2016/09/11
遅い夏休みを利用して、熊野三山と高野山に旅行に行ってきました.
FUJIFILM X100T
今回の移動手段はロードスター.昨年ほどではないですが、そこそこの長距離移動です.
前日に静岡の実家に宿泊し、まずは愛知県の渥美半島の先端にある伊良湖岬からフェリーに乗船して三重県の鳥羽に移動.台風の予報が出ていて天候的に不安でしたが、この段階ではまだ晴天で台風の兆しは感じられませんでした.
FUJIFILM X100T
伊良湖-鳥羽間を車を乗せてフェリー移動するのはRX-8以来2度目です.
フェリーの自動車料金は全長に応じて値段が変化するのですが、NDロードスターは4mを切っているのでRX-8と比べて1,000円ほど安くなっています.
FUJIFILM X100T
乗船.3列に車は並んで入るのですが、中心に重量と幅のある観光バスを、両側に左右順番に乗用車が並びます.出発する時は中央の観光バスがまずは出発し、左右順番に乗用車が続きます.左右の重量バランスをとっているのでしょうか.
FUJIFILM X100T
鳥羽を出発して、伊勢自動車道から紀勢自動車道に入り、まずは熊野速玉大社に.
紀勢自動車道は未成中のようで、途中で海沿いの国道42号線を走りましたが、徐々に海が荒れて天候がどんよりとしてきました.熊野速玉大社に着く少し前には雨も降り始めたものの、参拝中はなんとか小雨でしのぐことができました.
FUJIFILM X100T
熊野速玉大社の境内.周囲の山に霧が立ち込めており、厳かな雰囲気を感じます.天気が悪いのも案外いいものであったりします.
ちょうど観光バスの一行様と鉢合わせしてしまい、参拝しようにも建物内に一行様がいるので、まるでその人たちに参拝しているかのようになってしまうので、境内をうろうろとしていました.
FUJIFILM X100T
手持ちの御朱印帳がそろそろ使い切りそうだったので、今回の旅行の分として熊野速玉大社で新しい御朱印帳を購入.
世界遺産記念の杉でできた御朱印帳です.この御朱印帳の存在は知っていたのですが、中身まで杉でできているとは知りませんでした.
FUJIFILM X100T
参拝も済ませ、宿泊先に.南紀勝浦の湯快リゾート越之湯に.
那智勝浦新宮道路で移動中に凄まじい豪雨にあい、しかもカーナビの地図が古くて降りる場所を超えてしまい、やや遠回りに.豪雨で周囲の状況把握もしづらく、鯨漁で有名な太地町を通る時に「落合博満野球記念館」なんて案内板があったりして、なかなか奇妙な感覚でした.
宿泊先をカーナビで指定したところ、路地のようなところに案内されて、こんなところに宿はないだろ…… と思ったら小さなトンネルがあって、その先がちょっとだけ開けていて宿泊先がある、という奇妙な立地でした.正面は海(漁港)、背面は山、宿泊先に通じる道路はトンネルという、台風襲来時に泊まるにはややスリリングな環境.とはいえ雨は強かったものの、風はそれほどでもなく、快適にすごせました.
(その2につづく)
2016/09/03
「ミラーレスデジタルカメラ用交換レンズの希望小売価格設定と出荷価格の一部改定について」
富士フイルムXマウントの一部レンズの値上げが発表になり、また同時に従来のオープン価格を改めて希望校売り価格が設定されました.
価格表を見ると、10-20%の値上げとはいえ、結構高めの値段という印象を受けます.実際にはこの価格より販売店の値引きが入るのでしょうけど.
値上げになるのは以下の8本のレンズですが……
・XF14mm F2.8 R → 所有
・XF18mm F2 R → X70とかぶるので買う予定なし
・XF23mm F1.4 R → かつて所有し、売却済み
・XF27mm F2.8 → 所有
・XF35mm F1.4 R → 所有
・XF60mm F2.4 R → 所有
・XF18-55mm F2.8-4 R LM OIS → 所有
・XF55-200mm F3.5-4.8 R LM OIS → 購入予定なし
といった感じなので、駆け込みで買う必要もないですね.
Xマウントレンズは途中からやや高めの値付けになっていたので、それ以前の安めの値付けのレンズを高いほうにあわせた感じでしょうか.
自分が好む焦点域のレンズはだいたい買ってしまったので、これ以上追加で買うとしたらなにか特色のあるレンズがいいなと思います.魚眼であるとか、パンケーキ(絞りリング付き)とか.富士フイルムからアンケートの依頼がきたときにもパンケーキレンズを希望する旨を書いたのですが、叶えられるといいのですが.とはいえ、XF35mm F2も細身であるものの長さはそこそこあったので、あんまり富士としてはパンケーキレンズには興味がないのかもしれません.
2016/08/11
Apple iPhone SE
立川で「シン・ゴジラ」の極爆こと、極上爆音上映を観てきました.
これでシン・ゴジラを観るのは4回目になります(過去3回はすべてIMAX).
極爆の名に恥じない重低音で、ゴジラが歩くたび、そして尻尾が地面に叩きつけられるたびに振動といっていいほどの低音が響き渡ります.逆にそれが影響しているのか、IMAX上映のものに比べてややセリフが聞きづらいようにも感じられました.
今日は祝日、なおかつお盆休みシーズンということもあり、極爆上映回は売り切れ.その爆音を、そして映画の舞台(のひとつ)でもある立川という場所柄か、熱心なファンが来ているようで上映終了後には拍手が起きました.自分も拍手しました.
(ここから下はネタバレを含む感想です)
(more…)
2016/08/07
FUJIFILM X70
日帰りで静岡まで行ってきました.
今回はコスト抑えめな感じの旅行にしようということで、青春18きっぷを購入.新宿から湘南新宿ラインと東海道線を往復の足として使いました.
Apple iPhone SE
8時に新宿を出て静岡に着いたのは昼少し前.とりあえずお昼でもと思い、セノバに入っているさわやかに.ところがすでに行列ができていて、1時間から1時間半ほど待つことになるとのこと.
とりあえず名前だけ書いて駅前の静岡市美術館に行って『エッシャーの世界』展を見に行ってきました.エッシャーといえば、いわゆる「だまし絵」が有名で、多くの有名な作品が展示されていました.が、その他の作品も魅力的なものが多かったです.エッシャーはイタリアに住んでいたときにはその美しい風景をモチーフにした作品を多く発表していたのですが、その後スイスやオランダに移住して風景をつまらなく感じるようになった結果、風景よりも内なる世界を描こうとして一連のだまし絵を描くようになったそうです.
FUJIFILM X70
エッシャー展を1時間ほどかけて観たのちに再びセノバに戻り、さわやかのハンバーグを.
やはり美味しいですね.ハンバーガーやカレーもすごく気になったのですが、たまにしか食べられないとメジャーなメニューを選んでしまいます.
FUJIFILM X70
ジャックノザワヤでシャツを作り(これが今回のメインの目的)、帰りの時間まで1時間近くあったのでマリアサンクに立ち寄って桃のショートケーキとライムとレモングラスのスパークリングティーをいただいてきました.やはりこの時期は桃のメニューがあったらはずせません.
帰りも3時間半ほどかけて新宿まで戻り、青春18きっぷを金券屋に売って帰宅しました.残り4回、どこかに出かける予定もないですし、今だったらお盆前なので高値で買い取られるので手放すことにしたというわけです.
2016/07/30
映画『シン・ゴジラ』を見てきました.
昨日7月29日が封切り日で、見た人たちがTwitterで絶賛しているのを目にして、興味を持って見に行ってきたというわけです.
土曜日の21時近くの上映という時間でしたが、かなりの席が埋まっているように見えました.
ストーリーは、海から上陸して襲ってくるゴジラに人類がどう立ち向かうか、という初代や1984年版と同じ流れです.
しかしながら、今回は総監督が庵野秀明であり、随所にエヴァンゲリオンらしさが散りばめられ(曲もエヴァンゲリオンと同じ鷺巣詩郎)、凝った構図と極限までのリアリティの追求により映像と世界観に引きずり込まれます.
人によって興味を引く点はそれぞれでしょうし、マニアックに作り込まれた映像には見るたびに新たな発見がありそうですが、花形ともいえる戦闘シーンと同じく目を引いたのが会議シーン.面倒な手続きの多さとそれによる決断の遅さ、そして各省庁の縄張り争いと不利になると手のひらを返すように押し付けあう.見終えた後で、果たして我が国の政府は実際のところどうなのだろうかと少し考えてしまうほどに、良くも悪くもリアルです.
自分はあんまり映画は行かないほうですが、上映後に拍手が起きたのは初めてです.自分も拍手しました.よくぞここまで作ったものだと感嘆します.オススメです.