新しい食器がほしくなり、Iittara(イッタラ)のTeemaというシリーズのミニサービングセットを購入しました.
RICOH GR
小皿3枚なのにずいぶんと大きな箱に入って送られてきたと思ったら、横並びに3枚入っているパッケージングでした.○、△、□で1セットです.寸法が同じくらいなので、各形状ごとに入る容量がかなり違います.単純計算でも△は□の半分です(実際には△のサイズは小さいのでさらに少ないですが).
RICOH GR
自分が購入した、scopeでは、ホワイトとこのセラドングリーンの2色がありましたが、セラドングリーンは自分が購入したものが最後だったようで、品切れになってしまいました.
本当は以前に在庫のあった、サイズごとに色が異なるセットが良かったのですが、入荷の予定はないようです.
FUJIFILM X-T1 + XF60mm F2.4 R
△に無印良品のブールドネージュを.ちょっとしたおやつを入れたり、晩ご飯の小鉢として活躍してくれそうです.
文明堂から3月3日に「おやつカステラ」なる、二切れ入りのカステラが発売になるということを知ったので、そういえば最寄り駅に文明堂があったなと思って様子見に行ったところ、2月末の段階でなぜかすでに売られていたので試しに買ってきました.
文明堂は暖簾分けで複数の「文明堂」がありますが、今回のおやつカステラを売っているのは「文明堂東京」です.
FUJIFILM X100T
FUJIFILM X100T
FUJIFILM X100T
パッケージがかわいらしいです.ずっと昔、CMで使われていたクマをキャラクタとして起用しています.
側面にはCMの「カステラ1番、電話は2番、3時のおやつは文明堂」をイラスト化し、反対側の側面には「たまごとはちみつコクのあるおやつ」の文字が.
FUJIFILM X100T
期待を裏切らない美味しさ.底面の紙を剥がすのを少しミスしたのが心がかり.
カステラってお土産や贈答品でもらったりはしますが、あんまり個人で買った記憶がないです.こうやって気軽に食べきれるパッケージで売られていると、ちょくちょく買ってみようかなって気分になります.
FUJIFILM X-T1 + XF60mm F2.4 R
X100Tのシャッターボタンにはネジ穴が切ってあり、ケーブルレリーズやアクセサリとしてボタンがつけられるようになっています.が、RX1のときに使っていたものも含め、いくつか試すもイマイチしっくりとくるものがありませんでした.シャッターボタン自体が小さいので、小さめのボタンのほうがよさそうです.
ということで、マップカメラに出かけて、オリジナルパーツである「クライネ」の艶消しシルバーを買ってきました.
FUJIFILM X-T1 + XF60mm F2.4 R
FUJIFILM X-T1 + XF60mm F2.4 R
色合いもサイズもまるであつらえたかのようにぴったりです.「クライネ」自体はライカMシリーズ向けに設計されていると思われるので、X100TのシャッターボタンもライカMと同じ直径をしているということなのでしょう.
シャッターを切ったときの感触も、大きめのボタンを付けていたときとは段違いに押しやすいです.
FUJIFILM X100T
F2.8 ISO200 1/1500秒 ASTIA
天気が良かったので、そのまま歩いて新宿御苑に向かい、散策してきました.
梅や寒桜がほころび始めており、春が近いことを感じさせられます.
FUJIFILM X100T
F8 ISO200 1/290秒 Classic Chrome
このプラタナスの並木はいつ訪れても雰囲気があっていいですね.
購入以来、お気に入りで日々持ち歩いているX100T.しかし手頃なケースが見つかりません.純正で革ケースが売られてはいますが、いわゆる「速射ケース」と呼ばれるたぐいのカバーの下半分を付けたまま撮影するタイプのものは撮影時に指に違和感があって好きではないのです.無印良品のポーチを買ってみたりしたものの、クッション性が皆無のためイマイチでした.
やはりここはカメラ用のケースにするべきか、ということでARTISAN&ARTISTのACAM-75というインナーケース的なるカメラポーチを購入しました.
FUJIFILM X100T
紙袋を折りたたんだような形状をしており、ゴムバンドで留める構造になっています.
FUJIFILM X100T
口の部分は折りたたみを考慮してか、手前と奥でサイズが異なっています.
外側が黒の製品は中は赤、外側が赤の製品は中が黒になっています.他にカーキ、ベージュ、グレーがあり、一回り大きな製品もあります.
素材は外側が綿、内側がポリエステル製です.
RICOH GR
フードをつけた状態のX100Tがぴったり収まるサイズです.
RICOH GR
X100Tを入れてゴムバンドを留めた状態.ゴムバンドなので内部に入れるものに応じてサイズが調整できます.
内部に入れるものによっても違いはあるかと思いますが、ころんとした形状で外側が滑らかな綿生地でできているので、ぽろっと落としやすいかもしれないと感じました.それから、ゴムバンドで留めるという方式上、開閉にはやや時間がかかります.
とはいえ、作りの良さはさすがARTISAN&ARTISTの製品です.X100Tにぴったりでもあるので、これからも活用されていくことでしょう.
X100Tを購入してから約1週間.まだ本格的な撮影には持ち出せていないですが、感覚をつかむためにもろもろ撮影をしての印象など.
FUJIFILM X100T
F5.6 1/60秒 ISO2500 ASTIA
新宿でX100Tを購入し、とりあえず夕飯でもと入った「ボンベイ」で撮影.
X-T1で富士フイルムのカメラには慣れているとはいえ、フィルムシミュレーションの切替や色調の調整を簡単に行っただけで撮ったものですが、モニタを見てその色調の良さにさすが富士フイルムのカメラだと思いました.
FUJIFILM X100T
F4 1/60秒 ISO1000 ASTIA
カメラを購入した、マップカメラの1Fは時計売り場となっており、そのショーウィンドウを撮影.ガラス越しですが雰囲気良く撮れています.ショーウィンドウと背後の店内など、異なる光源のある状況でも期待通りの色合いになってくれます.
FUJIFILM X100T
F2 1/60秒 ISO2500 ASTIA
F2絞り開放で撮影.F4でも撮りましたが、比べるとF2のゆるさが際立ちます.建築物だときりっとシャープに撮れているほうがやはりいいのですが、この柔らかな照明にはF2のややふんわりとした雰囲気がよくあっているように感じました.
FUJIFILM X100T
F2 1/40秒 ISO6400 ASTIA
これもF2絞り開放で撮影.被写体的にはふんわりとした雰囲気はいらないの少し絞って撮りたかったのですが、F2開放でもISO6400で1/40秒なので手持ちでは限界でした.
NRとシャープネスをそれぞれ-1設定にして弱めにしかかけていないので、等倍で見ると煙や金属の光沢部分にノイズがのっていますが、許容範囲です.
FUJIFILM X100T
F4 1/56秒 ISO6400 ASTIA
歪み補正などを後処理で行っているかどうかはわかりませんが、建物を撮るのにも困らない程度には歪曲を感じません.
FUJIFILM X100T
F2 1/100秒 ISO320 ASTIA
FUJIFILM X100T
F2.8 1/100秒 ISO640 ASTIA
FUJIFILM X100T
F4 1/100秒 ISO1250 ASTIA
上から順にF2、F2.8、F4.近接域では絞り開放で「ふんわり」というレベルではないほどの収差が出ます.こうした印刷物のようなはっきりしたものを撮るとなおさら強調されます.
FUJIFILM X100T
F4 1/100秒 ISO1000 ASTIA
近接域で安定した画質を得るにはF4まで絞るのがよさそうです.
しかしながら、食べ物のような柔らかさを感じさせるものを撮るには1段絞ってF2.8くらいのほうが暖かさや雰囲気が出て好みです.
FUJIFILM X100T
F2 1/105秒 ISO400 ASTIA
F2で撮ることで苺の種の凹凸も感じられないほどにふわっと仕上がるのが、濃厚なタルトにあっている感じがしました.
FUJIFILM X100T
F5.6 1/4秒 ISO400 Velvia NDフィルタ
16:9モードで撮影.
人の流れをぶらしたいので1/4秒の低速シャッターで撮影しつつも、絞りはF5.6のままで.通常であれば露出オーバーですが、X100Tには3段のNDフィルタが内蔵されているので、手軽に低速シャッターが使えます.
また、絞りとシャッター速度を手動設定したのでマニュアル露出扱いではあるのですが、ISO感度をオートに設定してある場合にはISO感度を自動調節して適正露出にセットしてくれます.自分は大半の撮影は絞り優先オートで撮影しますが、今回のような動感を出したくてなおかつ絞りも手動で調節したい場合には重宝する機能です.
まとめます.
35mmという扱いやすい画角、F2という明るいレンズという組み合わせはオールマイティといえますが、そこに加えて絞り開放の癖のある画質が難しくもあり、面白くもある特性を感じます.同じ35mm F2(こちらはフルサイズですが)であるRX1の場合は絞り開放から画質のゆるさはほとんど感じられず、絞りはピントの合っている領域やボケ量を調節するもの、という感じです.初代のX100のころからレンズの基本的な設定は変わっていないようですが、ここまで癖のあるレンズを使い続けているのは設計者の意図やポリシーのようなものを感じます.
センサーはX-T1と同じX-Trans CMOS IIの1,600万画素で、高感度特性なども同じように感じました.どちらもISO6400を上限にセットして使っています.
画質面ではまったく不満がないのですが、ちょっと気になったのが操作や画面周りなどのユーザインターフェース.X-T1とX100Tでは開発部門が異なるのか、結構な違いを感じます.例えばフィルムシミュレーションではX-T1では単にシミュレーションのフィルム名が表示されるだけですが、X100Tの場合は「ASTIA/ソフト 落ち着いた発色とソフトな階調でしっとりとした表現に適します」などと説明文まで表示されます.このあたりの操作性はレンズ固定式/交換式を問わずに統一してもらいたいものです.