2011/10/05

Nikon D700 + CarlZeiss Distagon 25mm F2.8 ZF
今日明日と休暇なのですが、あいにくの悪天候なので、以前から出かけたかったお台場の「日本科学未来館」に行ってきました.
駐車場が地下にあるので濡れずにすみました.
今回の目的は、ドームシアターで上映される「暗やみの色」です.2005年に製作されたコンテンツなのですが、作曲をおこなったレイハラカミがこの夏に逝去したことを追悼して、11月23日まで特別上映されているのです.
昼過ぎに到着したので「暗やみの色」の上映の15時まではしばらく時間があります.ちょこっと常設展示を見てからレストランで食事でもと思っていたところ、どの展示も面白くて引き込まれてしまいました.ステージ上ではASIMOが動いており幼稚園児が食い入るように見ているかと思えば、反対側のエリアでは超伝導のデモが行われたりします.超伝導のデモは最初から最後まで見てしまいました.

Nikon D700 + Voigtlander NOKTON 58mm F1.4
日本科学未来館のシンボルともいえる巨大な地球儀「Geo Cosmos」もデモが行われていました.
有機ELディスプレイを貼り付け、1,000万画素オーバーの解像度を持っており、見ていて飽きません.

Nikon D700 + CarlZeiss Distagon 25mm F2.8 ZF
様々な情報が表示できるようになっており、これは東日本大震災発生時の津波の動きを示したものです.

Nikon D700 + CarlZeiss Distagon 25mm F2.8 ZF
GeoCosmosをぐるっと囲むようにして通路が設置されており、上のエリアに移動できるようになっています.
メインの展示エリアは3階と5階の2フロアになっており、3階に情報技術やロボットなどの先端テクノロジー、5階に宇宙、海洋、そして人体といった構成になっています.
国際宇宙ステーションを模したエリアで宇宙食の展示を眺めていたら、ボランティアの服を着たかたが説明をしてくださいましたが、その説明スキルがものすごいのです.
宇宙食をどうやって食べられるようにするのかを尋ねたところ、ディスプレイのパネルを開けて、宇宙食の口をノズルに差し込む方法やお湯の量のセットまで全部実演してくださいました.自分も中途半端な知識として、水が重要であること、そして水が機械にかからないように注意していることは知っていましたが、ここまで厳密にやっているとは知りませんでした.こぼれた水はすぐに回収すればよいのでは?と尋ねると、無重力環境からくる呼吸の問題、それを解決するための空調・・・と非常に理路整然と説明をしていただけました.
その他にもいろいろと伺ったのですが、明確に教えていただき、非常に感銘を受けました.大学や研究所などを定年退職されたようなかたなのでしょうか.こうしたかたが数名いらしていました.展示物だけでも非常に面白いのですが、興味ある分野であればぜひこうしたかたに直接話を聞くべきです.
そうそう、日本人宇宙飛行士が持ち込む日本食の宇宙食ですが、アレは全クルーが食べるそうです.一番人気は鯖の味噌煮だそうですよ.

Nikon D700 + CarlZeiss Distagon 25mm F2.8 ZF
ドームシアターです.天体というのは実はあんまり興味がなくて、プラネタリウムのたぐいも行ったことがないのですが、すごさに圧倒されました.浮遊感あるレイハラカミの音楽もあっており、上映時間35分があっという間に過ぎ去ってしまいました.
常設展示のほかに特別展示もあるのですが、ちょうど前回のが数日前に終わってしまったばかりで、ありませんでした.
次回の特別展示は2012年3月10日からで「世界の終わりのものがたり~もはや逃れることのできない73の問い」というものです.すべての物事には終わりがあり、その「終わり」を見つめることで生き方や考え方を改めて考え直す、という深いテーマです.ネガな話題でできれば誰もが避けて通りたい事象をどのように展示し、問いかけてくるのか.これは見逃せません.
2011/09/21
久しぶりに首都圏を台風が直撃しました.
午前中から雨が降り始めて、昼過ぎくらいから徐々に風もきつくなってきたので帰りが不安だなと思っていたら、帰宅時刻あたりがもっとも風雨が厳しいとの予報.上司に帰宅指示を出した方がよいのではないかと伝えたのですが、どうも乗り気ではありません.そうこうしているうちにどんどん雨風が強くなってきます.
ようやく15時過ぎに帰宅許可が出たのですが、その直後に小田急線が止まったとのニュースが.自分はバスに乗るつもりだったのですが、小田急線が止まっているということはバスに人が流れてくることを意味します.やはり、バス停には普段では見られないほどの列ができあがっていました.
定員いっぱいまで乗客を乗せたバスは、道路が混雑しているに加えて乗降に時間がかかることもあって、いつもの倍くらい時間がかかりました.まあ慌てても仕方がないやと思いながら外を眺めていると、木々がものすごい勢いで揺れており、しまいには雨風で外が見づらくなる始末でした.
ようやく自宅に着いたのですが、アパート前の道路になにかが倒れていました.見るとゴミ捨て場の屋根がはがれ落ちて道路にはみ出ています.一人で持ち上げようにも結構な重さがあり、動きません.なので大家さんに連絡を取り、人を出してもらって一緒にアパートの階段下のスペースに運びました.
心配であったロードスターはものがあたったような様子もなく無事でした.が、屋根付き駐車場に駐めているにもかかわらず幌も含めてずぶ濡れでした.
19時くらいには雨もやんで台風一過という感じになりましたが、まだまだ風が強い状態が続いています.
2011/09/09

RICOH GR DIGITAL III
昨日は母方の実家に出かけて、墓参りなどに行ってきました.
ずいぶんと天気がよく、ロードスターの屋根を開けるなどもってのほかの状態で、直射日光に数時間おいた状態で車を動かそうとしたところシフトノブ(ステンレス製のものに交換済み)が非常に熱くなっており、手のひらを軽くやけどしてしまうほどでした.
それはさておき.ジャケットを作りました.お願いしたのは、いつものようにセヴィルロウ倶樂部です.
今回は「ぜんぶお任せで」というわけではなく、「ロードスターにあうジャケットを」という「お題」をつけてお願いしてみました.
具体的には・・・
・外装が赤(ワインレッド)、内装が黒の革シートという色合いに合うこと
・運転しやすいこと
・10-12月くらいの天気の良い日にオープンで走ってちょうどよいくらいのもの
・ある程度クラシカルで軽めではないこと、イタリア風よりは英国風に
・過度に「おしゃれさん」な雰囲気を醸し出さないこと
といった感じです.
車が比較的シャープなデザインであるというのがひとつのキーになったようで、グリーンやブラウン系のハンティング系の色合いが外され、紺やグレー系の色調を主体に選択となりました.自分が安直に選ぶとブラウンとかのチェック模様とかになってしまいそうなので、その辺は選んでもらいながらなるほどと感心することしきりでした.
結局、ハリスツイードの紺とグレーの大きめの千鳥格子のものになりました.
続いて採寸や細かなオーダーです.裾丈はシートに座ったときにしわが寄らない程度の長さ、ベントはセンターではなく左右二ヶ所になど運転するときのことを考慮して決めていただきました.前回のシャツを作ったときも感じましたが、こうした一つ一つを選択していくプロセスは楽しいです.ボタンの種類など、決めれなくてお任せしてしまったものもありますが、ひとつひとつ詰めていくことで具体的なイメージが徐々にできあがる過程には既製品にはない醍醐味があります.
完成は今月末.楽しみです.
生地とかの写真を撮ればよかった・・・
→翌日、近くまで行ったので立ち寄って、生地の写真を撮らせていただきました.

RICOH GR DIGITAL III
ジャケット用、スーツ用などいろいろな生地があります.

RICOH GR DIGITAL III
そんななかから選んだのが、この写真の左側、上から4つめのものです.
楽しみでなりません.
2011/09/07
今日から夏休みなので実家に帰省しました.
東名を走っていて裾野ICの手前で変な車を見かけました.全体に白と黒のモザイクのような模様が描かれていました.2台走っており、両方とも裾野ICで降りていきました.裾野といえばトヨタ系の工場などがあるので、おそらくトヨタの新型車でしょう.
形状はハッチバックで、ルーフがリア下がりで車高はやや低めに見えたので、スポーツタイプのようでした.
トヨタでスポーティな車といえばスバルとの共同開発車が思い浮かびます.86の再来という触れ込みなのでクーペモデルになるであろうことから、自分が見たのは別物でしょう.
2011/07/25
昨日でアナログテレビ放送が終了しました.
とはいってもさしたる感慨はないですね.アナログ放送が終了しても地デジで普通に見られるし、そもそも最近はテレビ(地上波)を見る機会が激減しているし.
・・・とか思いつつも最期を見届けるかと思って、自宅で唯一残っているアナログチューナー搭載機であるところのDVDレコーダの電源を入れたところ、「アナログ」の文字も出ず、警告表示もなくSD画質とはいえ普通に見れてしまいました.チャンネルを変えているうちに気付いたのが「デジアナ変換」のテロップ.自宅はCATV経由で放送を見ているので2015年3月末までは従来のテレビでもテレビ放送が見られるのでした.
ここ数日は駆け込み需要で家電量販店にTVを買いに来る人が多く、アンテナの設置工事が予約待ちみたいな状況になっているそうです.こうした人たちのなかにも実はCATV契約で急がなくても普通に見られる家も実はあったりしたのではないかという気がします.