2016/12/29
今年1年を振り返る、恒例の記事.
今回は音楽や映画などを振り返ります.
■音楽
年々、新しい音楽を聴かなくなり、昔の音楽を繰り返し聴くようになってきた傾向が強まっています.これも年齢によるものでしょうか.
そんななか、良かったものをあげるとしたら、
・Slave of Love / ビッケブランカ
でしょうか.
最初に耳にしたのは、朝のJ-WAVEの番組.Queenの曲っぽいけど聴いたことがない、いやこれ日本語で歌ってるし、と思ったのがアルバム「Slave of Love」のタイトル曲「Slave of Love」でした.コーラスワークとピアノの美しさから日本のアーティストらしからぬ雰囲気を感じました.「Slave of Love」がメジャーデビュー盤で以前にインディーズで出したものも聴きましたが新しいものの方がいいですね.今後が楽しみです.
■映画
今年は「邦画の当たり年」なんてことも言われたりして、大ヒットの映画もいくつもありました.自分も以前にも増して映画館に足を運ぶことが多かったです.
今年見た映画をまとめると、次の9本(リンク先は自身のレビュー記事).
ガールズ&パンツァー 劇場版は去年の映画ですし、不思議惑星 キン・ザ・ザに至っては1986年の映画ですが.
・オデッセイ
・シャーロック 忌まわしき花嫁
・ガールズ&パンツァー 劇場版
・シン・ゴジラ
・エクス・マキナ
・ハドソン川の奇跡
・スター・トレック BEYOND
・この世界の片隅に
・不思議惑星 キン・ザ・ザ
どれか1つを選べと言われれば「シン・ゴジラ」でしょうか.公開2日目に見に行って衝撃を受け、結局10回見に行きました.Twitterで「絶対に観に行くべき」というようなツイートを見かけ、まあ怪獣映画ですし(こっち方面は疎いです)…… とそれほど期待をせずに観に行って、凄まじい衝撃を受けました.映像のリアルさもさることながら、東日本大震災を経験し様々な事象に翻弄される政府を見ているだけに、巨大不明生物に対する政府の様子もリアリティがありました.
上映終了後に拍手が起きたのも初めての経験です.
もう一つ、同じくらい良かった(方向性はかなり違いますが)のは「この世界の片隅に」.戦前から戦時中、戦後までを一人の女性の生活を中心に綴った映画で、舞台は広島と呉.戦争が内容に大きく関わってきますが、とはいえ中心なのは主人公である「すず」さんの生活.戦争により食べるものが少なくなり配給制になったり、空襲に見舞われつつも、どういう環境にあれ生活をしていくその姿には見入ってしまいました.
シーンの切り替わり時に入る日付により時間の流れが伝わってくるのですが、見ている側はこの後で起きる大きな災いを知っているわけで、このどうにもならない時間の流れを見るのがつらくもありました.終盤、エンディングが近い時になってボロボロと涙がこぼれる(話の流れとして大きな変化はないところだったのですが)という不思議な経験をしました.
■訃報の多さ
今年はミュージシャンの訃報が非常に多かった年のように感じられました.自分が影響を受けた方だけでも
・デヴィッド・ボウイ
・グレン・フライ(イーグルス)
・モーリス・ホワイト(アース・ウィンド・アンド・ファイア)
・キース・エマーソン(エマーソン・レイク・アンド・パーマー)
・プリンス
・冨田勲
・川島道行(ブンブンサテライツ)
・グレッグ・レイク(キング・クリムゾン、エマーソン・レイク・アンド・パーマー)
・ジョージ・マイケル(ワム!)
と多岐にわたります.
自分が歳を重ねれば、影響を受けたアーティストもさらに年齢が上がるわけで、仕方のないことなのでしょうけど、寂しい限りです.
2016/12/25
前回、自転車と衝突したことを書いて以来しばらくブログを放置していて、なんか痛い話をトップに出しておくのもなんなので堀口珈琲でいただいた美味しい食べ物のことでも書いてみます.1年を振り返る記事もそろそろ書かなくては.

FUJIFILM X100T
スタンダードなイチゴのショートケーキ.されどレギュラーメニューではなく、たまに「今日は限定でイチゴのショートケーキあります」とメニューを渡されながら言われる限定メニューなのです.生クリームがこってりとしているのが特徴.
X100TのF2絞り開放で撮影.ピントの合っているイチゴを包み込むようなふわっとした収差がポイント.

FUJIFILM X-Pro2 + XF35mm F1.4 R
りんごのタルト.シャキシャキとしたりんごの食感と酸味は同じく酸味のあるコーヒーがお勧めとのこと.でも酸味の強いコーヒーは自分はどうも苦手で.たまに試すのだけど、次は深煎りのにしようと思ってしまいます.
X-Pro2のテストも兼ねてXF35mm F1.4をつけて撮影.あんまり食べ物を撮るときには使わないフィルムシミュレーション「クラシッククローム」で撮影.美味しそうにはあんまり見えませんが独特の落ち着いた雰囲気は嫌いではないです.
FUJIFILM X70
洋梨のタルト.りんごのタルトに比べて甘みも強く濃厚なので、重めのコーヒーと合うような気がします.店としてのお勧めはフルーティーさを合わせるということで軽めのものだったかな.
撮影の設定を変えてみようということで、フィルムシミュレーションを「ASTIA」に、カラー、シャープネス、ハイライトトーン/シャドウトーンをいずれも+1に、ダイナミックレンジを400%にして濃厚でくっきりとした色調に.
FUJIFILM X100T
和栗のモンブラン.飲み物は趣向を変えてハニージンジャーカプチーノ.クリスマスとは縁のない生活を送っている自分ですが、思わぬところでメリークリスマス.
撮影設定は上記のX70と同様に.メリハリの強い画像はデジタル臭さが強調されるので好みが分かれそうなところですが、私は好きですね.
FUJIFILM X100T
カップの柄がキリンっぽいのがいいですね.
2016/12/06
いつものように出社するために駅に向かって歩いていたときのことでした.
向こうから自転車がやってきました.高校生と思われる服装、そしてそれほど高いものではないけれどスピードの出るロードバイク.ハンドルはフラットバーだったかもしれません.
自転車とすれ違うのは別に珍しいことではありません.ただ、他の自転車と違っていたのは、乗っている高校生がまったく前を見ていないこと.なにに気を取られているのかわかりませんが、ずっと右を見ていました.
これ、まずいなと思って逃げ場を探しましたが車道と反対側は民家の壁があって避けるスペースがありません.立ち止まったのですが、直前まで先方はこちらの存在に気付かず、そのまま真正面から衝突しました.自分は民家の壁にぶつかり、相手は道路に自転車ごと倒れました.痛みを感じながら自分の服を見たら、パンツに自転車のチェーンの跡のような油が数十cmにわたってついていました.衝突したあとで自転車に上から乗られたのでしょう.
自分の怪我の状況を確認しつつ、ああ服がダメだなと思い、並行して相手にどう声をかけるべきなのかと考えあぐねていたところ、先方はこちらの様子を伺いつつ去ってしまいました.逃げられた…… と思っても後の祭りです.
パンツだけでなく、コートも壁の塗料が擦りついてしまい汚れてしまい、このままでは会社に行ける格好ではないのでいったん自宅に戻り、着替えをして貴重な朝の20分をロスしてしまいました.自転車のチェーンの油は普通に洗濯しても落ちないので、コートも含めてクリーニングに出さないとダメでしょう.怪我をした上に出費とはつらいところです.
怪我の状況ですが、外傷としては左手にやや深めの擦り傷、左膝に浅めの擦り傷程度ですが、衝突時に力が入ったのか、翌日になって肩などにやや筋肉痛のような張りを感じました.
あとから振り返ってみてとれる対策を考えたのですが、ぶつかる前に声を上げるとか、片側が壁ならリスクを冒して車道側に逃げるとかぐらいであんまり有効策はなさそうです.改めてこの手のもらい事故の怖さを痛感しました.
自転車といえども、当たりどころが悪ければ死ぬ可能性もあるわけで、気をつけていただきたいものです.
2016/03/11
早いもので、震災から5年が経過しました.
その間にめざましい復興を遂げたところもあれば、まだまだこれから、そしてまったく手付かずというところも多くあります.4年後にはオリンピックが開催されます.そのときまでに一定の復興を遂げて海外にアピールしたいという政府の意向もあるようですが、オリンピックの準備のために土木関係の人員が割かれて復興がままならないという事態にはなんだか皮肉のようなものを感じます.
昨年は2月に山形、4月に会津、7月と12月にいわきに旅をしました.自分にとってできる復興の手伝いは旅行をするくらいがせいぜいなので、これからも東北の地を訪れたいと思っています.
2016/01/03
FUJIFILM X100T
例年どおり、帰省から東京に戻りがてら静岡浅間神社に参拝してきました.
境内は改装工事中で、ちょっと雰囲気がいつもと違いました.賑わいぶりは例年とおりでしょうか.
FUJIFILM X100T
参拝をして、おみくじを引いて、交通安全のお守りを買うところまでおきまりのパターン.
今年のおみくじは「凶」.凶ってあんまり引いた記憶がないので斬新ではありますが、ちょっとショックではありますね.それほど悪いことは書かれていないのが救いではありますが.