「「マツダ ロードスター」が累計生産100万台を達成しました」
1989年4月の生産開始以来、約27年かかってロードスターの生産台数が100万台に到達したことが発表されました.
NA-NB-NC-NDと4世代のうち、自分が乗ったこと(所有していた)モデルはNA(中古)、NC(新車)、ND(新車、現行)の3台.
NAロードスターが発売された頃はまだ高校生で、グリーンに塗装された車体にタン内装のV Specialの新聞広告の写真がとても格好良くて、切り抜いて学習机のマットに挟み込んでいたものです.憧れの車であったとはいえ、その後まさかこうして代々乗り続けることとなって、しかもこうして100万台を祝うことができるようになるとは当時は思いもしませんでした.
生産台数100万台、さらに日本カーオブザイヤー、さらにさらに世界カーオブザイヤー(ついでに世界デザインオブザイヤーも)というめでたいことがこれだけ重なりつつも、いまのところは記念車を出すという話は流れてきていません.自分は買い換えることはないでしょうけど、とびきりのスペシャルな記念車を見てみたい気もします.
かなり前に、勤務先の代表が「MIRAIを買った」ということを聞いていたのですが、ようやく納車されたそうなのでじっくり見させてもらいました.
デザインはいまどきのトヨタデザインらしいもので、好みが分かれそうです.ただし、燃料電池車という最先端の技術を投入して作られた車であることを考えると、尖ったインパクトのあるデザインはアリなのではないかと思いました.
サイズは大きいですね.巨大、といっても言い過ぎではないかも.4代目プリウスとデザインが近いことからサイズも同じようなものかと勝手に予想していたのですが、全長は5m近くありますし、高さも結構あって、デザインはセダンなのにSUVに近いくらいの高さがありました.
エンジンルーム、といってもエンジンはないのですが、ボンネットの中は案外とエンジンに近い外見をしているかなという印象でした.オレンジ色のチューブが何本か見えたのですが、あれはハイブリッド車同様に高圧配線かなにかでしょうか.
トランクは車体から考えると小さく、ゴルフバッグが2個ギリギリで入るかどうかというくらいです.
運転席周りのデザインは既存の自動車とはかなり異なった印象を受けました.車名が示すように未来感がありました.ステアリング以外は自分の乗っているロードスターとは共通点がないのではないかと思うほどです.車内を覗き込んでいた他の人からは「ゲーム機みたい」という声もありました.
すごいなぁと思う反面、欲しいかと問われれば口ごもるところでもあったりして.
やはり自分は、足でクラッチを操作して、左手でシフトノブを手繰りギアの噛み合う感触を確かめながら操作する、今となってはオールドスタイルとも言われかねない、操作が好きなのです.そしてこうした一連の操作とともに気持ちよく走ることのできるロードスターという車が好きなのです.