2012/10/28
先日の発表会で13インチのMacBook Pro Retinaと、iPad、iPad miniが登場しました.また、その1ヶ月前にはiPhoneも発表されました.
財力的にも効率的にもすべてを購入するのは無理があるところなので、どれとどれを組み合わせて使うのがよいのかを検討してみたいと思います.なお、WindowsおよびAndroid等の他OS機は自分の興味の対象外なので検討から省きます.
■ 無線LAN / 3G / LTEなど通信機能を有している製品
・iPod touch(無線LAN)
・iPhone(無線LAN / 3G / LTE)
・iPad mini(無線LAN / 3G / LTE)※3G / LTEはオプション
・iPad(無線LAN / 3G / LTE)※3G / LTEはオプション
・MacBook Air(無線LAN)
・MacBook Pro(無線LAN)
液晶サイズだけ見ても、4、7.9、9.7、11、13.3、15.4と多岐にわたっているのがよくわかります.
■ 現在所有している製品
・iPhone 4S(無線LAN / 3G)
・iPad 3rd (無線LAN)
・MacBook 13(Late 2008)(まもなくMacBook Pro Retina 13)(無線LAN)
こうしてみると、出先での通信環境が弱い感じですね.自宅と会社での使用がメインでどちらも無線LANはあるので普段は問題ないのですが、屋外での通信環境がiPhoneしか使えないのも考え物です.
いちおうWiMAXルータは契約を切った状態のものを持っているのですが、たまにしか使わないのでいざというときにバッテリが干上がっていたりすることもありますし、それにWiMAXもauのLTEシフトが鮮明になった今となっては現在以上の増強は望めないかもしれません.
現在の状況を強化する第一歩としては、
・iPhone 4S → 5
というのが考えられるでしょう.5になることでテザリングも可能になりますので、iPad / MacBookが生きてきます.
通信環境の多重化という観点からいくと、iPhone 5でのau回線(3G / LTE)に加えて、ドコモのLTEルータあたりを持っておくのが妥当な線でしょうけど、そこまでシビアな環境は今のところほとんどないので、毎月定額コストを支払ってまで契約する必要性はないですね.
もうひとつ気になるのは、
・iPad mini(無線LAN / 3G / LTE)※3G / LTEはオプション
これを3G / LTE契約をつけて持ち歩くのもアリかなと.ただ、iPhoneと二重契約になるので、コスト面がネックです.両方契約した場合の割引オプションのようなものをauが用意してくれれば、導入を前向きに考えたいのですが.もうしばらくたてば料金プランなど詳細が発表になるので、それを見て判断したいところです.
もしくは、iPhoneをやめてガラケーに機種変更して通話オンリーにして、通信系をiPad miniにするという役割分担をさせる方法もアリかなと.
自分のiPhoneの使い方としては、通話ってあんまり重要度が高くないのと他アプリとの連携もないのでガラケーに追い出すのもよさそうと思ったのですが… ガラケーのラインナップを見て、ああ、これはもう過去の遺物のような扱いだなと思って萎えました.あえて持つのもクラシカルでよいかなとも思いましたが、そこで無理に酔狂を求める必然性もないですね.
それはさておき.
もし、まったく所有していなくて、これから機材をそろえていくとしたら、
・iPhone 5
・iPad or iPad mini(無線LAN / 3G / LTE)※3G / LTEはオプション
・MacBook Air
あたりがオススメでしょうか.Retinaディスプレイにこだわりがなく、モバイル主体であれば軽量化重視でiPad miniとMacBook Air 11インチあたりの組み合わせであれば、iPhone含めて約1.5kg程度です.Macは自宅で使えればOKというのであれば、500g程度です.
Retinaでなければイヤ、となると2.5-3kgコースになってしまいますね.軽くてRetinaがいい、となるのであればMacBook Air Retinaであるとか、iPad mini Retinaを待つことになるでしょうけど、だったら今のうちに手に入る機材を買ってきてとにかく使い始めるべきでしょう.機材なんてどんどん新しくなるし、新しくなったら欲しくなるのだから、手元にないのだったらさっさと買うべきです.
2012/10/24
昨晩、というか今日の早朝はAppleの発表会でした.
発表になったのは、
・MacBook Pro Retina 13inch
・Mac mini
・iMac
・iPad mini
・iPad Retina(4th Generation)
と、盛りだくさん.
前回の発表の時はiPhoneだけだったので余計に多く感じます.iPhoneの存在感がそれだけ大きいということでしょうか.
個人的に魅力を感じたのは13インチのMacBook Pro Retina.出たら買い替えようと思っていただけに、待ってましたという思いです.
ただ、15インチのRetinaに比べてグラフィックチップがインテルの内蔵チップセットのみだったり、メモリの上限が8GBどまりだったり、CPUがCore i7にアップグレードしても2コアだったりと、見劣りする部分がいくつかあるのは残念なところです.ストレージがSSD+HDのデュアルだったらいいなと期待していたのですが、15インチ Retinaで搭載されていない機能がついているはずもなく、SSDのみでした.ストレージのデュアル化はiMacで「フュージョンドライブ」と銘打って搭載されたので、いずれは筐体サイズに余裕のあるMacBook Proに搭載されてくるのかもしれません.
今使っているMacBook(Late 2008)もまる4年が経過し、メモリを非公式の上限値である8GBにし、HDを1TBまで増設し使っていますがそろそろ潮時かなという状況でもあるので注文しました.SSDは最大容量の768GBです.
その他の機種についての雑感.
iPad miniは想像されていたとおり.9.7インチのiPadはあんまり外に持ち出す気はしませんが、7.9インチだったら通勤時や屋外で使うのもよいかもしれないなと感じさせられます.でもそうした用途はiPhoneでもまかなえるので、今のところ購入しようという気分には至っていません.
16GBモデルで3万円を切ってきましたが、直接のライバルと目されるNexus7に比べての割高感は否めません.ハードウェアやOS等の中身をきちんと理解している人は多少の価格差があっても許容してくれるかもしれませんが、「タブレット」という十把一絡げ的な捉え方をするふつうの方々には、唯一にして確実に比較できる「価格差」というものは影響ありそうです.
iPad 4th Generationは、やや驚きでした.Lightningコネクタの普及推進のために端子形状を変更したマイナーチェンジモデルを出してくるかなとは思っていたのですが、CPUも変更しLTEも搭載するなど、フルモデルチェンジまでしてくるのは想像外でした.iPad両機種ともLTEでKDDI(au)をサポートするようになったのはいいですね.けれども、iPhone 5のLTEテザリングにぶら下げる形でWi-Fiモデルを使えばいいんじゃない?という気持ちもします.通信キャリアのほうでiPhone 5と同一契約で割引オプションをしてくれれば飛びつく人も増えるかもしれません.
Mac miniは外見据置のためか、あんまりぱっとしないイメージが.
iMacは薄型化がインパクトあります.全部が5mm厚になったわけでもないですし、正面から見たら従来機種との違いもないのですが、うまく立体的な形状にしたのはさすがです.
これで今年はMacPro以外のすべてのハードウェアがリニューアルされたことになります.
2012/10/05
スティーブ・ジョブズが亡くなってから1年が経過しました.
AppleのWebではスライドショーが流され、ティム・クックのメッセージが表示されています.
1年前、ちょうど休暇を取っていてドライブにでも出かけようかと思っていたところ、起き抜けに訃報を耳にして非常にショックを受けたのをまだはっきりと覚えています.
そしてあれから1年.自分の手元にはMacBook、iPad、そしてスティーブが最後に手がけたといわれるiPhone 4Sがあります.魅力的な製品は未だ健在です.
ジョブズがいたらこんなレベルではOKが出ないはず、ジョブズならこういうことはしない、とかいうようなコメントをする人もいますが、そういう人はどんな製品が出てもケチをつけるものです.そう、老舗の鰻屋が代替わりしてタレは変わらないとしても「先代より味が落ちた」とかいうように.
未来永劫、この勢いが続くとはさすがに思いませんが、ジョブズが中心となって作り上げたAppleの企業文化はそう簡単には壊れないことでしょう.ジョブズの意思を受け継ぎ、素晴らしい製品とサービスを提供し続ける、それこそがAppleのジョブズに対する最大の供養というものではないでしょうか.
これからもジョブズの意思を引き継いだ、魅力的な製品が送り出されることをAppleに期待したいと思います.
2012/09/13
iPhone 5が発表になりました.
今回は細かなパーツ(全部あわせれば1台できそうなくらいに)が事前に流出するなど情報が漏れまくっていたこともあって、さしたるサプライズもない発表でした.
昨日、発表前にTwitterで「どんな製品が出たら買い替えるか」というようなやりとりをしていたのですが、実際のところ現状の4Sで満足してしまっており、これといったものが思い浮かびませんでした.
スティーブ・ジョブズが存命であったときであれば、きっとサプライズ感に満ちあふれた「なにか」があったんじゃないかと思うものの、凡人にはその「なにか」がなにであるかだなんて想像がつくはずもなく.
「5」の特徴は、
・液晶サイズの大型化・アスペクト比の変更
・DockコネクタからLightningコネクタへの変更
・LTEに対応
といったところでしょうか.
LTEは通信の高速化という点でも注目を浴びていますが、日本でのキャリアであるau(KDDI)もソフトバンクモバイルも現時点ではLTEをサービスインしていません.auは今年の12月を前倒しして10月か11月にする予定だったのをさらにiPhone 5の発売にあわせて9月21日にするようですが、「サービス開始≠使い物になる」ですので、しばらくは様子見ではないかと思っています.
2012/09/04
自宅のネット環境は、CATVモデム – ギガビット有線LANルータ – AirMac Expressという接続をしています.
ギガビット有線LANルータとAirMac ExpressはAirMac Extreme 1台にまとめることもできるのですが、あえてそれをやらないのはExpressにはあってExtremeにはない機能、AirPlayを使いたいためなのです.
AirPlay機能は、MacやiPad/iPhoneの音声を無線LAN経由でスピーカーから出力する機能で、これによりMacBookのiTunesの曲を外付けのスピーカー(Bose M3)から聴くことができるようになるのです.
ところが、ここ数日、その肝心のAirPlayで音声が途切れることが多くなってきました.原因は不明ですが、なんらかの理由で無線LANが途切れがちになっているのでしょう.
使っていたAirMac Expressは初代の製品で周波数帯を2.4GHzまたは5GHzのどちらかを選択して使うものでした.2.4GHz帯は利用者も多く、チャンネル数も少なく、さらにいうと電子レンジの干渉もあってスピードが落ちやすいのであんまり使いたくはないのですが、iPhone 4Sが2.4GHzにしか対応していないため、使わざるを得ませんでした.
しかし、これでは満足に音楽を楽しむことができない.困ったなと思っていたら、そういえば現行のAirMac Expressは2.4GHz/5GHz帯を同時に使用することができるのを思い出したので、さっそく購入してみました.

Apple iPhone 4S + Hipstamatic
ヨドバシカメラに前日夜に注文したところ、今日の昼過ぎには届きました.amazonだと配送速度にブレがありますが、ヨドバシは安定して速いです.
他の製品にも共通することですが、製品のサイズぎりぎりのパッケージをしています.厚さはありますが、二重構造になっていて、下に電源ケーブルが入っていました.

Apple iPhone 4S
本体はつるんとした白いプラスティック製です.これ見よがしにあれこれと文字が入っていたり、ステータスランプが五月蝿かったりするようなこともない、いつもどおりのAppleらしいすっきりとしたデザインです.
今まで使っていた旧型のAirMac Expressの設定情報をMacに保存しておき、新型につなぎ直して、パスワード等の初期設定をしてから旧型の設定情報を読み込ませ、周波数帯の設定を修正をすることですぐに設定完了しました.
これにより、MacBook(2008 Late)と3代目iPadは5GHzで、iPhone 4Sは2.4GHzで接続できるようになりました.AirPlayも音声が途切れることがなくなり、さらにインターネットの接続速度も高速化されました.いくつかのサイトでスピード測定をしましたが、50Mbps前後は出ているようで快適です.