2011/03/06

GR DIGITAL III
すでにiPad 2も発表になった昨今ではありますが、iPadの液晶保護フィルムを光沢のあるもの(グレア)から非光沢(アンチグレア)に張り替えました.
購入したのは、パワーサポートのアンチグレアフィルムです.
グレアフィルムは見た目が綺麗ではあるのですが、
・汚れが目立つ
・反射が強いので画面が暗くなったときに自分の顔が写り込む
・ぎらつくので眼に負担がかかり疲れやすい
という欠点があります.
アンチグレアフィルムはこうした欠点を解消してくれるのですが
・ざらつくので文字や画像が見づらい
・液晶の手前にもやっとしたフィルタが挟まった感じがして違和感がある
という別の欠点があります.

GR DIGITAL III
こんな感じでざらつきがあり、画面も若干暗く見えます.また小さな文字が読みづらくなった気がします(周辺減光はデジカメで撮影時に発生したものです).比較対象としてグレアのものも撮っておくべきでしたね.
実は以前にiPod touchにアンチグレアフィルムを貼っていたことがあります.そのときはざらつきが気になってすぐにはがしてしまったのですが、今のところは満足しています.iPadは液晶がかなり明るく、IPS液晶という高品質な製品が使われていることもあってか、ネガを補ってあまりある感じです.なにより、長時間見ていても眼の疲れが軽減された気がするのが魅力です.
2011/03/03

事前にそれとなく告知されていましたが、iPad 2が正式に発表になりました.
初代iPadと比較して
・デュアルコアCPUで処理速度が2倍
・グラフィック処理速度が9倍
・イン/アウト2つのカメラで動画撮影やFaceTimeに対応
・100gほど軽量化
・5mmほど薄型化
・ジャイロ付き
・カラーが黒、白の2色に
・外部モニタに出力したときにミラーリングが可能に
というあたりがおもな変化でしょうか.ものすごい変化というのはないのですが、全体的に性能を煮詰めて熟成してきた印象です.
本体の性能というわけではないのですが、オプションとして「お風呂のフタ」こと折りたたみ式のスタンドにもなる液晶カバーやHDMI出力可能なケーブルが発表されました.
以前にもMacBookのACアダプタでマグネットを使って「湯沸かしポットの電源ケーブル」みたいという声が上がったりしていましたが、日用品からヒントを得たような絶妙な小技をまた使ってきました.
HDMI出力ケーブルはiPad 2に限らずiPadやiPhone 4などでも使えるようです.
で、買うのか?ということですが・・・現状は見送る構えです.それほど持ち歩かないので軽量化や薄型化は決め手にはなりませんし、カメラも特に必要性を感じません.
とはいえ、現物を見て揺らいでしまう可能性は否めませんが・・・
2011/03/02
「メールは見れるんだけどWebが見れなくなった」という内線電話がかかってきたのが11時頃.
さっそく見てみると、IEを起動させると最初のページを読み込む前にブラウザが閉じてしまいます.たまたまこのPCにはSafariがインストールされていたため、そちらを立ち上げてIE8をダウンロードして再インストールしてみましたが症状は変わらず.結構重症な感じです.
ネット上で調べてみたところ、「スタート」→「アクセサリ」→「システムツール」からIE8(アドオンなし)を立ち上げて、「ツール」→「インターネットオプション」→「詳細設定」でIEの設定をリセットすることで立ち上がるようになるそうなので試してみたところ無事に立ち上がりました.
めでたしめでたし・・・と思っていたところ、同様の症状のPCが立て続けに発生しました.
社内のネットワークがウィルスにでも感染したのでは、と不安になりましたが一度修正をかけると症状が発生しないのでそういう感じでもないようです.結局5台のPCで症状が発生しました.
夕方になって「ノートン製品の更新後にIE8が起動しなくなる障害が発生、現在は解決済み」というニュース記事が出て、ようやく原因をつかむことができました.とんだお騒がせです.セキュリティソフトなのでOSの深いところに関わっているでしょうし、細心の注意を持って開発していただきたいものです.
2011/02/26
iTunesのアーティスト名を一括変更したところ、同じアルバムの曲なのにiTunes上で別のアルバムとして認識されるという原因不明の不具合が発生したため、iTunesのデータベースの再構築を行ってみました.
再構築の方法はここやここが詳しいです.
手順通りに行ったところ、アルバムが別扱いになるという症状は解消されたのですが、以下のような問題が発生しました.
・2-3割程度のアルバムジャケットの画像が消失→手作業で入れ直し
・アプリが全部消滅→「Mobile Applications」の中身をiTunesにドロップすることで解決
・動画の設定(種別など)が消滅→手作業で再設定
・iPod touch/iPadを接続したところ全データ入れ直し→バックアップからの復帰
・iPod touch/iPadのアプリデータの位置やフォルダ分けなどの設定も全部やり直し
というわけで、下手に再構築はしないほうがよいということをイヤというほど思い知らされました.よっぽどの非常時でない限りはやらないほうがよいですね.データが消えたわけではないのですが、以前の状態に戻すのにずいぶんと手間と時間がかかってしまいました.
2011/02/20
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昨日のブログに書いた、Aperture3のスライドショー作成機能についてです.
Aperture3は写真の総合的な編集・管理・出力をおこなうアプリケーションです.競合するアプリとしては、現像についてはLightroomやCapture One、各カメラメーカーの現像ソフト、管理についてはBridgeとかでしょうか.
Apple内のソフトの位置づけとしてはiLifeのiPhotoの上位に位置づけられます.ただし、iPhotoが1-2年に1回はアップデートされるのに対してApertureは更新頻度が少ないため、iPhotoのほうが新機能を搭載してくるなんてこともあります.GPSへの対応もiPhotoのほうが早かったと記憶しています.
管理している写真を出力・公開するための機能として、フォトブックの作成やスライドショーの作成機能が用意されています.また、FlickrやFacebookへ出力することも可能です.
そのスライドショー作成機能ですが、iPhotoやムービー作成ソフトiMovieのものに比べても細かな設定ができるようになっています.
個人的に気に入っているのが、静止画をスクロールや拡大縮小させて動感を出す「Ken Burns
エフェクト」です.iPhotoでは自動設定で処理されるので意図しない動きをすることが多々ありましたが(最新のiPhoto ’11では顔検出機能のサポートによって多少は良くなったようです)、Aperture3の場合は自動処理で気に入らない写真は手動で開始と終了を指定して動きを決めることができます.これが非常に便利で、写真として自分が注目させたいポイントを中心にズームさせることで静止画を見せるのとは違った効果を生むことができます.
もちろんBGMもつけることができ、iTunesからの曲を使うこともできます(DRM(著作権保護)のかかっている曲はNG).
こうして作ったスライドショーはMac上で見せるだけでなく、iPadなどのデバイス向け、YouTubeなどにもムービー書き出しができるので、気軽に他のかたに見せることもできます.