2019/02/04

松本旅行(その1)

Category: 旅行・観光 — Annexia @ 23:37

 1泊2日で松本まで出かけてきました.

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FUJIFILM X-Pro2 + INDUSTAR 69 28mm F2.8

 今回の目的の一つは、3月のダイヤ改正で定期運用から外れるE257系「あずさ」に乗車すること.すでにスーパーあずさはE351系からE353系に置き換えられており、E257系もE353系に統一されるので、「スーパーあずさ」という名称自体がなくなります.

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FUJIFILM X-Pro2 + Voigtlander SUPER WIDE-HELIAR 15mm F4.5 Aspherical II VM

 松本駅に到着すると、新宿行きとおぼしきE353系の姿が.

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FUJIFILM X-Pro2 + Voigtlander SUPER WIDE-HELIAR 15mm F4.5 Aspherical II VM

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Apple iPhone 8

 松本に到着したのがちょうど昼の12時ごろだったので、リュックを駅のコインロッカーに預けて、駅前の「高橋」に.
 ここのカツ丼は、日本でも唯一ではないかといわれている、卵とじのカツをソースにくぐらせた、卵とじカツ丼とソースカツ丼のいいとこ取りみたいなカツ丼なのです.サイズが大中小とあって「中」を頼んだのですが、普通の店の大盛りくらいはありました.「大」は店先にサンプルがありますが手を出すべきものじゃないサイズです.小鉢がいくつかついているのがいいですね.とくに野沢菜とリンゴの存在が長野にきたなと感じさせてくれます.

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FUJIFILM X-Pro2 + Voigtlander SUPER WIDE-HELIAR 15mm F4.5 Aspherical II VM

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FUJIFILM X-Pro2 + Voigtlander SUPER WIDE-HELIAR 15mm F4.5 Aspherical II VM

 満腹になったところで、アルピコ交通の上高地線に乗車します.この列車、旧京王井の頭線の3000系車両です.
 松本から新島々まで乗車すると、片道700円かかるので、事前に1日乗車券(1,000円)を買っておくのがオススメです.ただし、松本駅では買えず、駅と道路を挟んだアルピコ交通のバスターミナル内の切符売り場で買う必要があります(列車内でも車掌から買うこともできるようです).

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FUJIFILM X-Pro2 + Voigtlander SUPER WIDE-HELIAR 15mm F4.5 Aspherical II VM

 新島々駅に向かう途中、車両基地のある新村駅で味わい深い機関車がいるのを見つけたので、帰りに途中下車してみました.

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FUJIFILM X-Pro2 + CarlZeiss C Biogon T* 2,8/35 ZM

 ED301です.Wikipediaを参照すると1926-27年に信濃鉄道で製造され、その後信濃鉄道が国有化されて国鉄の所有となり、その後岳南鉄道、西武鉄道を渡り歩き、1960年に松本電気鉄道(アルピコ交通)に譲渡され、2005年に静態保存されたという、100年近い歴史のある流浪の機関車です.

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FUJIFILM X-Pro2 + CarlZeiss C Biogon T* 2,8/35 ZM

 スノープラウがついており、除雪作業などに使われていたようです.この列車が除雪作業するところを見てみたいものです.3両製造されたうちの1両は弘南鉄道の大鰐線で現役で除雪用に使われているそうなので、機会があれば見てみたいものです.

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FUJIFILM X-Pro2 + CarlZeiss C Biogon T* 2,8/35 ZM

 松本駅に戻り、ホテルにチェックイン.しかしまだ時間が早かったので、お茶でもしに行こうと以前訪れて気に入った喫茶店「まるも」に.自家製レアチーズケーキとコーヒーをいただきました.

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FUJIFILM X-Pro2 + CarlZeiss C Biogon T* 2,8/35 ZM

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FUJIFILM X-Pro2 + CarlZeiss C Biogon T* 2,8/35 ZM

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FUJIFILM X-Pro2 + CarlZeiss C Biogon T* 2,8/35 ZM

 夕飯は、これまた松本ではお気に入りの洋食屋である「おきな堂」に.ランチでは何度か訪れているのですが、ディナーの時間帯は初めてなので、コースでポークステーキを.安曇野産の分厚いポークステーキはなかなか食べでがありました.

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FUJIFILM X-Pro2 + CarlZeiss C Biogon T* 2,8/35 ZM

 コースにはコーヒーがつくのですが、ついでに名物のプリンも追加で.

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FUJIFILM X-Pro2 + Voigtlander SUPER WIDE-HELIAR 15mm F4.5 Aspherical II VM

 松本城に近いところにホテルを取ったので、夕食後に散歩がてらお城を見にいってきました.
 風もほとんどない日だったのでライトアップで鏡面のように映えたお城の写真が撮れるかなと期待していたのですが、お堀の水をポンプで循環しているせいか水面がやや波打ってしまっているのが残念でした.

 続きます.

2019/01/01

2019年 新年のご挨拶

Category: 日記・雑記 — Annexia @ 00:00

FUJIFILM X-Pro2 + Voigtlander SUPER WIDE-HELIAR 15mm F4.5 Aspherical II VM

 2019年を迎えました.
 新年の抱負、というようなご大層なものはとくにございませんが、自分の思うところに素直になり、前向きに行動していければそれでよしとしたいと考えております(訳:欲望の赴くままに、欲しいものは買うぜ!).

 今年もよろしくお願いいたします.

(文章は年号だけかえて昨年のコピペ)

2018/12/30

2018年を振り返る – 物欲篇

 今年1年の振り返り、最後は物欲篇です.
 カメラ関連とコンピュータ(ほぼApple製品)関連に集約されますね.

4月:焦点工房 マウントアダプタ ヘリコイドつき
4月:CarlZeiss C Biogon T* 2,8/35 ZM
4月:iPhone 8 Product RED
5月:Oculus Go
6月:RICOH THETA SC
9月:Voigtlander SUPER WIDE-HELIAR 15mm F4.5 Aspherical II VM
11月:iPad Pro 11 + Apple Pencil
11月:nexum AQUA+
11月:CarlZeiss C Biogon T* 4,5/21 ZM

■カメラ関連
4月:焦点工房 マウントアダプタ ヘリコイドつき

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 富士フイルムXマウントのカメラでライカMマウントレンズを使用する際に、レンズ全体を最大6mmまで繰り出すことのできるアダプタです.それまでも富士フイルム純正のMマウントアダプタは持っていたのですが、レンジファインダ用レンズの弱点である「寄れない」という問題のため、レンズはVoigtlanderの25mm F4しか持っておらず、このアダプタ購入により一気に今年はMマウントレンズの購入がはかどりました.

4月:CarlZeiss C Biogon T* 2,8/35 ZM

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 以前から欲しかったツァイスのMマウントレンズです.値段もさることながら、最大0.7mまでしか寄れないのがネックで購入を躊躇していたのですが、上記のヘリコイド付きアダプタの購入により、最短撮影距離が大幅に短縮されるようになったので購入に踏み切りました.
 X-Pro2で使用するとAPS-Cセンサーのため焦点距離が52.5mmとなってしまい、個人的にはやや苦手な焦点域になってしまうこと、そしてテーブルフォトには引きが取れずにやや不利なレンズではあるのですが、金属の光沢感のあるシルバーのコンパクトなレンズという、見た目の格好よさに惹かれて購入したものです.画質的にもまったく不満がなく、気に入っているのですが稼働回数はやや少なめです.もっと使いこなしたいのですが.

6月:RICOH THETA SC

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 今年購入した、唯一の「カメラ」といえる部類の製品.かなり変わり種ではありますが.
 レリーズボタンを押すだけで、360度周囲すべてを撮影することができます.もちろん撮影者も同時に被写体となるわけで、手に持って撮影すると手が強調された写真が撮れてしまうので、このように自撮り棒と小型三脚の三点セットで購入しました.iPhoneからリモート撮影できますので、写らないように隠れて撮影したり、自撮り棒を高く掲げて違和感のない撮影をすることができます.
 面白い使い方がいろいろできそうなのですが、まだその面白さをつかみあぐねているところでもあります.

9月:Voigtlander SUPER WIDE-HELIAR 15mm F4.5 Aspherical II VM

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 Mマウントレンズ増強計画の第2弾として購入したのが、このVoigtlander SUPER WIDE-HELIAR 15mm F4.5 Aspherical II VMなる長い名前のレンズ.20年近く前にこのレンズの初代モデルをBESSA-Lとともに使用していたのでいささかの懐かしさもありますが、フィルムとデジタル、35mmとAPS-Cフォーマットという違いに加えて初代と2代目ではデザインもサイズも違うので、昔を思い出すようなこともないですね.
 APS-CフォーマットであるX-Pro2での画角は22.5mm.かろうじて超広角という領域ですが、パースのつきかたは強烈で癖が強いレンズではあります.

11月:CarlZeiss C Biogon T* 4,5/21 ZM

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 Mマウントレンズ増強計画の第3弾として購入した、C Biogon T* 4,5/21 ZM.外見は2,8/35とそっくりです.
 当初はVoigtlanderのCOLOR-SKOPAR 21mm F4P VMを買おうと思っており注文までしたのですが、納期にかなり時間がかかり、その途中で程度のいい中古(このレンズはすでに販売終了しているので新品はないです)が出たのでこちらを選んだというわけです.
 F4.5と暗めのレンズで、撮った画質も絞り開放だと四隅が滲んだような描写になるなどスペック的には目立つところはないのですが、コンパクトなサイズとAPS-C換算で31.5mmと自分として最も好みの焦点域となるのでこれからの出動回数が多くなりそうなレンズではあります.

■コンピュータ関連
4月:iPhone 8 Product RED

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 iPhone SEからの機種変更です.機種変更の決め手はやはりこの色.iPhone 7でも PRODUCT REDはありましたが、赤の色味が好みではなく画面の縁が白だったこともあって見送ったのですが、8は赤の色味といい縁がブラックアウトされていることといい、自分の好みでした.
 悩ましいのは外装色が気に入っているのでケースに入れたりすることができないことでしょうか.

5月:Oculus Go

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 気軽にVRを体験できる製品としてリリースされたOculus Go.VRとしての用途だけでなく、大画面でNETFLIXなどの動画配信も見られるとのことで、飽きても活用方法があるなと思って入手しました.
 フル充電していても放電が激しいのか、いざ使おうとしてもバッテリ切れなんてことが多々あるのが難点です.
 もうひとつ難点としては、ヘッドセットを頭に装着する手間が面倒ということでしょうか.

11月:iPad Pro 11 + Apple Pencil

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 iPad mini 4が処理速度的にもたつきを感じるようになり、仕事ですぐ資料を見たい場合などに待つことが多くなったので、miniシリーズの新型も出なさそうだし…… ということで初のiPad Proを購入しました.
 ストレスフリーで動くのはさすがです.Apple Pencilについても、いままで他で触ってきたタッチペンは一体何だったのかと思えるほどに快適に使えます.ただ、サイズや性能と引き換えというのはわかるのですが重さには慣れないですね.それから持ち運ぶのにカバンを選ぶのも悩ましいところです.
 そうした経緯もあって、従来のiPad mini 4は下取りなどには出さずに、IIJmioと契約して持ち運びできる状態にしました.

11月:nexum AQUA+

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 iPad Proがイヤホンジャックを廃止したことに伴って購入した、Bluetoothレシーバ.Bluetoothイヤホンはすでに持ってはいますが、手持ちの気に入っているヘッドホンやイヤホンを使えるようにしたいということで購入しました.
 すでに持っていたBluetoothレシーバと比べても格段の音質の差があります.さらにそれに加えて32bit 384kbpsへのアップコンバート機能を備えており、さらに音質を高めることができます.充電はQiを採用しています.
 消費電力が高いうえにアップコンバート時はさらに電力を使うので持続時間が短いのが難点です.

 去年書いたように、主力たるX-Pro2やX100Fの新型はリリースされなかったので、カメラの購入はTHETA SCのみでした.その代わりにレンズの購入が多かったですね.Mマウントレンズについてはこれで15/21/25/35mmが揃ったので、X-Pro2で使用したときに22.5/31.5/37.5/52.5mmと必要十分なレンジを揃えることができました.
 来年は春にGR IIIの発売が発表されています.手持ち機種として焦点域が同じX70もあるので迷うところですが、長いことGRシリーズを使い続けてきた身としては気になるモデルではあります.またいままでのリリース間隔からしてX100Fの後継機も出るのでしょうか.X100Fに関しては満足して使っていますので、新型でどのような変化をつけてくるか興味深いところです.X-Proシリーズはスパンが長めの機種なので、新型が出ることはないと思われます.
 レンズに関しては絞りリングもないことから使用頻度の低いXマウントの27mmを18mmに買い換えようかと考えています.それから18-55mmを新しく出る16-80mmにしたいなとも思いますが、ズームレンズはそもそも頼まれごとがあるときくらいしか使わないので優先順位は低めですね.
 コンピュータ関連はiPhoneもiPadも買い替えてしまったので来年は大型の出費はないかもしれません.
 自動車関連は買い替えはないでしょうけど、ロードスターにApple CarPlayを接続できるキットが海外でリリースされたそうなので、日本で導入されたらすぐにでも取り付けてもらおうかと考えています.

2018/12/29

2018年を振り返る – 旅行篇

Category: 旅行・観光,日記・雑記 — Annexia @ 23:59

 2018年を振り返る、旅行篇です.
 一緒に旅行に出かけていた同僚が転職してしまったこともあり、昨年よりも減っています.

3月 淡路島(社員旅行)
4月:高松・岡山
6月:銚子
6月:箱根
9月:秋田・青森・三陸
12月:大洗


 日本海方面が手薄な感じがしますね.

3月:淡路島(社員旅行)

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FUJIFILM X100F

 淡路島は四国に行くときに通過したことはありますが、旅行先として訪れたのはこれが初めてです.
 社員旅行ということもあり、自由時間のあまりない旅行でしたので、四国とからめて再訪するのもよさそうです.

4月:高松・岡山

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FUJIFILM X-Pro2 + CarlZeiss C Biogon T* 2,8/35 ZM

 昨年に引き続き、サンライズ瀬戸に乗車して高松に.昨年の旅行が天気に恵まれなかったので改めての旅行だったのですが、今年も金比羅山を訪れたときには天気が崩れており、やや残念でした.
 倉敷には初めて行きましたが、景観の良さに加えて昼食に入った店で食べたままかりづくし料理も美味しかったのも印象に残っています.

6月:銚子

銚子電鉄 仲ノ町駅. – Spherical Image – RICOH THETA

RICOH THETA SC

 銚子はイワシ目当てでシーズンの時期に毎年訪れています.
 旅行直前にRICOH THETA SCを購入しましたので、360度写真を何枚か撮ってきました.

6月:箱根

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FUJIFILM X100F

 ロマンスカーLSEが引退するというので、モケットシートの感触を味わっておこうと思い、箱根まで出かけてきました.
 モケットの感触はいいのですが、座面がやや硬く感じられ、帰りに乗った最新のロマンスカーであるGSEと比べるとさすがに世代差を感じました.

9月:秋田・青森・三陸

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FUJIFILM X-Pro2 + CarlZeiss C Biogon T* 2,8/35 ZM

 遅めの夏休みを取って、車で東北を巡ってきました.
 車で移動することを前提としてスケジュールを組んだので、ちょっと遠回りになってもドライブして楽しい道路を選ぶという方針で回ってきたのですが、移動メインで観光がやや少なめになってしまったのが反省点でした.

12月:大洗

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FUJIFILM X-Pro2 + CarlZeiss C Biogon T* 4,5/21 ZM

 年末恒例ともいえるあんこう鍋を食べに.例年だといわきに行っていたのですが、店の都合で今年は大洗に.
 大洗は以前にもあんこう鍋を食べに行ったことがあるのですが、店が違うと調理法なども違い、味わいもまた違ってきますね.

 さて、来年はもう少し積極的に遠出したいものです.

2018/12/28

2018年を振り返る – 音楽や映画など篇

Category: 日記・雑記,映画,音楽 — Annexia @ 23:59

 今年1年を振り返る、恒例の記事.
 音楽や映画などについて.

■音楽
 昨年も同様のことを書きましたが、年々新しいものを聴かなくなり、これでいいのだろうかという気にはなっています.
 映画のところでも触れますが、映画のサントラで「シェイプ・オブ・ウォーター」と「ボヘミアン・ラプソディ」のサントラはよかったですね.

■映画
 今年観に行った映画は、
 『キングスマン ゴールデン・サークル』
 『15時17分、パリ行き』
 『シェイプ・オブ・ウォーター』
 『パシフィック・リム:アップライジング』
 『レディ・プレイヤー1』
 製作50周年記念『2001年宇宙の旅』70mm版特別上映
 IMAX版 2001年宇宙の旅
 『ボヘミアン・ラプソディ』

 どれが一番よかった、と順番をつけるのが難しいほど気に入った映画がいくつもありました.

 『シェイプ・オブ・ウォーター』は1950年代、ミッドセンチュリーの情景が素晴らしいのと、異種な生物との言葉を用いない(必要性を感じさせない)コミュニケーションという設定が他の映画にはない、奥深さを感じさせられました.また、映画中で流れる音楽も1950年代の世界観を感じさせつつ、さらにたゆたう水の気だるい雰囲気も感じる曲調が気に入っています.

 『レディ・プレイヤー1』は、近未来という時代設定なのですが、世界観を形成するキーとなる登場人物が自分と同年代ということもあり、山ほど登場するキャラクタやゲームなどに思い入れを感じさせられる部分がそこかしこにありました.

 『ボヘミアン・ラプソディ』は11月上旬から公開されましたが、年を越しても上映が続くほどに人気が続いていますし、それだけの価値のある映画だと思います.いくつもの面でマイノリティな存在であるフレディの内面をしっかりと描いているわけなのですが、こういう映画が作れるようになったのは良きにせよ悪きにせよ、今のご時世を象徴している部分があるのではないかと思います.

 そして、『2001年宇宙の旅』.公開自体は1968年、つまり50年前の映画なのですが、それを記念して70mmフィルムでの特別上映が開催され、映画館でもIMAXでの上映がされるなど、50年を過ぎてもこれだけ高い評価をされる映画はとても稀有な存在であると思います.