2017/12/26
FUJIFILM X70
ヤマハのBluetoothイヤホン「EPH-W53」を購入しました.
いままで純粋なBluetoothイヤホンというのは持っていなく、JVCのBluetoothレシーバに手持ちのイヤホンをつないで使用していました.用途としてはそれで十分ではあるのですが、レシーバを胸ポケットに入れておくと冬場はマフラーが邪魔をして引っかかってしまったり、カバンをたすき掛けにしていると誤ってレシーバのボタンが押されてしまうといったことがあったので、もっとシンプルなBluetooth専用のイヤホンを買おうと思ったのです.
選定にあたって検討した機種は、
・ヤマハ EPH-W53
・ソニー WF-1000X
・ソニー WI-1000X
の3つ.完全にケーブルのないWF-1000Xは魅力ですが、レビューなどを読むとやはり音が途切れることが多いそうで、またケーブルレスの影響でバッテリのスペースもなく連続再生時間が3時間というのがネックとなりました.WI-1000Xはバッテリ持続時間も長く、またノイズキャンセリングも優秀とのことでしたが高価であることとネックバンドはないほうがいいなと思ったので見送り.
EPH-W53については発売前とのことで情報も少なくやや不安ではあったのですが、自宅でもヤマハのオーディオを使っていて音質には満足しているのでまあハズレではなかろうということで予約を入れました.
FUJIFILM X70
明るめのチタン色の塗装にヤマハのロゴが入っています.
FUJIFILM X70
厚みが結構あるのはバッテリを内蔵しているため.音質を重視するために左右のイヤホン内部は同じパーツを入れており、バッテリも左右それぞれに内蔵されています.そのためか、バッテリ持続時間は7時間と長めです.
FUJIFILM X70
右側に突き出ているのが耳の中でイヤホンを安定させるためのスタビライザ.3つのサイズがあり、自分は一番小さなサイズを使っています.
FUJIFILM X70
3種のスタビライザと5つのイヤピースで耳にあうように調整をします.イヤピースは当初はMサイズを使っていたのですが、奥に入りすぎているようでスタビライザをSサイズにしても痛みがあったのでLサイズにしたところしっくりきました.
FUJIFILM X70
リモコンは3ボタン.ボリュームと曲送りを兼ねており、長押しで次の曲に飛びます.裏側にバッテリ充電用のmicroUSB端子があります.
音質ですが、やや明るめというか高音寄りのドンシャリで華のある音です.それまで使っていたソニーのMDR-EX800STと比較すると、EX800STがモニタ用途の製品ということもあってか派手さを感じます.またごくわずかですが反響音のようなものがあって小さめのホールで聴いているような感覚です.音が硬めでなおかつ高音部に少し癖のようなものがあり、ピアノの演奏で高音寄りの音程に若干の違和感というか、エレクトリックピアノのような雰囲気を感じます.
Bluetooth接続ということで音質の低下が気になりますが、iPhoneと接続する場合にはAAC接続されますので音質の低下は気になりません.また身体の向きを変えた時などに音切れが発生することがありますが、気にするほどのものではないでしょう.
試聴もせずに購入したのでやや不安でしたが、期待を裏切らない音質で満足です.
2017/12/17
FUJIFILM X100F
今年も残りわずかということで年の瀬らしく鍋物でも食べようとういことでいわきまであんこう鍋をつつきに行ってきました.昨年は予定がつかずに行けなかったので2年ぶりの訪問となります.
上野東京ラインが開業しても朝の時間帯の特急「ひたち」は上野始発だったので前回は上野から出発していましたが、ダイヤ改正で品川始発になりましたので品川から乗車します.都内西部に住んでいると上野まで出るのは面倒なのでこれは助かります.
FUJIFILM X100F
終点の2つ手前の泉駅で下車し、バスに乗り換えて小名浜に向かい「割烹一平」に.
FUJIFILM X100F
こちらの到着時間を伝えてありましたので、すでに鍋の準備が出来上がっていました.
FUJIFILM X100F
FUJIFILM X100F
鍋ができるのを待ちつつ、あんこうのとも酢とあん肝をいただきます.
いままでであればお造りも込みのコースを選んでいたのですが、あんこう鍋のボリュームが結構あるので締めの雑炊を残しがちということもあって、お造りは諦めることに.
FUJIFILM X100F
鍋が出来上がってきました.見るからに濃厚そうです.
FUJIFILM X100F
あんこうの白身や白菜などの野菜にあんこうの肝や味噌がよくあいます.締めの雑炊までなんとか完食しお腹いっぱいに.
FUJIFILM X100F
泉駅まで戻り、いわき経由で富岡に.10月に竜田から富岡までが開業し、現状としてはここ富岡が終着駅となります.
FUJIFILM X100F
富岡から先の線路は錆びていて踏切の線路は通過するダンプの土で埋もれていましたが、近い将来、この先にも再び列車が行き交うようになります.
FUJIFILM X100F
海辺のほうに歩いて行くと護岸工事をしているのか多くの重機がありました.また廃棄物の一時保管場所もあり、放射線量も駅よりも若干高めでした.
FUJIFILM X100F
駅の券売機.浪江まで線路が繋がって列車がまた走るようになったらいわきから仙台まで乗車してみたいです.
FUJIFILM X100F
富岡からいわきに向かう列車はかつての特急「ひたち」に使用されていた651系でした.まだいわき-富岡間は本数が少ないこともあって、夕方の時間帯は乗車率高めでした.
2017/12/15
『ガールズ&パンツァー 最終章』第1話を観てきました.
最終章は全6話で構成されており、1話あたりの上映時間は50分弱なので映画館で上映するものとしてはやや短めです.
観に行ったのは映画館は立川シネマシティ.ガルパンを観るのなら多少遠くとも足を延ばす価値のある映画館です.
FUJIFILM X70
上映前にシネマカフェで裏メニューである「アンツィオ」を.アンツィオ高校の校旗そっくりのピザです.
そこかしこに同じようにガルパンを観にきたかたがおり、今回の映画に関係のあるらしい裏メニューの「クリームソーダ」や「例の飲み物」(そういう名前のメニューなのです)を注文していました.
(まだ上映が始まったばかりでもありますし、ネタバレを望まない方はここから下はご遠慮ください)
(more…)
2017/12/03
FUJIFILM X100F
世田谷区郷土資料館で開催していた『地図でみる世田谷』展を見に行ってきました.
FUJIFILM X100F
10月下旬から開催されており、12月3日までということで終了1日前の訪問となりました.無料展示だし閉会間際だから混雑しているのかなと思いきや、空いていたのでじっくりと資料を見ることができました.
1909年の陸地測距部(国土地理院の前身)による地図以降のものが紹介されていましたので、「東京時層地図」のほうが古い地図を見ることができます.とはいえ、1909年以降は東京時層地図よりも年代が細かく、さらに商工地図や観光地図など多種な地図が見れるのは興味を引きました.

自分がいちばん興味を惹いたのが、鉄道会社が発行した路線図を兼ねた地図.
これは「東京急行電鉄小田原線江ノ島線井ノ頭線沿線案内図」.東京急行電鉄とつくように、戦時中に東急が小田急などを統合した「大東急」時代のもの.戦時中らしく、軍事関連施設が明記されていません.
FUJIFILM X100F
展示内容をまとめた図録が売られていたので購入.200ページ以上もある大ボリュームでしかもPDF版を収めたCD-ROMと昭和12年発行の職業別明細図も付属.これで1,000円は破格値です.
2017/11/26
新潟から会津若松まで「SLばんえつ物語」に乗車してきました.
FUJIFILM X-Pro2 + XF14mm F2.8 R
ASTIA
まずは新潟まで新幹線で移動.SLばんえつ物語は9:30に新潟駅を出発するので、朝7時の新幹線で東京駅を出ないと間に合いません.朝4時に起きて身支度して5時過ぎに自宅を出なくてはならないので、なかなかに大変です.
FUJIFILM X-Pro2 + XF14mm F2.8 R
Classic Chrome
指定席だけ押さえていたので乗車券を新潟で買い、ちょっと買い物をしたのちにホームに降りたら、すでに入線していました.さすがに撮影するかたが多く、人気ぶりを感じさせられました.
FUJIFILM X-Pro2 + XF14mm F2.8 R
Classic Chrome
配管の美しさなど、SLならではの機能美を感じさせます.
FUJIFILM X-Pro2 + XF14mm F2.8 R
ACROS
このC57 180は昭和21年8月に三菱重工三原製作所にて製造され、新潟機関区に配置され、その後新津機関区に配置.1969年に廃車になったのちは新潟市内の小学校に静態保存され、1999年に復活という、新潟にゆかりのある機関車です.
4月から11月の土日祝日に1往復のみ運転され、沿線での人気も高いらしく列車に手を振る人たちがたくさんいます.

FUJIFILM X-Pro2 + XF14mm F2.8 R
Classic Chrome
FUJIFILM X-Pro2 + XF14mm F2.8 R
Classic Chrome
FUJIFILM X-Pro2 + XF14mm F2.8 R
Classic Chrome
FUJIFILM X-Pro2 + XF14mm F2.8 R
Classic Chrome
今回乗車したのはグリーン車.長時間でしたがゆったりとしていてくつろぐことができました.
最後尾には展望席が用意されています.
FUJIFILM X-Pro2 + XF14mm F2.8 R
ACROS
客車のエンブレムなどには現地に生息している「オコジョ」のイラストがあしらわれており、グリーン車の天井のデコレーションにもオコジョがいたりします.
FUJIFILM X-Pro2 + XF14mm F2.8 R
ACROS
FUJIFILM X-Pro2 + XF14mm F2.8 R
ACROS
途中の津川駅では点検や給水のため、しばらく停車します.
FUJIFILM X-Pro2 + XF14mm F2.8 R
ACROS
ここで7tの水を補給.新潟-会津若松間、約125kmで石炭3tと水20tを使うそうです.
FUJIFILM X-Pro2 + XF14mm F2.8 R
ACROS
上部から見ると、大量に積み込まれた石炭が見えます.
FUJIFILM X-Pro2 + XF14mm F2.8 R
Classic Chrome
新潟を出発してから約4時間、会津若松駅に到着.約2時間後には新潟に向けて出発するため、乗客を降ろすと点検のため早々に車庫に入ります.お疲れ様でした.
FUJIFILM X70
ASTIA
FUJIFILM X-Pro2 + XF14mm F2.8 R
Classic Chrome
会津若松に着いたら、いつものようにソースカツ丼をいただき、飯盛山にあるさざえ堂を訪問してきました.
ちょっと時間が遅いこともあって、照明のなく薄暗いさざえ堂内部はさらに真っ暗に近い状態に……
郡山まで移動し、新幹線に乗り換えて帰宅しました.朝も早く慌ただしい日帰り旅行でしたが、以前より増えたとはいえ希少な存在であるSLに乗れるのは貴重な体験でした.