2014/05/02

iTunesの新しいサービス「iTunes Match」が日本でもサービス開始になりました.アメリカでは2011年から始められていて、日本でも2012年には開始する予定だったのがずれこんでおり、唐突に今日からサービスが始まりました.
iTunes Matchとは、自分のコンピュータのiTunesに登録されている曲をAppleに認識させることで、その曲の入っていない自分のiPhoneやiPadなどでも音楽を聴くことができたり、低音質の曲でもAAC 256kbpsの高音質で聴くことができるというサービスです.
メリットとしては、
・記憶容量の少ないiPhone/iPadでもたくさんの曲を聴くことができる
・低音質でiTunesで取り込んだ曲も高音質で聴くことができる
デメリットは、
・年間3,980円の有料サービスである
・モバイル環境で曲をダウンロードしつつ聴くのは通信量とかバッテリに負担がかかる
といったところでしょうか.
で、加入するかどうかですが、いまのところは加入する予定はないです.
iTunesライブラリには約1万曲が入っており、4割以上が128kbpsなので音質の向上は見込めますが、普段聴いていて「あ、これは128kbpsだから音が悪いな」ってわかることはないので、そこに定額のコストをかけるのもどうかと思ったりするのです.
それにiPhoneやiPadは64GBのものを使っていて容量には余裕があるのと、それにあわせてレートやプレイリストで曲を絞っているので、それほど必要を感じないというのもあります.
個人的には同じ定額サービスならば、iTunes Storeの曲を好きなだけ聴けるようなサービスがあれば加入したいですね.
2014/04/16
「弁当版Uber「bento.jp」がいきなり配送エリア縮小、「予想以上の反響」で多難の船出」なんていう記事を見かけて、bento.jpの存在を知ったのが昨晩というか寝る前.
・ネットで注文して20分で配送
・配送料込みで800円(期間限定で500円)
・1個からでも配送
というありそうでなかったサービスです.宅配弁当はいくらでもありますが、電話注文が基本ですし、1個もしくは1人前相当の価格から配達してくれるところはないのではないかと思います.
数日前にサービスを開始した時には渋谷と六本木で始めたものの、注文が多くて対応しきれず渋谷のみに絞って現在はサービス展開をしています.勤務地が渋谷である自分はちょうどサービス対象地域になります.
今日のメニューは鶏肉のチリソース炒めとのことで、注文してみました.
RICOH GR
12時25分に注文して、届いたのが12時40分ごろ.
お弁当の雰囲気は見てのように、お昼時に道路にワゴンを出して売っている店舗のそれに近い雰囲気です.
支払いはクレジットカード払いなので、お弁当を受け取るときに支払いもサインも必要なし.楽です.
登録→注文→受け取り→食べる、まで一通り試しての感想は、
・注文はiOSアプリでタップするだけで簡単
・メニューが1個しかないのは寂しい
・お弁当の価格は500円相当くらいのように見える、これに配送料300円で800円という価格設定?
といったところです.
社内でこういうサービスがあるんだけど、と話したところおおむね好意的でした.1個からでも配送してくれるのがとくに気に入られたようです.
要望、要改善点としては、
・お弁当の種類を増やしてほしい
・まとめ買いに対応してほしい
の2点.カロリー表記やアレルギー反応のある食品の記載は個人的には必須ではないですが、客層を広げる上では必要でしょう.
2014/04/09
「Windows XP と Office 2003 のサポートがまもなく終了します」
Windows XPが本日をもってサポート終了します.
発売されたのが2001年なので、13年にもわたって使用され続けたOSということで、かなりの長寿でした.
自分が使ったのは、ThinkPad T42と、MacBook上でVMware Fusionで、2005年から2014年1月まででした.
その前に使用していたOSがWindows 2000で、それに比べると装飾過多な感じがして好みではなかったのですが、使ってみるとそこそこ安定性のあるOSでした.次に出たWindows Vistaがさらに過剰装飾で動作が重く失敗作といわれ、それがXP長寿の理由の一つにもなったといえるのではないでしょうか.
勤務先のPCについては、期限ギリギリになりながらもようやくWindows XPをすべてWindows 7に切り替え完了しましたが、「家のPCがXPなんだけど…」みたいな相談をいくつか受けているので、世間にはまだそれなりの量のWindows XPが稼働するPCがありそうです.
サポートが終了することによってなにが起きるかは想像がつきませんが、もし自分がなんらかの悪用をする立場にあるとすれば、サポートが終了するまでセキュリティホールについて黙っていて無防備になったところで攻撃を仕掛けることでしょう.
オンラインショッピングやオンラインバンキングなどの悪用により直接的な被害を自分が受ける可能性があるのはもちろん、自分が使っているPCを踏み台にして他人を攻撃するという使われ方をする可能性もあり、他人に迷惑をかける可能性も十分あり得ます.
いずれにせよ、未だに残っているWindows XP機は早急に引退させる必要があるでしょう.
2014/01/24
1984年1月24日に初代Macintoshが発表されてから30周年を迎えました.
Appleのサイトでもスペシャルページが用意されています.
年代ごとに象徴するMacと、Macユーザで革新的なことを行った人が取り上げられていますが、1980年代のMacの代数の少なさ(1985年のMacintosh XLはもともとはMacではなくLisaという名前で売られていたものをMac用に調整されて名前を付け直して売り直された)、そして「混乱期」などといわれる1990年代の機種の煩雑さ(1台しか取り上げられていませんが、当時はすでにMacユーザだったので数ヶ月おきに何台ものMacがまとめて発売されるのが記憶に残っているのです)、そして機種が集約された2000年代というのがわかります.
また「Your first Mac」という登録ができるようになっているので、自分も登録してきました.
自分が最初に買ったMacはCentris610.雑誌の新製品紹介でCD-ROMドライブ(当時は「キャディ」と呼ばれる専用のケースにセットしてからドライブに入れる方式でした)やフロッピードライブを横に並べて40cm四方のピザボックス筐体に収め、それとサイズのぴったり合った16インチのCRT、きわめつけはアジャスタブルキーボードと呼ばれる、キーボード中央からぱかっと2分割されるキーボードのかっこうよさにやられたのです.
ちょっと見に行くだけ、と思って近所のApple専門店に行ったところが、帰るときには注文をしていたという.しかもお値段は65万円!当時学生だった自分に即金で払える額ではないのでローンを組んだのはいうまでもありません.
もちろん、それまでMacに触ったことがなかったというわけではなく、学校や店頭などで触ってはいました.当時はバイト先でPC-9801上でMS-DOS(途中からWindows 3.1)を使っていたこともあって、コマンドライン操作のできない、マウスを使わないと操作できないMacはどうにも好きになれませんでした.グラフィカルユーザインタフェース(GUI)のせいで機能的に制限がかけられているような感じがして、箱庭的な窮屈さを感じたのです.いわゆる食わず嫌いのようなものでした.
しかしながら、実際に触ってみるとMS-DOSのようにメモリ環境をあれこれ苦労して設定する必要もなく、MS-DOSのコマンドラインでやっていたことの大半はマウスで簡単にできてしまうので、同じことをするのに楽だったらそっちを選ぶよねということでMacに手を出したのでした.
結局、Macにのめり込むようになった結果として今の職を得たようなところもあり、もはや切っても切れない関係になっている気がします.
クラウドの普及やApple自身の手によってPCからタブレットへ世の中の流れが変わっていくなど、あいかわらず変化の激しいコンピュータの世界ですが、果たして次の10年でどういう変化が起きているのか.興味深いところです.
2014/01/12
今更ながらな感じもしますが、Apple TVを購入しました.
Apple TVは、市販のテレビに接続するAppleの小型の装置です.これを接続することで、MacやiPhone/iPadなどの画面を映し出すことができたり、iTunes内の曲や映像を再生したり、iTunes Storeで購入やレンタルした映画などを見ることができます.
HDMI端子でテレビに接続するのですが、自宅のテレビはHDMI端子が1つしかなくすでにDVDレコーダで使われているのでHDMIセレクタも一緒に購入しました.
実際に使ってみると、なんだか不思議な感じです.今まで使ってきたテレビとは別物になったような感すらあります.そして、もっと大きなテレビが欲しくもなりました.
また、Apple TV単体を使ってYouTubeやVimeoといった動画配信サイトを見ることもできるのですが、それに加えてHuluも見ることができるので、加入してみました.
Huluは月額980円で映画や過去のTV放送などを好きに見ることができる動画配信サービスです.
もともとはアメリカのサービスですが、2011年に日本でもサービスが開始されました.当時は1,480円でコンテンツもそれほど多くなかったのですが、コンテンツは徐々に追加され価格も980円に値下げされるなど、徐々に魅力的になってきました.
自分が見たいものとしては、TopGearやプロジェクトX、孤独のグルメなんかがあります.こうした番組が好きなときに好きなだけ見ることができ、さらには途中でとめても続きをiPhoneやiPadで見ることもできるのですから、時間がいくらあってもたりないほどです.
おかげでこの3連休もいつにもましてテレビがつけっぱなしです.