2014/01/29
d47食堂で仙台定食をいただいてきました.
RICOH GR
牡蠣ご飯は牡蠣の出汁がきいています.汁物は「はっと汁」という、小麦粉をこねた「はっと」の入った醤油味のもの.野菜は仙台芭蕉菜と松島白菜の漬物.そして煮物は油麩と野菜の煮物.
牡蠣はわかりますが、他のものは馴染みのないものが多いですね.仙台芭蕉菜は見た目からは想像できないほど甘味がありました.なにもつけずにそのままで十分おいしく食べられます.油麩は存在は知っていましたが食べたのはこれが初めて.普通のお麩よりももっちりとした食感で煮物の汁を吸っても煮崩れしない固さがあります.
右の白い容器に入っているのは濁り酒.アルコールはそれほど飲めないのですが、濁り酒らしくやや甘味があり、飲みやすかったです.とはいえ、やはり飲んだらちょっとくらっとしてしまいましたが.
ごちそうさまでした.
2014/01/28
「フィルム一眼レフライクなデザインのミラーレス「FUJIFILM X-T1」」
富士フイルムからセンサーサイズがAPS-Cのミラーレスの新型カメラ「X-T1」が発表になりました.富士フイルム創業80周年記念モデルということで、フラッグシップ機という位置づけになるそうです.従来、フラッグシップ機はX-Pro1という機種だったと思うのですが、X-T1との関係はどうなるのか、今後はPro2が出るのかどうか興味深いところでもあります.
最大の特徴は、タイムラグを従来機の1/10以下に抑え、サイズも大型化された液晶ファインダ.従来モデルの液晶ファインダはどうしてもタイムラグがあって、光学ファインダに比べてパンしたときの遅延なんかが気持ち悪かったのですが、これで違和感のないファインダになったのかもしれないのでちょっと期待しています.
富士フイルムのXマウントレンズに対応した、XシリーズカメラはこのX-T1の他にX-Pro1、X-E1/2、X-M1、X-A1とありますが、シャッターダイアルや露出補正ダイアルを搭載しアナログ系の操作感を重視したクラシカルな形状をしているのが特徴です.また、レンズも画質を重視した単焦点の高性能なレンズがそろっており、なかなかに魅力的です.
手持ちのレンズ資産を考えれば、ニコンDfあたりを次に狙うのが妥当なところではあるのですが、最近はGRやRX1のようなコンパクトで高画質なカメラばかり使っているので、ボディとレンズを合わせて1kgをゆうに超えるカメラを持ち出す気力が低下しているのが実情です.なのでレンズ資産とかをとりあえず考えずに、サイズや画質などのバランスから他メーカーも検討するのもよいのかもしれません.
2014/01/26
SONY DSC-RX1
F5.6 1/80秒 ISO1600
RICOH GR
F4 1/40秒 ISO2200 35mmクロップ
先日RX1の記事でのせた写真と、GRの記事でのせた写真が、たまたま同じものを撮った写真(撮った日時は違いますが)なので、比較してみたのですが、改めてRX1の画質ってすごいなと感じました.
露出も違うので簡単に比較はできませんが、RX1の写真のほうがこってりとした深い色合いがあります.両方ともJPEGで撮った写真ですが、調整の自由度というか露出などをいじったときの粘りがRX1のほうがあるようにも感じました.RX1は露出を間違えて-0.7補正で撮影し、GRは食べ物撮り用モード(自分でそういうモードを設定しているのです)で+0.3補正で撮っているのですが、それを差し引いても違いは大きい気がします.
もう少しGRの設定を煮詰めていきたいところです.
2014/01/25
自宅用のコーヒー豆が残り少なくなったので、買い物がてら堀口珈琲でお茶をしてきました.
RICOH GR
いただいたのはベリータルトとブレンド#8.
ベリータルトはイチゴがたっぷり乗っていて相変わらずのおいしさ.
「黒ビールを思わせる」という説明のあるフレンチローストの苦味のある重ための#8の味わいがタルトによくあいます.
ごちそうさまでした.
2014/01/24
1984年1月24日に初代Macintoshが発表されてから30周年を迎えました.
Appleのサイトでもスペシャルページが用意されています.
年代ごとに象徴するMacと、Macユーザで革新的なことを行った人が取り上げられていますが、1980年代のMacの代数の少なさ(1985年のMacintosh XLはもともとはMacではなくLisaという名前で売られていたものをMac用に調整されて名前を付け直して売り直された)、そして「混乱期」などといわれる1990年代の機種の煩雑さ(1台しか取り上げられていませんが、当時はすでにMacユーザだったので数ヶ月おきに何台ものMacがまとめて発売されるのが記憶に残っているのです)、そして機種が集約された2000年代というのがわかります.
また「Your first Mac」という登録ができるようになっているので、自分も登録してきました.
自分が最初に買ったMacはCentris610.雑誌の新製品紹介でCD-ROMドライブ(当時は「キャディ」と呼ばれる専用のケースにセットしてからドライブに入れる方式でした)やフロッピードライブを横に並べて40cm四方のピザボックス筐体に収め、それとサイズのぴったり合った16インチのCRT、きわめつけはアジャスタブルキーボードと呼ばれる、キーボード中央からぱかっと2分割されるキーボードのかっこうよさにやられたのです.
ちょっと見に行くだけ、と思って近所のApple専門店に行ったところが、帰るときには注文をしていたという.しかもお値段は65万円!当時学生だった自分に即金で払える額ではないのでローンを組んだのはいうまでもありません.
もちろん、それまでMacに触ったことがなかったというわけではなく、学校や店頭などで触ってはいました.当時はバイト先でPC-9801上でMS-DOS(途中からWindows 3.1)を使っていたこともあって、コマンドライン操作のできない、マウスを使わないと操作できないMacはどうにも好きになれませんでした.グラフィカルユーザインタフェース(GUI)のせいで機能的に制限がかけられているような感じがして、箱庭的な窮屈さを感じたのです.いわゆる食わず嫌いのようなものでした.
しかしながら、実際に触ってみるとMS-DOSのようにメモリ環境をあれこれ苦労して設定する必要もなく、MS-DOSのコマンドラインでやっていたことの大半はマウスで簡単にできてしまうので、同じことをするのに楽だったらそっちを選ぶよねということでMacに手を出したのでした.
結局、Macにのめり込むようになった結果として今の職を得たようなところもあり、もはや切っても切れない関係になっている気がします.
クラウドの普及やApple自身の手によってPCからタブレットへ世の中の流れが変わっていくなど、あいかわらず変化の激しいコンピュータの世界ですが、果たして次の10年でどういう変化が起きているのか.興味深いところです.