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会社の健康診断で初めて胃カメラによる検査を受けました.
例年であればバリウムの検査を受けるのですが、かかりつけの医師に機会があれば胃カメラで検査を受けたほうがよいといわれたこともあって受けてみることにしたのです.
胃カメラはつらい、と実際にやった人からよく聞かされていたのでちょっと憂鬱な気分になりつつ病院に向かったところ、入り口に貼ってあったのがこのポスター.どうやらここの病院では富士フイルム製の胃カメラを使っているようです.「胃の検査が、大嫌いな研究者がつくりました」とあるので多少は楽になっているのかも、とやや気分が楽になりました.
実際に受けた感想としては、個人的につらかったのは事前に鼻に注入される薬品のたぐい.そこでの不快感が結構きつかったです.胃カメラ自体も楽ではなかったですが、口から入れるタイプに比べて楽だというので、以前のものに比べたらこれでも改善されているということなのでしょう.
自分が横たわっている目の前に小型のモニタを置かれて、リアルタイムに自分の胃の中を見ることができたのですが、興味深い反面、変色しているようなところがあると恐怖を感じます.
検査後に言われたこととしては、
・食道から胃に繋がる部分が開いており、食道裂孔ヘルニアである
・暴飲暴食は控え、食べたあとすぐ横にならないように
・黒くなっているところがあるが、これは血液.胃潰瘍までいってないけどストレスかなにかの理由で胃にダメージがある
・ポリープが一つあるけどこれは良性なので無視してよい
ということで、とりあえず薬を勧められて処方箋をもらって病院を出ました.
大きな病気は見つかりませんでしたが、不摂生は控えたほうがよさそうです.

FUJIFILM X-Pro2 + XF14mm F2.8 R
2018年を迎えました.
新年の抱負、というようなご大層なものはとくにございませんが、自分の思うところに素直になり、前向きに行動していければそれでよしとしたいと考えております(訳:欲望の赴くままに、欲しいものは買うぜ!).
今年もよろしくお願いいたします.
(文章は年号だけかえて昨年のコピペ)
2017年を振り返る、旅行篇です.
2016年が少なめだった反動なのか、やや多めです.
2月:台湾(社員旅行)
2月:大内宿、会津
3月:湯西川温泉
4月:高松:岡山
5月:琵琶湖
7月:銚子
9月:金沢(出張)
10月:加茂水族館、男鹿半島
11月:磐越西線(SLばんえつ物語)
12月:いわき


北は男鹿半島、南は国内では高松、海外では台湾まで行きました.
2月:台湾(社員旅行)
FUJIFILM X-Pro2 + XF35mm F1.4 R
唯一の海外は社員旅行での台湾.初めて行く土地なのですが、現地の言葉で書いてあってもニュアンスはなんとなくわかるので、自由行動でもそれほど困ることなくあちこち見て回ることができました.行ったのは台北だけなので、台中や台南も次回は行ってみたいと思いました.
2月:大内宿、会津
FUJIFILM X-Pro2 + Voigtlander COLOR-SKOPAR 25mm F4 P
以前から訪れてみたかった大内宿.行くなら雪のある季節にということで2月に.茅葺き屋根の家が並ぶ街並みは見ごたえがあり、きてよかったと思いました.
3月:湯西川温泉
FUJIFILM X100F
浅草始発で鬼怒川温泉やさらにその奥まで直通で運行される快速列車が春のダイヤ改正で廃止になるというので、その前に乗っておこうと思って出かけてきました.終点の会津田島までは行かず、途中の湯西川温泉で下車して駅に併設の温泉で一休みし、ダムカレーを食べて帰ってくるだけの旅行ですが、ゆっくりした列車の旅はいいものです.
4月:高松:岡山
FUJIFILM X100F
春になって暖かくなってきたのでどこかに出かけたい.例年は京都に行くのですが、昨今の京都は観光客が増えすぎてあんまりゆっくりできないのでどこか別のところに…… と考えた結果、東京から夜行列車に乗って高松に行き、うどん三昧とこんぴらさんに行くのはどうだろうということで出かけてきました.唯一の夜行列車として生き残っているサンライズ瀬戸と出雲、いいですね.出雲大社も行ってみたいし、うどんや骨付鳥を食べにまた高松に行くのに利用したいです.
5月:琵琶湖
FUJIFILM X100F
ゴールデンウィークに親とともに琵琶湖に.連休中に出かけるのは道路も混雑して大変だなと思いました.
7月:銚子
FUJIFILM X-Pro2 + Industar 69 28mm F2.8
毎年恒例の夏の銚子旅行.この時期のイワシは「入梅イワシ」と呼ばれて、脂が乗って絶品なのです.
イワシのコース料理を食べ、犬吠埼周りを観光し日帰り温泉に入るというちょっとした贅沢な1日.
9月:金沢(出張)
FUJIFILM X100F
金沢まで出張があったので、有給休暇を追加して観光してきました.
金沢は2度目の訪問ですが、前回は観光はまったくしていなかったのでゆっくり観光できたのはこれが初めて.新幹線が開業して駅舎が立派なものとなりつつも和風な感じがしっかりと残されており、茶屋街や兼六園などに古くからの文化を感じるなど、素晴らしいところでした.食べ物も美味しく、近江町市場には太平洋側でふだん暮らしている身としては初めて見る珍しい魚もあったりして、土産物も魅力的なものばかりと、再訪したい場所です.
10月:加茂水族館、男鹿半島
FUJIFILM X-Pro2 + XF14mm F2.8 R
遅い夏休みを使って出かけた山形は鶴岡の加茂水族館と秋田の男鹿半島.
いつかは行きたいと思いつつも距離の遠さから諦めていた加茂水族館にようやく行くことができました.期待を裏切らない素晴らしい水族館で、大型のクラゲ水槽だけでなく、様々な展示に見入ってしまい、飼育員のかたの説明も聞けて満足でした.
男鹿半島も一度行ってみたかった場所で、すでに収穫は終わっているものの、延々と田んぼが続く風景はどこか異世界を感じるものでした.
11月:磐越西線(SLばんえつ物語)
FUJIFILM X-Pro2 + XF14mm F2.8 R
新潟と会津若松を結ぶ磐越西線を走るSLばんえつ物語.走行距離が120kmを超え、現在の観光目的のSL路線としては最も長距離の運行距離です.よかったのは、その長距離ゆえに途中駅で給水や点検のために停車すること.SLの走る様子を見たり乗車するのもいいのですが、こうして途中駅で給水しながら点検をする様子は短距離路線では見られないものです.
12月:いわき
FUJIFILM X100F
年末の締めとしていわきであんこう鍋.あん肝のたっぷり入った、濃厚な鍋をつついて1年を締めくくるのも悪くないものです.
去年のエントリーには、あんこう鍋を食べられなかったこと、ロードスターでの遠出について触れていますが、どちらも叶えられたので、まずまずだったのではないでしょうか.
今年1年を振り返る、恒例の記事.
まずは音楽や映画など.
■音楽
徐々に新しい音楽を聴かなくなったと昨年も書きましたが、今年もその傾向は変わらず.
新譜として購入したものも少ないのですが、その中でよかったのは、
・Vu Ja De / 細野晴臣
ですね.iTunes Storeの配信で購入したのですが、CDですと2枚組.けれども2枚分合わせても54分なので本来ならCD1枚に収まる分量.なのにこうして分かれているのは1枚目がカバー曲集、2枚目がオリジナルとなっているため.カバー曲は知っている曲もあれば知らない曲もあるものの、どちらにしても細野さんらしさに満ちていて素晴らしいです.
■映画
今年、映画館に観に行った映画は次の7本(リンク先は自身のレビュー記事).
『マッドマックス 怒りのデス・ロード ブラック&クロームエディション』
『ひるね姫 〜知らないワタシの物語〜』
『ダンケルク』
『ドリーム』
『ブレードランナー2049』
『マイティ・ソー バトルロイヤル』
『ガールズ&パンツァー 最終章』第1話
よかったのは『ブレードランナー2049』ですね.『ブレードランナー』の続編ということで期待と不安の両方があった作品ですが、期待を裏切らない作品でした.近未来ものSFとして、テクノロジーの進化による自分自身という存在に揺らぎが生じるというのは王道パターンですが、人間とレプリカントというブレードランナーならではのテーマを深掘りしていて秀逸でした.
他は『ダンケルク』『ドリーム』がよかったですね.『ガールズ&パンツァー 最終章』は全6話のうちの1話目ということでまだまだ序盤ですのでこれからの展開に期待です.というか早く次が観たいです.
新年は早々に『キングスマン:ゴールデン・サークル』が公開となるので、さっそく観に行こうと思っています.
FUJIFILM X100F
世田谷区郷土資料館で開催していた『地図でみる世田谷』展を見に行ってきました.
FUJIFILM X100F
10月下旬から開催されており、12月3日までということで終了1日前の訪問となりました.無料展示だし閉会間際だから混雑しているのかなと思いきや、空いていたのでじっくりと資料を見ることができました.
1909年の陸地測距部(国土地理院の前身)による地図以降のものが紹介されていましたので、「東京時層地図」のほうが古い地図を見ることができます.とはいえ、1909年以降は東京時層地図よりも年代が細かく、さらに商工地図や観光地図など多種な地図が見れるのは興味を引きました.

自分がいちばん興味を惹いたのが、鉄道会社が発行した路線図を兼ねた地図.
これは「東京急行電鉄小田原線江ノ島線井ノ頭線沿線案内図」.東京急行電鉄とつくように、戦時中に東急が小田急などを統合した「大東急」時代のもの.戦時中らしく、軍事関連施設が明記されていません.
FUJIFILM X100F
展示内容をまとめた図録が売られていたので購入.200ページ以上もある大ボリュームでしかもPDF版を収めたCD-ROMと昭和12年発行の職業別明細図も付属.これで1,000円は破格値です.