2019/09/01
totesの傘が好きで通常のものを2本と折りたたみのものを使っています.
通常の傘(折りたたみではないもの)は骨が16本と一般的な傘の2倍ありつつも軽量でいいのですが、さすがに数年も使い続けてくると骨の金属部分が錆びたりして見栄えに難が出てきます.そこで新しい傘を買おうと思ってtotesの日本語サイトにアクセスすると、折りたたみ傘しか扱いがありません.日本では扱いはないけれど、本国アメリカだったらあるだろうと思って本国のサイトにアクセスしたところ、「InBrella」なる奇妙な傘が出てきました.たたむと傘の内側が外に出て、雨が当たって濡れている面が内側になるというものですが、いまひとつイメージがつかめなかったので1本買ってみることにしました.
しかしAmazonや楽天など日本の通販サイトを探したのですが見つけられなかったので、アメリカのAmazonに注文しました.しばらく前から日本のAmazonのアカウントを持っているとそのまま他の国のAmazonでもアカウントを共通化して買い物ができるらしいのですが、なぜか認証されなかったのでアカウントを再設定する必要がありました.
FUJIFILM X70
注文から2週間ほど経って、傘が届きました.ちなみに傘自体の価格は約2,300円、送料は到着日数によって価格が3段階あるうちの真ん中を選んで約1,500円ほど.安いものを買うと送料が結構高く感じますね.
FUJIFILM X70
傘がひっくり返るようなイラストがついたプラスティックのプレートが付いていました.
FUJIFILM X70
FUJIFILM X70
開いた状態で外側を見ると普通の傘に見えますね.内側は自分が「Clouds」カラーを選んだので空模様です.一般的な傘であれば見えるはずの骨が見えないのはなんか不思議な感じです.
FUJIFILM X70
内側の生地には水滴型の穴が空いています.この穴が意味するものや必要性は特になさそうですが、なにか理由があるのでしょうか.
FUJIFILM X70
FUJIFILM X70
閉じると今まで内側にあった空模様柄が外側にきます.そして骨の先端が地面に当たっているせいか、このままで自立します.傘を置きたい時には壁に立てかけたりしますがその必要がないのは地味に便利ですね.
実際に使ってみました.派手なギミックを備えているとはいえ、機能的には通常の傘と変わりません.骨の数は8本ですが、生地が二重になっていたりギミックのせいか同じtotesの16本骨の傘よりも重いです.
閉じるときのメリットはやはり大きいですね.空に向かって畳まれるような格好になることに加えて、濡れた面が内側に畳まれるので傘の水滴を浴びづらくなりました.開くときはとくにメリットもデメリットもない感じでしょうか.
明確に感じるデメリットとしては、濡れた面が内側に畳まれるので、一般的な傘に比べて傘が乾燥しづらいです.翌日になってもかなりの水滴がついていましたので、使ったあとは水滴を拭き取ったほうがよさそうです.それから、傘立てに置きづらいという問題もあります.畳んだ状態では裏表逆さまになるので、他の濡れた傘と一緒に置いておくと次に使うときに内側が濡れた状態になってしまいます.
自分が知らなかっただけで、同様の傘はしばらく前から日本でも販売されているようで、「傘 逆さま」というようなキーワードで検索すると様々なものが出てきて、Amazonでも表示されます.が、どうもコピー品が多いようでどこの会社がこのようなものを最初に作ったのか定かではないような状況です.
使っている人も今のところ見かけないですね.自分は画期的で面白い傘だと思って気に入ったのですが、傘にそこまでの機能性や革新性を求める人もさして多くないということなのでしょうか.
2019/06/22
居住区の保健所より、風疹の抗体検査を受けるよう、クーポンが届きました.
昭和37年4月2日から昭和54年4月1日の間に生まれた男性は風疹の予防接種を受けていないとのことで、風疹にかかりやすく、それによる妊婦、ひいては生まれてくる胎児に重度の悪影響を及ぼす可能性があるというのは以前から指摘されていたことでした.にもかかわらず従来は自己負担で検査や予防接種を受ける必要があり、結果として風疹の蔓延を防げていないことから、ようやく政府が重い腰を上げて自己負担ゼロで検査や予防接種をできるようにしたというわけです.
自分は問題が取りざたされるようになった約6年前にMRワクチンの予防接種を受けていましたが、抗体ができているかどうかは自分では判断できないので、ちょうどいい機会だと思い、以前にMRワクチンの予防接種をしてもらった医院に行って、検査してもらってきました.
余談ですが、6年前に予防接種してもらったときは自己負担8,000円で自腹を切るのも躊躇する額でしたので、会社に掛け合って希望者は会社負担で接種できるようルールを決めてもらいました.なので自己負担はなかったのですが、あとで聞いた話では自分以外に予防接種をした人はいなかったとか.
FUJIFILM X70(一部画像加工)
結果としては、風疹への抗体は確認されましたので、予防接種の必要はなしという判断になりました.
FUJIFILM X70
検査を受けた医院はWebで予約の受付をしてくれるシステムになっており、申し込みをした時点で40人待ちくらいだったのでまだまだ余裕だろうと思ってたら思いのほか早く順番が回ってきてしまいました.いや、順番が早く回ってくるのはいいことなのですが.
順番が回ってくるまでは喫茶店でお茶でも飲んでひといき、と思っていた予定が崩れてしまったので検査後に一休み.
普段は喫茶店でもホットコーヒーばかりなのですが、今日は蒸し暑いこともあってエスプレッソスムージーの杏と黒糖を.飲むまで味の予想がつきづらい組み合わせでしたが、酸味のバランスがよくて美味しかったです.
2019/03/11
土曜から体調が優れなくて、体温を測ったら37.5度くらいあったのでとりあえず寝ておこうと思って休んだものの、翌日さらに38.8度まで体温が上がったのでこれはまずいと思って薬局に出向いて風邪薬を買ってきました.
一時的に体温は下がったものの、その翌日にはまた38.5度くらいまでぶり返してしまったので、会社に休む旨の連絡を入れて近所の内科に出かけて診察してもらいました.
ひととおり診察をしてもらったあとで「もうインフルエンザも下火だけど検査します?」と聞かれたので、念のためにお願いしたところ、A型陽性でした.
予防接種を去年の11月くらいにしているのですが、予防接種の効能は4ヶ月くらいで切れるそうで、そろそろ効果が薄れてきたところに感染してしまったようです.
インフルエンザの薬としては、代表的なところとして「タミフル」と去年から登場した「ゾフルーザ」がありますが、タミフルが5日間服用する必要があるのに対して、ゾフルーザは1日で効果が現れます.ただし、タミフルはすでに登場から年数が経っているのでジェネリック医薬品が登場しており値段が半額近くで済むそうです.ほんの少しだけ迷って、早く直せるのなら多少お金を出したってよかろうということでゾフルーザを選びました.
初めて行った医院なのですがわりとカジュアルに処方箋を書いていくタイプなのか、抗生物質と咳と鼻水と痰と熱と……と薬の数がどんどん増えていき、「喉のトローチとかはどうします?」まできたところで辞退しました.
発熱から5日間は外出禁止なので、水曜までは出勤不可となり自宅待機です.順調に熱も下がってきており、この調子では明日くらいには回復しそうではありますが、ちょっとお茶でもと外出できないのはつらいところではあります.
2019/02/28
FUJIFILM X70
世田谷文学館で開催中の『ヒグチユウコ展 CIRCUS』に行ってきました.
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FUJIFILM X70
いつもながら企画展に力を入れている世田谷文学館.入口からして雰囲気を盛り上げ、細かなところにもこうした装飾を施しています.写真には撮りませんでしたが、チケット売り場の釣り銭トレイもイラスト入りの特別仕様でした.
FUJIFILM X70
チケットももちろんイラスト入り.
平日の午前、しかも天気は雨という人出の少なそうな状況ではありましたが、会場内はかなりの混雑でした.来場者はほぼすべて女性.なので展示フロアにあるトイレは男性用も女性用に臨時で転用されているほどです.
初期のものから最近のものまで、絵本の原画や映画のポスターなど多岐にわたる展示がされています.
ヒグチユウコさんのイラストは細かなところまでびっしりと描きこまれた緻密さと、うまく言葉に言い表せないですが可愛らしさと毒気というか不気味さが魅力です.展示会場自体はそれほど広くはないのですが、それぞれの絵に見入ってしまい会場を回り終えた時には1時間ほど経過していました.
「ホラー」の展示スペースで、「シャイニング」双子のイラストの手前に三輪車に乗ったクマのぬいぐるみを配置してジオラマ的に展示をしているものがあったのですが、よく見るとその展示ケースに背後のイラストが写り込んでいて、後ろを振り向くと心臓がむき出しになった巨大な双子のイラストが展示されているなど、来場者を驚かせる仕掛けがしてありました.他にもあったようですが、自分は気づきませんでした.
また世田谷文学館の展示スペースには一角に和室が用意されており、それぞれのイベントごとに和室に合わせた展示がされています.今回は伊藤若冲の雄鶏図とギュスターヴくんを描いた『ギュスターヴ若冲雄鶏図』が掛け軸になっていたりひとつめちゃんの行灯が置かれていたりと趣向が凝らされていました.
FUJIFILM X70
FUJIFILM X70
物販も充実しているとのことで事前に調べて目星をつけていたのですが、あいにくと売り切れの品が多くてお目当てにしていたマグカップも売り切れで買えず.あとで更新された物販情報によると在庫ありだったので、自分が訪れたあとに入荷したのでしょうか.
購入したのは会場限定版の画集とポストカード、神ミイル茶(カモミールティー).
神ミイル茶を飲んでみましたが、この手のグッズにありがちなやっつけ感のない、極めて真っ当で上質なカモミールティーでした.他のグッズもきちんと作られたものが多く、品切れになるのも納得です.やっぱりマグカップもほしかったなぁ.
会期は3月いっぱいまでで残すところあと1ヶ月ですが、展示自体も盛況な上に物販も品切れ続出ということもあって、まもなく展示は時間制にして入場規制が、物販は展示を見たかたのみ整理券を渡されて購入できる仕組みに変更されるとのことでした.
2019/01/01

FUJIFILM X-Pro2 + Voigtlander SUPER WIDE-HELIAR 15mm F4.5 Aspherical II VM
2019年を迎えました.
新年の抱負、というようなご大層なものはとくにございませんが、自分の思うところに素直になり、前向きに行動していければそれでよしとしたいと考えております(訳:欲望の赴くままに、欲しいものは買うぜ!).
今年もよろしくお願いいたします.
(文章は年号だけかえて昨年のコピペ)