・NEC PC-9801の繁栄
・DOS/Vによって一気に日本に参入してきたPC互換機
・CMでAT互換機と並べてPC-9801の性能をアピールしていたNEC
・ThinkPadやAptivaを擁して日本に本格参入してきたIBM
・NECのPC互換機への方針転換
・IBMがPC部門を中国企業レノボに売却
と、今までに起こってきた経緯を考えると今回のNECとレノボのPC事業の合弁は感慨深いものがあると同時にPCビジネスがもはやカネにならないというのは本当なのだな、とひしひしと感じます.
2004年にIBMがPC部門を売却したときの理由が、PCビジネスはIBMにとってそれほどうまみのあるビジネスではないからとかいうのには疑問を感じましたが、やはりIBMには先見の明があったのだなというのが今さらながら伝わってきます.
コストダウンの波にのまれて両社ともに厳しいビジネスが続いていることであろうと思われますが、ThinkPadなどのビジネス向けモデルは一定以上のクオリティを維持し続けて欲しいなと思います.