自宅ではケーブルテレビのインターネット契約を使用しているのですが、1日前くらいから急に動作が不安定になってしまいました.
通信自体は切れることもなく速度も80Mbps程度は出ているのですが、反応が遅いのです.具体的にいうと、リンクをクリックしたり、Twitterの画像を表示させたりする時に数秒の待ちが発生します.
自宅の通信環境はバッファローの有線LANルータにAppleのAirMac Expressを接続して無線LANネットワークを構築しています.バッファローは2011年、AirMac Expressは2012年の製品なので10年近く使ったことになります.コンピュータの世界で10年前はもはやレガシーの領域なので無理して使い続けるようなものではありません.まだなんとか通信ができているうちに新しいものを調達することにしました.
FUJIFILM X100V
購入したのはNECのAterm WX3000HP.
購入にあたって検討したのは、
・Wi-Fi 6に対応していること
・あんまり刺々しい(アンテナが目立つ)ようなデザインではないこと
くらいでしょうか.NECのネットワーク製品は自分がいくつか触ってきた製品の範囲内では安定して動いているので信頼性重視で選びました.
FUJIFILM X100V
現状のAtermシリーズでは上から2番目の機種です.ちなみにWi-Fi 6に対応した製品がNECはまだ2種類しか出ていません.Wi-Fi 6規格ができてからそこそこの月日が経過していますが、NEC的にはまだ従来のWi-Fi 5で十分と考えているのでしょうか.
いままで触ってきたAtremシリーズの製品と比べて、けっこうずっしりとした重みを感じます.
接続はいたって簡単.ケーブルテレビのケーブルモデムと接続して電源を入れ(このとき、マニュアルではケーブルモデムの電源も入れ直すようあったのでそちらもいったん電源オフ)、設定画面にログインしたらすでに接続完了していました.SSIDの名前変更やLAN周りの細かな設定変更をし、ファームウェアアップデートをかければふつうに使えるようになりました.
つまづいた点をあげるのならば、WPA3にするとWPS接続不可になることくらいでしょうか.
肝心の速度ですが、いままで下り80Mbps程度であったのが、昼の時間帯で270Mbps、夜でも180Mbpsくらい出るようになりました.それにもまして、クリックしてからのレスポンスの速さが全然違います.
自宅作業も多く、自宅内にこもっているあいだもインターネットに接続していることは多々あるわけで、いわば生活インフラのような部分で快適になるのはやはり重要ですね.