2010/11/25
GR DIGITAL III
フジモトマサル氏の3年ぶりの新刊である「終電車ならとっくに行ってしまった」が発売されたので、昼休みに会社を抜け出して青山ブックセンターにて購入してきました.新刊本のなかでもひときわ高く積まれていたのは、発売日だからか、店員のイチオシだからでしょうか.
氏の著作物はどれも装丁のすばらしさに魅了されるのですが、今回もなかなかです.ブルーグレイの重厚な下地に明朝体で落ち着いた感じでの書名.その重厚な下地の部分に漫画があしらわれているあたりが内容を上手に伝えています.カバーを外したハードカバーの上質な手触りもいいですね.普段は電子書籍がもっと普及すればいいのにと思っている自分ですが、本当に気に入った書籍はこうした丁寧な装丁のハードカバーで物理的に所有したいものです.
内容は4ページのエッセイとそれにまつわる2ページの漫画で1話.漫画の主人公は人間ではなくナマケモノ.エッセイと漫画は話が繋がっているわけではなく、ひとつの話題を別の視点から捉えて描かれているような感じですね.エッセイを読んだ後に漫画を見て、そうきたかと思わせられることしばし.オススメです.
GR DIGITAL III
新しいコーヒーメーカーを購入しました.bodum(ボダム)のフレンチプレスコーヒーメーカー「KENYA」500mlです.
自宅でコーヒーをいれるときにはネルドリップを使っていました.が、どこかから入手したまま放置していたbodumの350mlのフレンチプレスコーヒーメーカーを試しに使ってみたところ、濃厚でネルドリップとはまた違うコーヒーの新たな世界に開眼してしまったので、だったらもっと容量の大きなものが欲しいと思って500mlバージョンを入手したというわけです.
bodum社のフレンチプレスコーヒーメーカーには今回購入したKENYAの他にもいくつか種類がありますが、機構的にはどれも同じで使われているパーツの違い(プラスティックやステンレス)やそのまま持ち運びできる構造になっているかというようなところでバリエーションがあります.KENYAはもっとも低価格のスタンダードな製品です.ちなみにどれも中国製です.
GR DIGITAL III
ガラス製の容器の周囲をプラスティックのカバーが囲っている構造です.プラスティックカバーや内部のフィルタなどはすべて分解できる構造になっており.もし壊れても補修部品扱いでbodumのWebからパーツを購入することができます.
最初に洗浄しようと思って分解してガラスパーツだけにしたところ、見た目はまんまビーカーといった雰囲気でした.
作り方はいたって簡単で、
1. 粗挽きのコーヒー豆を用意する
2. 付属のスプーンですりきり4杯の豆を入れる
3. お湯を注いで軽くかき混ぜた後にフタをして蒸らす.フタはまだ押し下げない
4. 4分後にフタを押し下げてカップに注いでいただく
カップに注いだ時点でネルドリップとは異なる、濃厚さを感じます.ネルやペーパーフィルタを使うとフィルタでカットされてしまう、豆の油分などがそのまま残されているのです.
私は気分に応じて、あっさりめのコーヒーが飲みたいときはネルドリップ、濃厚なコーヒーが飲みたいときはフレンチプレス、といった感じで使い分けています.
iPadやiPhoneなどのiOSマシン、そして最近ではMacBook AirなどでもFLASHを標準でインストールしないなど、AppleのFLASH離れが続いています.
iPadはWebブラウジングに優れたマシンなのでFLASHが見れないのは厄介な問題だったのですが、最近は徐々にFLASHがなくても見れるページが増えてきたような気がします.そこでかつてはFLASHで重たいページばかりであった各自動車メーカーのFLASH非対応ページの状況を調べてみました.
調査方法:iPadのSafariでGoogle検索して各社のページを表示し、任意の自動車のページをチェック
■トップページ、各車紹介ページも含めてFLASHがなくても閲覧可能
・トヨタ
・日産
■トップページはFLASHがなくても見られるが、各車紹介ページは要FLASH
・ホンダ
・マツダ
・スズキ
・ダイハツ
■トップページも要FLASH
・スバル
・三菱自動車
・ミツオカ
なんとなくシェアに比例して対応状況に差が付いているような感じでしょうか.ホンダはCR-Zあたりは要FLASHでしたがフィットはFLASHなしでも見れたので最近の車種から徐々に対応している感じなのかもしれません.
というよりも、ここまでFLASH非対応ページが増えてきていることが驚きです.トヨタも日産もかつてはFLASH前提の重たいページしかなかったというのに.Andoroid OSなんかも2.2でのウリの一つにFLASH対応があげられていたりと、Apple以外のメーカーではFLASHのサポートは普通に続けられている状況であるにもかかわらず、こうしてFLASH非対応のページを作らせてしまうAppleの影響力には少し怖いものすら感じさせられます.