2013/05/04
帰省で暇をもてあます日々.
父親の車に乗せられて、山間部を通って静岡県西部の方に出かけてきました.

SONY DSC-RX1(トリミング)
道の駅から見えたSL.大井川の鉄橋を渡る、なかなかのよい眺めではありますが、RX1の35mm単焦点ではちょっと遠くにしか見えなかったのでトリミング.山の新緑とよくあいます.

SONY DSC-RX1(トリミング)
写真を撮り終えてから少し車を走らせていると、のんびりと走るSLに追いついてしまいました.

SONY DSC-RX1(トリミング)
そして次の駅ではこんな感じで撮影ができました.SLは急行扱いなのですが、普通の電車よりも遅いです.まあ観光なのでゆっくり走って沿線を眺めてもらうのもいいでしょう.

SONY DSC-RX1
しばらく前にニュースになった、浜松市の山中、天竜の春野町の崩落.
眺めている数分の間にも小規模の崩落があって土煙が上がっていました.国や県の観測事務所が設置されていて監視が続いているようですが、崩落自体は徐々に終息しつつあるようです.

SONY DSC-RX1
法多山に参拝、というか名物の厄除け団子をいただきに.
今年は厄年でもあるので、厄除けに参拝ももちろんしてきました.

SONY DSC-RX1
参拝後のお楽しみ.厄除け団子.
五本の串に刺さった、独特の形状をしています.この五本は「頭、首、胴体、手、脚」を意味するそうで、厄除けの意味を込めているとの言い伝えです.
久々に食べましたが、美味しいです.日持ちしないので(お土産用も売られていますが、賞味期限は翌日まで)、なかなか食べられないのが残念です.
2013/04/12

SONY DSC-RX1
昨日、会社を休んで日帰りで京都に旅行に行ってきました.
観光内容などはまた後日、おいおいと書いていくことにします.
行きに乗った新幹線がN700Aでした.
N700Aは2013年2月にデビューしたばかりの車両で、従来のN700系の改良版にあたります.N700Aの「A」はAdvanced(進んだ、進歩した)を意味しています.
まっさらの新型ではなく改良版なので、運用上もN700系と同様に扱われます(分類上もN700系の編成の一種).なので時刻表にも記載がなく、なおかつまだ運用開始から2ヶ月ということもあって編成も少なく、乗れたらラッキーというようなものだそうです.ちなみに確実に乗るためには当日朝にJR東海に問い合わせると教えてもらえるそうです.
N700Aのことはもちろん知っていましたが、旅行で浮かれていたのかチェックするのをすっかり忘れていました.車内清掃待ちで扉が開くのを待っている間も、視線の片隅に「N700A」の大きなロゴは目に入っていたのですがとくに気にもせず、写真も撮らずといった有様でした.なんとなく撮った一枚もこんな感じでしたし.
発車してから「そういえばN700Aってさっき書いてあったような.でも見間違いかな?」と思い出したのですが、確認しようにも車内の景色はN700系と見分けがつきません.やがて車掌が車内検札に入ってきたときに自動ドアの向こう、デッキ部分の案内図にN700Aのロゴが見えたことで、ようやくN700Aであることが確認できました.
「んー、見た目ぜんぜん変わらないじゃん」とたかをくくっていたのですが、移動するにつれて次第に従来の車両との違いがわかってきました.
最初に感じたのは静かなこと.従来のN700系のグリーン車相当の静音材が普通車にも使用されているそうです.
次に感じたのは揺れの少なさ.左右に揺すられるような不快な振動がかなり軽減されました.
そして、速度が一定であること.旅行に出るときにはGPSロガーを持ち歩くのですが、その液晶に表示される速度を見ても267-268km/hで一定していました.従来であれば線路のアップダウンやカーブによって運転士による速度の微調整が入って速度は多少のばらつきが出るものですが、定速走行装置によって一定速度が保たれるようになりました.
東海道新幹線はカーブのきつい区間が多いのですが、全区間の線路データがあらかじめ登録されていて、GPSと連動してセミアクティブサスペンションを動作させるなど、従来のN700系よりも進んだ制御がされているそうです.
これらの結果、カーブでも安定した走行が可能になり、停車駅が近づいたときの減速もスムースになるなど、根本的なところからの快適性が高められた印象を受けました.
帰りの新幹線が従来型のN700系だったのですが、横揺れはしますしGPSロガーを見ても速度は一定ではなく、違いを感じました.
N700A、選んで乗れないのが残念なくらいよくできています.
あとは、JR東日本の新幹線のように車内改札をなくしてくれるとなおよいのですが.
2013/03/23
昨日、3月22日をもって小田急線下北沢駅の地上駅は営業を終了し、今日から地下駅に移行しました.
今までは井の頭線への乗り換えに1分しかかからなかったのが、地下化されることで5分かかるともいわれ、しかもあと4,5年は複々線にならないのでメリットがないというなかなか残念な状況です.
とりあえず見物に行き、以前の地上駅がどうなっているかも見てきました.

SONY DSC-RX1
上り列車は梅ヶ丘(高架駅)を出たところで一気に地下に潜り、環七の下を通って世田谷代田、下北沢、東北沢と地下を走って、再び高架駅の代々木上原に到着します.
現在の線路は複々線化されると急行用とされるため、急行が停車しない世田谷代田駅なんかは仮設となっています.なんでもエレベータはあるもののエスカレータはないそうで、階段だと100段以上ある高低差をこれで数年しのぐのも酷な話ではあります.
下北沢駅に到着.んー、なんかすごい違和感.シールドマシンで削った形状そのままの円形のホームは狭く感じられます.
そして井の頭線や出口に向かうエスカレータはやはり長いです.ホームが狭いのでエスカレータも狭く、朝なんかは混雑しそうです.
エスカレータを降りるとコンクリート打ちっ放しの空間が.乗り換えや出口の案内が出ているのですが、慣れていないせいもあってわかりづらいです.うろ覚えなのですが、出口も乗り換えも案内板が黄色地に黒い文字で書かれていたのでぱっと見て判別がつかないのです.まだ旧駅舎も残っているので、徐々に改善されていくこととは思いますが.

SONY DSC-RX1
がらんとした旧ホーム.写真を撮っている人が多数いました.
あれだけ混雑したホームがこのように誰もいないというのも不気味な感じではあります.

SONY DSC-RX1
南口に向かう改札の手前.思いっきり仮駅舎な感じです.

SONY DSC-RX1
南口は今までとほぼ変わらないところに入り口があります.

SONY DSC-RX1
今までの駅舎は南口と北口を結ぶ自由通路となっていました.
改札のあったところには柵がおかれており、切符の自動販売機にはシャッターが下ろされて寂しげな雰囲気です.
改札の中にあった行き先案内板はもちろん消えており、時計も6時50分をさして止まっていました.その時間までいろいろと作業をされていたということなのでしょうか.

SONY DSC-RX1
踏切は線路をふさぐように柵がつき、警報器も黒い布で覆われていました.かつては開かずの踏切などと呼ばれていたこの踏切ももう電車が通過することはありません.
北口にあった歴史を感じさせる商店街も部分的に閉鎖されて中には入れないようになっていました.

SONY DSC-RX1
もう井の頭線と小田急線が交差する様子を見れないわけで寂しいところではあります.今はまだ光っている線路もしばらくすれば錆びてしまうことでしょう.もしくはそれ以前に撤去されてしまうのかも.
2013/03/21
先週は東急東横線の渋谷駅が地下に移動しましたが、今週末には小田急線の東北沢駅、下北沢駅、世田谷代田駅が地下に切り替わります.
なかでも下北沢駅は井の頭線との乗換駅で利用者が多く、昔ながらの雰囲気を残す街のため、大きな変革を迎えることになります.

SONY DSC-RX1
下北沢駅南口です.しばらく前から仮駅舎のような外観になっています.

SONY DSC-RX1
改札口.「3月22日をもって現在の駅舎営業を終了いたします」という掲示がされています.

SONY DSC-RX1
上りホーム.改札に向かう階段、そして井の頭線に向かう階段と複雑な構造になっています.
井の頭線へは階段を上ればすぐに乗り換えることができましたが、地下にホームが移ると、移動時間も今までよりもかかりそうです.

SONY DSC-RX1
代々木上原(高架駅)を出た電車は地下に潜り、梅ヶ丘(高架駅)まで地下を走行するので、その間の踏切は全廃されます.
この線路を電車が走るのもあとわずかです.

SONY DSC-RX1
名残を惜しんで撮影をしている人がそれなりにいました.

SONY DSC-RX1

SONY DSC-RX1
小田急線はロマンスカーという華のある車両が走っているのが魅力です.

SONY DSC-RX1
駅近くにはこんな感じの時代がかった商店街があります.
おそらく下北沢駅とともに再開発されるのでしょう.ほとんどの店が営業しておらず、廃墟然としていました.

SONY DSC-RX1
小田急線の上を通る歩道橋から.
こうして井の頭線と小田急線が交差する様子を見ることも、もうできなくなります.
3月23日の土曜から地下化されますが、上下2本ずつの複々線の予定のうちできあがっているのは上下1本ずつ.なので現状はまだ輸送本数の増加などは見込めない状況です.
まだまだ工事は続き、もう一往復ぶんの線路が敷かれ、現状の地上部分が道路となって再開発が完了するのはかなり先のこととなりそうです.
2013/03/19
15日に営業終了し、翌朝から地下に移転した東急東横線渋谷駅.
終電から始発までの3時間半程度の間に、線路を撤去し、新線と接続し、架線を引き、試運転をするという凄まじくシビアな工事の模様はこちらにまとめられていますが、感動的です.
さて.営業を終了した旧東急東横線渋谷駅ですが、どのようになっているのかと思い、通勤のついでに写真を撮ってきました.

SONY DSC-RX1
ターミナル正面の改札のあったところです.こんな感じで柵で閉鎖され、部分的にトラスが組まれています.

SONY DSC-RX1
トラスの間から撮ってみた駅構内であった場所の風景.ぱっと見はそれほど変わらないようにも見えますが、重要なものがありません.手前にずらっと並んでいた自動改札が撤去されていました.まあ工事の邪魔でしょうしね.
どのような作業をしているのかはよくわかりませんでしたが、今度の週末には「東横線旧渋谷駅が3日間限定で「緑の公園」に-線路の砂利詰め放題企画も」という企画があるそうなので、その準備なのでしょう.砂利詰め放題ですし.

SONY DSC-RX1
改札手前にあった行き先案内の液晶ディスプレイも当然ながらなにも表示されていません.

SONY DSC-RX1
最後に渋谷ヒカリエの案内板を.移転前まではこのように東横線の案内がありましたが、

SONY DSC-RX1
その部分だけはがされ(もともとそこだけシールでした)、代わりに右奥に新しい駅の案内が表示されています.
移転後の新しい渋谷駅も利用してみましたが、もともと副都心線渋谷駅として使用されていたところを線路を引いただけなので、目新しさはそれほど感じませんでした.