2011/01/29
「NECとレノボ、合弁会社6月設立を正式発表」
・NEC PC-9801の繁栄
・DOS/Vによって一気に日本に参入してきたPC互換機
・CMでAT互換機と並べてPC-9801の性能をアピールしていたNEC
・ThinkPadやAptivaを擁して日本に本格参入してきたIBM
・NECのPC互換機への方針転換
・IBMがPC部門を中国企業レノボに売却
と、今までに起こってきた経緯を考えると今回のNECとレノボのPC事業の合弁は感慨深いものがあると同時にPCビジネスがもはやカネにならないというのは本当なのだな、とひしひしと感じます.
2004年にIBMがPC部門を売却したときの理由が、PCビジネスはIBMにとってそれほどうまみのあるビジネスではないからとかいうのには疑問を感じましたが、やはりIBMには先見の明があったのだなというのが今さらながら伝わってきます.
コストダウンの波にのまれて両社ともに厳しいビジネスが続いていることであろうと思われますが、ThinkPadなどのビジネス向けモデルは一定以上のクオリティを維持し続けて欲しいなと思います.
2011/01/26

GR DIGITAL III
非常に今さらな話なのですが、GPSロガーであるところのHOLUX M-241のファームをVer1.13にアップデートしました.
今までアップデートしなかったのは、
・データ吸い上げソフトとかと相性問題とかが発生しないか
・記録件数が減る
というのを気にしていたからなのですが、
・不具合はとくになさそう
・記録件数が減るとはいっても105,000件ほど保存できるので、5秒に1回保存する設定にしても1日12時間記録したとして12日以上記録できる
そして
・新ファームになると速度が記録できるのが面白そう
という魅力もあってアップデートしてみることにしました.
ファームウェアやユーティリティなどはHOLUXのダウンロードページから入手できます.残念ながらMacOS X用のユーティリティはないので、VMWare Fusionを立ち上げてWindows上でアップデートしました.
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GPSログ(GPXフォーマット)です.赤線の引いてあるところが速度の記録されているところです.単位はメートル/秒なので、10.158683/1000*3600=36.5712588、つまり約37km/hくらいということになります.
また、偶然かもしれませんが、電源を入れてからGPSを捕捉するまでの時間が早くなったような気がします.
2010/12/30
2010年を振り返る、その2.iOSアプリについてです.
今年はiPadのリリース、iPhone 4やiPod touchのRetina Display化などの変革があって多数の魅力的なアプリが登場しました.iPadはiOS4のリリースが遅れたこともあって、フォルダに収納することができなくて何枚ものメニュー画面を切り替えて使うほどに大量のアプリをインストールして使っていました.
数あるアプリの中でも今年のベストはコレですね.

東京時層地図です.東京23区内+αのエリアを、
・文明開化期(明治9-19年)
・明治のおわり(明治39-42年)
・関東地震直前(大正5-10年)
・昭和戦前期(昭和3-11年)
・高度成長前夜(昭和30-35年)
・段彩陰影
・そして現在の地図と航空写真
を切り替えて表示できるアプリです.
実用性はまったくないアプリですが、古地図好きなどには夢のアプリです.個人的には電車やバスで移動しながら古地図を表示させて、タイムトリップ感を味わったりしています.
iPhone4やiPadの高解像度ディスプレイに対応したり、エリアの拡大や時代レイヤーをもうちょっと増やしてほしいなど、今後にも期待です.
次点はこれでしょうか.

元素図鑑です.これも社会人となった今では必要性のないアプリですね.
すべての元素やそれを使った製品の写真、特性などの説明をまとめたアプリです.すべての写真は指先の操作でくるくると回転して見ることができます.オプションの3Dメガネを使うことで立体表示にすることもできるなど、いたれりつくせりです.学生の頃にこういうのがあったら楽しかっただろうなと思います.でも自分が苦手なのは無機化学ではなくて有機化学だったのですがw
ほかにもFlipboardやReederなど、日常に欠かせないアプリもたくさんあります.
今後に期待なのは電子書籍系でしょうか.流通取り次ぎや出版社、書店、広告代理店などが入り乱れて独自のストアを出してそれぞれ互換性のない電子書籍を販売していますが、本格的な普及のためにはストアの一本化が重要になってくるのではないでしょうか.
2010/12/28
2010年もあと数日で終わりです.そこで1年を振り返って、1万円以上の買い物をリストアップしてみました.
高額のものから順番です.
・ブリヂストン Playz PZ-X
・Apple iPad
・CarlZeiss Distagon 25mm F2.8
・HERZ ラックスリュック
・Bibury Court コート
・Joutsen ダウンジャケット
・Voigtlander NOKTON 58mm F1.4
・CarlZeiss Planar 50mm F1.4
・innovator スーツケース
・RICOH GR DIGITAL III
・Nikon Ai AF Zoom-Nikkor 28-105mm F3.5-4.5D(IF)
・ARTISAN&ARTIST WCAM-3500
・ECOLA スロー
・AtomicFloyd HighDefJax
2009年はD700という大物がありましたが、今年は10万円超えはタイヤだけですね.とはいえタイヤは必要に応じて購入したという側面が大きいですが.
レンズは4本.多いと思うか少ないと思うかの判断はお任せしますw
カメラ関係はGR DIGITAL III(IIを下取りしての買い換え)、カメラバッグWCAM-3500.全体的にひかえめですね.
来年はレンズをどうしようか考えたいです.35mm F1.4とかあたりでしょうか.24mm F1.4も魅力的ですし、中古で程度のよい28mm F1.4を狙うのもアリかもしれません.
2010/12/18
以前に書いたバッテリの件ですが、裏蓋がさらに出っ張るようになってしまい、そしてバッテリがふくらむことでトラックパッドのクリック領域を圧迫してしまい力をかけないとクリックできないような状態になってしまったので、アップルのサポートに電話をかけました.
状況を伝えたところ、バッテリがふくらむのは故障扱いではないので交換になるとのことでした.お値段は10,920円(税込).この値段は円ドル換算レートによってその都度変化するそうです.1週間以内にヤマト運輸が持ってくるので、その場で旧いふくらんだバッテリを渡して交換になります.
ちなみに店頭で購入すると14,800円(税込)です.店頭で購入した場合には手元に旧いバッテリが残りますが、ダメになったから交換するわけで残す意味はありませんし、リチウムイオンバッテリは処分にも困るしリサイクルすることで大切な資源にもなります.なので店頭での購入ではなく、サポートに電話をして交換することをオススメします.
ところで最近のMacBookはバッテリが交換できないようになっていますが(簡単にはアクセスできない仕掛けになっている)、そうした場合には今回のような在宅部品交換はできないと思われます.都市部に住んでいて近くにApple Storeがあればジーニアスバーで交換してもらうことは可能だと思われますが、それができない場合には修理扱いで送付しなくてはならないのでしょうか?