性もないでしょってことをアピールしたいのだと思いますが、ストレスがかかると接続が解除されるMagSafe電源アダプタは足を引っかけたりしても本体にダメージもなくて重宝していたので、そこまでなくさなくてもって感じではあります.初代のMacBook Airも過激なほどにインタフェースが削られており、2代目以降は必要十分な端子がつくようになったので、次期モデルに期待でしょうか.
キーボードは内部メカニズムを一新してたわみをなくした構造にしましたとのことですが、デモ映像を見ても不安になるほどにキーストロークが浅いのが気になりました.実際、0.5mm以下しかストロークしないなんて話もあり、これは実際に触ってみないと判断が難しいなという印象を受けました.
現状、ややネガティブな印象ではありますが、Macの、というよりApple製品の武器はハードウェアもソフトウェアも自社で設計しているところなので、この究極にまで機能を削ったMacBookを活かせるような次期OSを用意しているのかもしれません.
Apple Watchについて.
個人的にはそれほど期待をしていないプロダクトではあります.iPhoneとのリンクを前提に開発された製品なので、ポケットや鞄からiPhoneを出せばそれでいいじゃんと思ってしまうのですが、これもまた実際に腕に付けてみてiPhoneとリンクして使ってみたときに予想外の感覚があるものなのかもしれません.