「Miil」なる、食べ物専門の写真を使ったSNSを使ってみることにしました.

iPhone用のアプリが用意されており、そこから撮影、調整、そして投稿や閲覧ができるようになっています.
ユニークなのは調整方法.極めてシンプルで、上下が明るさ、左右がホワイトバランス.あとはフレームの種類を選ぶだけ.少ないようですが、食べ物をおいしそうに見せるには明るさとホワイトバランスが重要なので、それをワンアクションでできるようにしたインターフェースは秀逸です.
また、撮影時に取得したGPS情報から店舗候補一覧がでてくるのもよくできていますし、GPS情報を付加しない「自宅」「職場」といった情報を入れることができるなど、「食べ物SNS」として考えられている印象です.
個人的にちょっと気になったのは撮影機能です.自分は縦位置撮影をするときには上下逆さまにして両手で構えて右手の人差し指でスピーカーを押さえて親指で撮影するという奇異な撮影方法をしているのですが、こうやって撮影すると天地逆さまのまま記録されてしまいます.標準のカメラの場合は上下位置を記録して対応してくれるのですが.
また、写真にGPS情報が付加されないのもマイナスです.
なので、撮影自体は標準のカメラアプリを使ったほうがよさそうです.

Apple iPhone 4S
11月も中旬になって徐々に寒さが強まってきました.
節電目的もあって、昨年のスローとマフラー購入に引き続きブランケットを購入しました.

RICOH GR DIGITAL III
ECOLAの製品はポルトガルのマンテイガスというところで作られています.同封されていた紙に記載されていた住所をGoogleマップで見たところ、首都リスボンから約250kmほど離れた山間部が出てきました.
販売元の受け売りですが、12世紀から羊毛業を始め、刈り取りから製作までを一貫して行っているそうです.そして染色や化学洗剤のたぐいは使用されず、白黒のパターンは白黒それぞれの羊毛をそのまま使用しているそうです.
羊毛の素材感をそのまま活かしているので、ちょっと動物っぽい匂いがします.

RICOH GR DIGITAL III
末端部分はいかにも手縫いって感じで仕上げられています.

RICOH GR DIGITAL III
スローとブランケット.スローのほうがざっくりとした肌触りで、ブランケットのほうが厚みもあって柔らかくてふかふかです.羽織ったり膝にのせるぶんにはスローがイイ感じですが、毛布として使うのであればやはりその名が示すとおりにブランケットをオススメします.
あと、個体差もあるかとは思いますが、スローのほうは小さな藁のようなものがそれなりに混入しているので、そういうのが気になる人もブランケットでしょうか.
タイの洪水、トルコの震災と、日本だけでなく世界のあちこちで自然災害が猛威をふるっています.
3.11の震災の際には援助の手をさしのべていただけた恩もありますし、わずかな額ですが義援金を送らせていただきました.
タイへの義援金は、タイ大使館のページに義援金の案内が掲載されていますが、なぜかオンラインバンク経由ではエラーが出てしまって振り込みができませんでした.なので、品川区の「タイ王国洪水災害義援金」に振り込みをしました.
トルコへの義援金はトルコ大使館の案内だと海外送金になってしまうため、和歌山県の義援金口座に振り込みをしました.トルコと和歌山県の関係はWikipediaの「エルトゥールル号遭難事件」を見るとよくわかります.
日本同様に地震の多いトルコですから、日本政府も原発の輸出などをせずに耐震技術の供与などをしていただきたいものです.
金曜日発売のiPhone 4Sですが、未だに入荷連絡はありません.
ネットなどで情報を集めていると、SBM端末はどこも品切れとのことですが、au端末は量販店を中心に在庫があるところが多いようです.日経新聞の記事で「auショップよりも量販店に重点的に商品を配分した」とありましたが、この状況を見るとたしかにそうなのかもしれません.
ただ、細かく在庫状況をチェックしていくと、在庫があるといっても16GBや32GBのものが多く、64GB、とくに黒は品薄傾向にあるようでした.自分が注文しているのも64GBの黒です.
契約方法について.
当初は現在使っているiida G9(auのデザイン重視のブランドの製品)はそのまま残して、iPhone 4Sを新規で契約するつもりでした.おサイフケータイを使いたいからです.しかし、そのためだけに契約を残すのももったいない話ではあります.なので、おサイフケータイを活かしつつコストを下げる方法について検討することにしました.
現状のauの契約では家族割などを使い、またそもそもの通話が少ないので月額3,000円を少し超える程度です.プランを変更してもこれ以上下げるのは難しそうです.そこで、この契約をiPhoneに持って行って、おサイフケータイ用に基本料の安いWillcomを新規で契約するのはどうかと考えました.調べたところ、月額1,450円くらいで使えそうです.難点はおサイフケータイ対応端末が少ないことでしょうか.
上記の2つのポイント、つまり「量販店にはiPhone 4Sの在庫があるらしい」そして「Willcomを新規契約してコストダウンする」という目的を果たすべく、近所のヤマダ電機に出かけました.
が、iPhoneは16GBしか在庫がなく、それにWillcom端末もお目当ての小型軽量のストレート端末は販売終了とのことで、諦めて帰宅しました.なかなか目論見どおりには行かないものです.
しかしその帰り道、自転車をこぎながら別の方法を思いつきました.
SIMカード(携帯電話の中に入っている電話番号などの情報が入ったチップ)を抜いても、おサイフケータイとしては使えるらしいので、普段はG9をSIMなしでおサイフケータイとして使い、チャージなどのときだけSIMをiPhoneから差し替えてやればいいんじゃないかと.帰宅してあれこれ調べてみると、ドコモはSIMなしではおサイフケータイとして使えないそうですが、auは使えるそうです.ただし、iPhoneのSIMは一般的な携帯電話のSIMよりも小さいMICRO SIMなので、変換アダプタが必要とのこと.
これでコストを抑えつつおサイフケータイを使う方法が見つかりました.SIM-MICRO SIM変換アダプタはamazonで注文しました.送料込みで265円、というか本体65円で送料200円w
夕方になってauショップに電話をしたら、黒の64GBは初期入荷では予約分をさばけなかったとのことで、自分の前に10人くらい待ちの人がいるとのこと.そして入荷は未定とも.量販店などを回れば見つけられそうですが、それも面倒なのでそのまま予約を続行することにしました.
【補足】
残念ながらSIM-Micro SIM変換アダプタを使ってiPhone 4Sとガラケーを使い回すことはできませんでした.
連休中にホリデーパスを利用して、横須賀の無人島である猿島と川崎の工業地帯に出かけてきました.

Nikon D700 + NIKKOR-O Auto 35mm F2
東京駅から横須賀線に乗って横須賀駅に.横須賀駅は階段が1段もないというレアな駅です.バリアフリー的な側面で評価されているようですが、もともとは軍事物資を鉄道に積み込むためという歴史的な経緯のためのようです.
駅の入り口によこすか海軍カレーのキャラクタ「スカレー」の像が置かれています.

Nikon D700 + NEW NIKKOR 105mm F2.5
駅を出てすぐに海上自衛隊や米軍の施設が見えてきます.この後ろには南極観測船「しらせ」も停泊していました.
ここから三笠公園に向かい、船に乗って猿島に向かいます.

Nikon D700 + NIKKOR-O Auto 35mm F2
猿島は横須賀の沖にある小さな無人島です.幕末から第二次大戦にかけて防御拠点として使用され砲台が設置されていました.
船が着岸するあたりは海水浴場やバーベキュー施設として利用されていますが、奥に入っていくと島全体が要塞であったときの名残が随所に見られます.小さな島なので1時間もあればほぼ全体を見ることができます.

Nikon D700 + NIKKOR-O Auto 35mm F2
通路の両側をレンガで固めて弾薬庫や兵舎として使用していた跡が未だに残っています.
10年以上前にも訪れたことがあるのですが、そのときに比べて劣化が進んだのかそれとも歴史遺産の保護のためか、木道が設置されていました.

Nikon D700 + NIKKOR-O Auto 35mm F2
島に設置されていた砲台の跡です.全部で5基の砲台が設置されていたそうで、いくつかを見かけました.

Nikon D700 + NIKKOR-O Auto 35mm F2
上空からのカモフラージュのためか、トンネルも多く設置されています.トンネルや壁面のレンガ造りの施設には、今となってはほとんど見られない「フランス積み」という積み方が見られます.
1時間ほど滞在してから三笠公園に戻り、昼食をとってから鶴見に向かいます.

Nikon D700 + NIKKOR-O Auto 35mm F2
鶴見駅で鶴見線に乗り換え、1駅目の国道駅で下車します.
国道駅はその名の通り、国道15号沿いにある駅です.横浜市内の駅であるにもかかわらず、無人駅、しかも自動改札すらありません.もっとも、鶴見線にはこうした駅はザラで、自動改札のある駅のほうが珍しいくらいです.

Nikon D700 + NIKKOR-O Auto 35mm F2
改札を出ても廃墟然とした光景が広がります.いくつかの店舗の看板が出ているのですが、訪れたときには営業していませんでした.
駅の入り口の壁面には戦時中の米軍機による機銃掃射の弾痕が残っていたのですが、いつのまにか修復され消えてしまいました.貴重な戦時中の記録として残すべきだと思うのですが、残念です.

Nikon D700 + NEW NIKKOR 105mm F2.5
再び鶴見線に乗って海芝浦駅に向かいます.鶴見線は工業地帯に沿って敷かれている路線で、途中で3つに路線が分岐します.そのなかでも一番ユニークなのが、この海芝浦行きの支線です.なにしろ、駅の出口が東芝の工場入り口に直結しているため、一般人は駅から出ることができません.しかもこの駅、運河沿いに作られているため、片側は海.その特殊性と近場ながら非日常な旅情気分が味わえると評判のため観光客が多く、東芝側も配慮して公園を整備してくれています.
運河の反対側には石油関係の設備でしょうか、蒸留塔があり炎が吹き出しているのが見えました.

Nikon D700 + NIKKOR-O Auto 35mm F2

Nikon D700 + NIKKOR-O Auto 35mm F2
日が沈むまで少し時間があったので、さらに鶴見線に乗って扇島駅まで行ってみました.川崎の工業地帯は車と電車で行けるエリアが異なるので、たまには電車でこうして回るのも楽しかったです.